今日、クライミングの子供たちのイヴェント「アッコマンカップ」を行いました。
私が講師をさせていただいている「ビッグロック スポーツクライミング ジュニアスクール」と、私の友達の経営する「アラジン」のキッズスクールで企画したクライミングコンペです。そこにいつもビッグロックで練習している「フォーチュン クライミング」。「ポケット」のキッズスクールからも参加者を募り、16名の小学生・中学生で行いました。第1回なのでこじんまりとした大会ではあったのですが、多くの保護者やボランティアもかかわってくださり、よい雰囲気の中で盛り上がることが出来ました。また、賞品を提供してくださった「イヴォルブ ジャパン様」「ペツル(福原様)」「狩野様」。子供たちのためにアイスを差し入れてくれたボランティアのあつこさん。もちろん、定休日にも関わらず会場を提供してくださり、応援に駆けつけてくださった「ビッグロック」の親分と姉御。みんなに大感謝です。
私が子供たちに伝えたかったこと。それは、「今日、競い合うのは『敵』ではなく、お互いに励まし合う『仲間』」だと言うこと。そして、「挑む者は『競技相手』ではなく、『目の前に立ちはだかる壁』」だと言うことです。自分より優れている人をねたんだり羨んだりするのではなく、自分より登れない人を軽んじるのではなく、尊敬し励まし合って、自分も努力していってほしいと言う願いを込めて、この「アッコマンカップ」を行いました。それがうまく伝わったのか、結果的には、初めて顔を合わせた者同士も会話を交わし、声援を送ることが出来ていたのは、自分にとっては本当にうれしいことでした。
参加者同士、言葉を交わし、励まし合って課題に挑む姿に感激しました。
かわいい「キッズ(小学生低学年)クラス」の入賞者。
入賞出来なかった子たちも、まだ始まったばかりだ。
目標を持って、そしてよい仲間と励まし合って登り続けてほしい。
わたしは、このイヴェントを行ってみて思いました。
私自身が登れるようになるのは、もちろん楽しい。
でも、この子たちのためにも自分は登り続けてみたい。
「クライミングが自分の人生をどれだけ豊かにしてくれるか」
「一緒に登り続ける仲間がどれだけ大切か」
そういう共感を持ちたいから。