2月27日。月稜会のメンバー、総勢11人でエコーバレースキー場に行きました。スキー講習(あまり時間を取れなくて申し訳ありませんでした。)と裏山ショートツアーです。
まずはゲレンデで足慣らしと技術確認をして、7名でバックカントリーに出ました。エコーバレースキー場からバックカントリーに出ることをスキー場が許可しているわけではありませんが、我々は自己責任の下、スキー場に迷惑をかけない方法でバックカントリーに出ることをスキー場側に伝え出かけます。スキー場からバックカントリーに出る場合、出口を間違えたり、歩く場所を間違えたりすると、雪崩を誘発しスキー場の一般客を巻き込む可能性もありますから、雪山の知識や経験が必要であり、山での事故は自分持ちの自覚が必要です。また、エコーバレーのバックカントリーは霧が峰ですから、湿原には立ち入ってはいけないというローカルルールも知っていなくてはいけません。
まずは蝶々深山に登り、北側の斜面をヒュッテジャベルまで滑ります。そこから沢渡スキー場跡を登り、コロボックルヒュッテ経由で殿上山へ。殿上山からは北東の尾根から沢筋に入り滑ります。ここは上級者コース。でも今回のメンバーは、技術的には上級者ではありませんでしたが、なかなかしぶとい根性の持ち主ばかりなので連れて行きました。
殿上山の尾根筋を滑るわし。
沢筋に入ると極上のパウダー。
実は、ツアーからゲレンデに戻り、スキー講習をしていると、わしが久しぶりにスキー場に来ていると聴きつけた地元の仲間がやってきて「バックカントリーに行こう!」というのです。わしがスクールでインストラクターをしていた時のチーフコーチ。そして現チーフコーチです。そこに元チーフコーチの弟子とわしの次男が加わり、5名でもう一度殿上山から滑ることになりました。このメンツだと難しいコースでもビビったり抑えたりなんかはありません。どんなところでも突っ込んで行っちゃいます。スピードは出る限り出す。飛ぶところでは思い切り飛んじゃいます。写真は飛んでる元チーフコーチ。この人はわしよりも年上。わしもスーパーオヤジを目指していますが、この人は間違いなくスーパーオヤジです。