Chimney角屋のClimbing log

基本的にはクライミングの日記ですが、ハイキング、マウンテンバイク、スキー、スノーボードなども登場するかも・・・。

小川山フリークライミング

2012-05-28 23:55:11 | フリークライミング

5月28日、小川山に行ってきました。スラブ状岩壁のエリアに行きました。メンバーはわしのほかに月稜会のみじかいさん、うめちゃん、ボクリン。ビッグロックのマッチ、イルチョル氏の6名。

今日の目標は「バックトゥーザフューチャー」5.12bだったんですが・・・。

 

まずは「小川山ショートストーリー」5.9、「高い窓」5.10bでアップ。

「水曜日のシンデレラ」5.11aにチャレンジ。このルートは何年も前に、オンサイト用にとっておいたルートだったんですが、このエリアに来ることもなくなってしまい、そのままになっていました。結果はオンサイトで、目標の「バックトゥザフューチャー」に移動。ところがここで激しい雷雨。雹も降ってきて諦めました。

女性陣のために残しておいた「水曜日のシンデレラ」のトップロープを回収。濡れていて体感5.11d。

撤収して林道に降りると空は晴天に戻り、このまま帰るのももったいないと思い、皆で乾きの早そうな「ただの大岩」に行きました。

 

「WAKA」5.11bにオンサイトトライ。オブザベーションとは全く違った登りになっちゃいましたが、オンサイト出来ました。

 

 

 


瑞牆 北の沢右岩スラブ

2012-05-21 23:06:08 | フリークライミング

5月21日、瑞牆の右岸スラブに行ってきました。10年ほど前に我々が開拓したエリアです。

今日のメンバーは月稜会7名にBIG ROCK店員マッチが加わり8人でした。このエリアはスラブとクラックが中心のトラディッショナルなエリア。ボルトもほとんどがグランドアップの手打ちで、グレードが低くても気の抜けない、1本1本が内容の濃いルートが揃っています。

「知草」5.10c マッチがTRでトライ。フィンガーからハンドのクラック。

本来30mのルートだが、途中の木で終わることが多い。上部のスラブは割愛してしまっている。

 

傾斜の強いスラブ「スリーダイク」5.11b

唯一のラッぺルボルトルート。マッチはオンサイトでした。

 

7mとみじかいクラックだが、内容はてんこ盛り。「腕ひしぎ逆十字固め」5.10c

薄かぶりのフィンガーを抜けた後に関節技をきめられた格好になってしまう。

ちょっとグレーディングが辛いか?

 

同じくマッチ。このくらいかぶっている。

 

「天鳥川ミュージックホール」5.9 35m/5.10b 20mの2ピッチ

これは2ピッチ目の垂壁を抜けるところ。

この後にしびれるスラブが待っている。

 

御覧の通り、ホールドもスタンスも何もないスラブをドキドキしながら登る。

 

でも、このエリアの看板は「執念の掃除婦」5.10c。

35mのルートに花崗岩の要素が「これでもか!」というくらいに詰まっている。

登ってみれば、「クライミングの楽しさってグレードじゃない」ってことがわかる。


今日は星空

2012-05-19 00:53:44 | 日常

この季節になると、天気の良い日は夕焼けを見るのが楽しみなのですが、今日の夕焼けはいまいちでした。その代わり日が沈んでからの空がきれいだった。昼間にものすごい雷雨があって、真昼間なのによるかと思うほど暗くなったかと思うと、雷が鳴り始め、滝のような雨が降りました。地上の暖かい空気と、上空の換気が入れ替わり、ひんやりとした夕方でした。空気も澄んだ感じで星が輝いていました。


北ア 爺ヶ岳南尾根

2012-05-15 00:11:14 | 山登り・トレラン

5月14日。北アルプスの爺ケ岳に行ってきました。

月稜会の会山行で、日帰り組は爺ヶ岳南尾根往復7名。1泊組は爺ヶ岳南尾根から鹿島槍ヶ岳往復15名。総勢22名でした。15名で1泊するというのが今時すごい!と思いませんか。

今日は天候に恵まれましたが、明日は雨または雪のようです。1泊組はかわいそう。でも楽しく宴会でもして帰ってくるでしょう。

 


