Chimney角屋のClimbing log

基本的にはクライミングの日記ですが、ハイキング、マウンテンバイク、スキー、スノーボードなども登場するかも・・・。

瑞牆カサメリ沢

2013-09-30 22:26:48 | フリークライミング

9月30日、瑞牆のカサメリ沢に行ってきました。私はこのエリアは初めて登ります。以前偵察に来たことはあったのですが、NPで登れるルートにボルトが打ってあり、がっかりして登らずに帰ってきたことのあるエリア。

メンバーは月稜会のみじかいさん、SZK、アンジェラが一緒。

まずはモツランドで「タヌキ」5.10aを皆で登りました。次に「ミルクミルク」という5.10c。楽しいルートなのですが終わり方が中途半端でもったいない。上にクラックがつながっているので、カムを取り出して上まで抜けました。カムはキャメロットの1番と2番が一つづつあれば大丈夫。初登のようなので「牛乳」5.10c。クラック自体は5.8くらいです。

↑これが「牛乳」を登っているところです。足元が「ミルクミルク」の終了点。

↑これが「ミルクミルク」。登っているのはSZK。

真上のハングのチムニーのように見える凹角が「牛乳」の入り口。サイズは良く効くハンドサイズ。

 

次に納涼岩で、皆で「トラバント」5.9。面白かった。

↑「トラバント」を登るアンジェラ。初心者なのでTRです。

 

↑私は隣の「ゴンベイ2」5.11aをやりましたがRP出来ませんでした。

悔しい!

 

↑これはコセロックの「トータルリコール」5.10b。

SZKが登ってます。わしは登りませんでしたが、おもしろそうでした。

 

↑「ワニワニワニ」5.11bを登るわしです。これはOSでした。

 

そのあとわしは「漁師の娘」5.11cを登りました。オンサイトは逃しましたが3便でRP。

5.12台にも手をつけたかったが、時間も余力もありませんでした。

 

他の3人は「5.10b」という5.10bのルートをやっていましたが、これは以前に偵察に来た時にがっかりして帰ったというルート。これはNPで登れる。なぜこのラインにボルトを打つのか?他にもこういったルートがあるし、登られていなさそうなクラックラインも多い。岩の質がいいだけにもったいない。

 


台風一過の小川山

2013-09-17 22:21:01 | フリークライミング

9月17日、台風一過の晴天を衝いて小川山へ。今日は「蜘蛛の糸」、と言いながら「涸れ木・・・」になってしまった。

取り付きで「あれ、チョークバックが無い」「あっ、テープわすれた」。しかもパートナーもテープを忘れていて、素手でのクラッククライミング。

手の甲が、2便で限界。

 

残念なことにクラックの中は濡れていて、昨日の台風で、岩にしみ込んだ水分が、日差しでにじみ出てくるようなコンディション。

写真はパートナーのやまだくん。

 

「砦岩」を眺めると、何と滝が出現している。写真真ん中の白い筋。

 


中央アルプス 西横川沢登り

2013-09-11 01:05:55 | 無雪期山岳クライミング」

9月9日、月稜会の会山行で中央アルプスの西横川へ沢登りに行きました。

私のパーティーは、私のほかにメンバー5名。別のパーティーで中御所谷に4名、東横川に7名、北御所登山道からの縦走に5名という集中山行でした。

私は沢登りも好きだけど、雪のない時期はフリークライミングに忙しくて、沢登りは4年ぶり。今履いている沢靴なんか20年近く履き続けている。沢登りは日本独特のアルパインクライミングだ。総合的な山登りの実力が必要。だから重ねて言うけど、私は沢登りは好きなのです。ただフリークライミングは次から次へと自分の課題が現れるので、沢に行っている暇がないだけなのである。

 

最初にロープを出した滝。

慣れたパーティーならロープも出さないのかもしれないが、私はロープを使うことはためらわない。

落ちそうなところ、簡単でも落ちたら助からないところでは迷わずロープを出す。

ロープの扱いが素早ければ、ロープを使うことはマイナス要因にならないからだ。

 

西横川はみじかい沢だが、滝がぎっしり詰まっていて楽しい。

全て巻かずに登れる。

 

長谷部新道に出て千畳敷に向かう。

4時間弱の遡行と1時間弱の登山道歩きで千畳敷に着く。

しかし、延々と他のパーティーの到着を待たされることになった。