JFAの機関紙「free fun」60号。「free fun」も瑞牆かよ・・・ってな感じ。
これを読むと、「あっちこっちで岩場のアクセス問題がおきているんだなあ」とつくずく思う。こういう問題に対処しているのは、たいてい地元のクライマーとJFAのスタッフだ。情報に疎いクライマーは、問題が起きていることすら知らないのだろう。現地に行って立て看板かなんかを見て、はじめて気がつくのだ。せめてそういう問題に対処してくれている人に感謝して、ルールを守って岩場を使用したいものである。できればJFAの会員になって、積極的に会費をはらうくらいの気持ちになってもらいたい。
10月28日。BIG ROCKに行ってきました。26日にルーフのホールド付け替えでルートが新しくなりました。今回の特筆すべきことは、5.10代のルートが良い!ということです。「ルーフは初めて」という方にも取り付きやすいルートがいくつかあります。特に青■(写真)は特におすすめ。5.10bですが、わしは5.10aに感じました。今までに体験したことのない登りやすさです。
4番の壁に水色Tを設定してきました。5.11dです。ムーブより保持力を優先させたルートです。
11月1日はBIG ROCK新館のオープン1周年記念パーティーです。
雨にむせぶ明星P6南壁を目の前に、われわれ5人は「あ~あ、やっちまった」とつぶやきながら、いれたての本格コーヒーをすするのであった。東京から約400km。はるばるやってきたのに・・・、天気予報を信じて・・・。
いくら岩壁を眺めていても、大粒の雨はあがってはくれない。問題はこれからの我々の行動をどうするのか・・・だ。「温泉のはしごがいい!」「新蕎麦食べて帰ろう」「いや、体を動かさないと、長時間の運転と仮眠で固まった体がほぐれない」といろいろな意見をすべて満足させるべく、長野市に移動して(野沢温泉の住人もいたため)善光寺に行きそばを食べ、クライミングジムで体を動かし、温泉に入って帰る、という行動に移った。
蕎麦はそばだけで終わらず、栗おこわがおまけに付き、クライミングジムでは「ちょっと」のつもりが結構登り込み、温泉は本格温泉の予定が「諏訪湖サービスエリア」のハイウェイ温泉ということに相成りました。
たまには地方都市のジム、というのも雰囲気が独特でいいかも。アウェーで戦っているようで力が入る。
やはりこの時期の「栗おこわ」は一味違うなあ。しかも店で食べると一段とおいしい。さっきそばを食べたあとなのに、十分おいしくいただけました。
長野市に移動して蕎麦のやけ食いだ!・・・というわけではなく、美味しく新蕎麦をいただきました。善光寺門前の有名店。たぶん30年ぶりぐらいに訪れました。
「あ~うまかった」と店を出て、さてそこから向かった先は・・・?
信頼できる筋からの情報によると、城が崎シーサイドエリアに降りるところにフィックスされていたロープが撤去される(された?)そうです。
今まで、クライミング終了後、登り返しで事故が多く、問題視されていたフィックスロープでしたが、これが撤去されて、さらに事故が増えるのか、それともクライマーが選別されて事故が減るのか。わしは、フィックスロープは撤去して、代わりにボルトを打ったらいいと思っていたのですが、新たにボルトを打つことはできないそうです。カムなどを使ってリードで登り返すことになりそうです。どのくらいのグレードの登り返しになるのかわかりませんが、このエリアに行く時は、まず登り返しを確認しておいて、余力を残してクライミングを終了させなくてはなりません。
アプローチも含めてクライミングであることを考えると、まさに正しいエリアになるのだと思います。歓迎!
10月21日。BIG ROCKに行ってきました。先日、自分の設定したルートを登り終えたので、今日は「アラジン」茶棒 5.11cにチャレンジ。2テンで抜けましたが厳しかった。5.11dに近いんじゃないでしょうか。
BIG ROCKはいろいろな人がルートを設定しています。素直なルートはスタッフに任せて、われわれゲストのセッターは、自分の好きなムーブや自分自身が課題とするルートをセットすることが多いので、非常に内容が豊かです。ルートに対するコメントを記入するノートもあり、下手なセットをすると非難を受けますから、それなりに登り込んだ人が、みんな気持ちをこめてセットしています。こんなBIG ROCKでのぼることを、強くお勧めします。
ちなみにわしのルートは「チムニー」と記入してあります。ガストン、正対、パワー系と評判です。
10月19日。北アルプスの前衛というか、乗鞍岳の展望台というか。この鉢盛山というのはなかなかの山だ。月稜会でこの山に行ってきた。長野県の朝日町か波田町、または奈川村から車でアプローチするのだが、どこから入っても奥深い。そこからの歩きは大したことはなく、半日コース。これだけ奥深い山なのに、林道が奥まで開かれてしまっているのは実に残念だ。この日は波田町からの林道を使い往復した。
標高が2446mもあるので、山頂近くは木の葉は落ちてしまっているが、途中の紅葉はとてもきれいでした。槍穂や乗鞍は雪化粧してわれわれの目を楽しませてくれた。
わしは日帰りだが、ほかの18人は奈川温泉に1泊して宴会だ。明日の予定は乗鞍だけど登れるのだろうか。
10月17日、今日のBIG ROCKはすいてたなあ。外は登りやすい季節だから、本当はこうでなくっちゃいけないのだが、ちょっとさびしかった。
自分で設定した4番の壁の茶■。なかなかRPできなくて恥ずかしかったのだが、今日の1本目でRPできた。5.11c。累計5便くらいかなあ。これで心おきなく他の人のルートにチャレンジできる。
スラブに青Hを設定しました。グレードは5.10d。これは正対で5.10前半の外の岩にチャレンジしている人を想定して、基本的な体重移動、ハイステップでの乗り込み、プッシュの動作を盛り込んで作ったルートです。ちょっと足が高いところがあるけれど、がんばってやってみてね。