10b から11dまで10本くらい登りました。No4の壁に10cのルートを1本作ってきました。この壁には10c初トライの人にとって、とりつきやすい10cがなかったので・・・。緑とピンクの■です。
写真は品定めで登っているあねご。
1月26日。今日は神楽峰でバックカントリースキーです。最近の神楽峰のバックカントリーは大盛況。平日でもたくさんの人がゲレンデトップから出ていきます。バックカントリーは流行りだけれど、神楽峰も人気が集中している。お手軽で楽しいからだ。山の雑誌、スキーの雑誌、そして一般紙でも神楽峰のバックカントリースキーが取り上げられる。確かに少ない登りの割に滑りは楽しめるし、危険な要素も少ない。通いなれれば自分だけのコースも発見できるし、のんびりピクニックという楽しみ方もできる。そういう意味で貴重な山だと思う。
1月13日、山梨県大武川一ノ沢へ行ってきました。噂の170mの大滝をめざして・・・。しか~し!
野沢温泉からやってきたカトチャンと篠沢橋で落ち合い、今日は長丁場になることを覚悟で、朝6時に出発したのでした。張り切って林道を歩き1時間半。一ノ沢と思われる沢に入渓。ところが「なんか変!」。地形図と見比べると「これって二ノ沢?」いつもは25千分の一を持って歩くのだが、今日は5万分の一なので「遠い感じがするなあ、とは思っていたのだけど、もうとっくに一ノ沢は通り過ぎていた。引き返してわかったのは、林道や橋が新しくなっていて、古い林道はもう廃道になっていたのだった。よく観察すると、新しい林道の対岸に出合いはあった。1時間半のロス。
入渓してからも大変。巨岩を巻きながら歩きにくい河原を歩き、堰堤やゴルジュを高巻き、懸垂下降をし、行けども行けども氷は現れない。何度も「もうやめよう」とおもったが12時近くまで沢をつめた。やっと氷(と呼べば氷ではある)が現れるが、僕が登ったら氷がなくなっちゃって、カトチャンにロープを投げたりしたのだ。そんなチンケな氷をいくつか登ると、比較的大きな氷が見え、その奥にはさらに大きな氷が見えていた。しかし目的の大滝ではない。目の前の氷も水流で二分され、両脇の氷も中には水が流れ、登れば登れなくもなさそうだが、たぶん命がけになりそう。そして、たとえ大滝についたとしても、あのアプローチを戻ることを考えると、もう登る時間は残されていない。「今度こそやめた!」
カトチャンとの山行では、結構ハードな山行でも敗退しなかったのだが、今回はどうにもならなかった。「リベンジもする気にならないね」と言いながら3時半には車に戻ったのでした。ルートグレード4級上、ピッチグレードⅤなのですが、今日はアプローチグレード4級上でした。
写真は、岩に張り付いたチンケな氷を登るカトチャンです。