今日の夕焼け

2012-05-13 20:44:53 | 日常

毎年この時期になると、「ゆうやけがきれいだなあ」と思う。なぜこの時期なのか、ふと気が浮いた。私が店番を終えて3階の自宅に上がるのが6時半で、ちょうど今頃、この時間に夕焼けのきれいな時間を迎えるのだ。「何だ。そういうことだったのか」と、ちょっとがっかり。

明日は北アルプス。晴れるといいなあ。

 


岩場のローカルルール

2012-05-10 01:16:37 | フリークライミング

先日、瑞牆に行ってきた際、わしらが開拓した岩場に終了点が残置されていました。わしらは終了点の残置などなしで登って来たので「回収しちゃおうかなあ」とも思ったんですけど、「まあ、もう少しかんがえてからにするか」ってなことで、そのままにしてきました。

クライミングの世界ではよく「初登者のスタイルを尊重する」と言われますが、本当に「初登者のスタイルを尊重する」のであれば、終了点だって残置しないスタイルを守りたいと思うのは私だけでしょうか。

岩場というのは、いくら自分が開拓したエリアであれ、個人の所有物ではないので、自分でローカルルールを作るってのも行き過ぎていると思うのですが、「初登者のスタイルを尊重する」というのであれば、それがローカルルールになってもよいのではないかと思います。たとえ1ピッチのルートでも、リード&フォローでなければ登れない岩場があってもいいような気がします。またはロワーダウンできなくて、懸垂下降が必要な場合もあります。木が終了点で、木を痛めたくなければ、裏から歩いて降りることだってあります。

最近はフリークライマーの人口が増え、わしよりも登る実力が高い人ばかりでびっくりです。登る実力が高まるのに比例するように、クライミングの倫理というか哲学というか、よくわからないけど、そんなことも同時に高めて行きたいものです。


河又フリークライミング

2012-05-08 13:53:42 | フリークライミング

5月7日、月稜会集会日恒例のフリークライミング。今回は河又で行いました。参加者8名。女の中に男が一人。居合わせた他のクライマーにはうらやましがられましたが、わしとしてはさびしいというか恥ずかしいというか、とにかく男もがんばってくれ!

新緑に囲まれすがすがしい空気の中でクライミングを楽しみました。

わしはやっと「ドラゴンストリート」5.11dをRP出来ました。

かじちゃん、かめさん、「か」さんにもそれぞれ成果があり、この日のお土産は4っつゲットです。

 


帰省

2012-05-03 01:02:09 | 日常

瑞牆の帰りに帰省してきました。私の故郷は、今や花が満開!足元も頭の上を見上げても、様々な花が咲き誇っています。新緑もみずみずしく、生命の躍動を感じる季節です。

 

やっぱり田舎はいいなあ。花の名前には興味はないが、花は好きだ。


「クラック地獄エリア」新ルート

2012-05-03 00:44:46 | フリークライミング

5月1日、瑞牆のクラック地獄エリアに行ってきました。この日は単独だったので、以前から登ろうと思っていたラインの掃除の予定でした。岩場について装備を整えていると、駐車場で「烏帽子に行く」と言っていたさかもっちゃんとその仲間がやってきた。「来ちゃいました」と、予定を変更してくれたのは大歓迎でした。

私が掃除する予定だったラインを見てさかもっちゃん、「面白そうですねぇ。もしよければ、掃除する前にトライしてみます。」・・・ということで、苔苔で埃いっぱいの凹角に突っ込んで行く。

私はフォローしましたが、結構きつかった。簡単なワイドに始まり凹角内のハンド、さらに厳しいワイドをこなして一息つく。そこからのスタートが厳しい。スラブを使ってワイドを登り、奥にハンドが決まる凹角を登って、終了間際が一番厳しかった。坂もっちゃんは「5.9か5.10aくらいですかね。」なんて言ってたけど、私は5.10a、または5.10bくらいあるんじゃないかと感じました。まあ、ワイドのグレードって難しいんだけど。思いがけなくいいルートでした。ワイド、またはワイルド好きには楽しいルートです。長さは30m。

他のルートを登ったりおしゃべりをしていると、駐車場で一緒だったS野先生、GMR氏、JUMBO氏がやってきて井戸端(岩端?)会議。一緒に帰りました。