Chimney角屋のClimbing log

基本的にはクライミングの日記ですが、ハイキング、マウンテンバイク、スキー、スノーボードなども登場するかも・・・。

スクールの子供たちと湯河原幕岩

2021-12-28 19:25:58 | フリークライミング

12月28日。ジュニアスクールの子供たちと湯河原幕岩に行ってきました。子供たちは6名です。

 

ジムでは5.13も登るY君。今日は「シャックシャイン」が目標でした。オンサイトは逃したものの、2便目でサクッと落として「ゲイシャワルツ」を始めました。

 

ジムで5.12を登るS君は超積極的。「帰還兵」をRPしてから、「アリババ」をRP。「クリスマスローズ」はオンサイト。最後に「ダイヤモンドヒップ」にトライしトップアウト。マスタースタイルにこだわるストイックさ。

 

スクールではベテランのYちゃん。もう何回も岩場を経験していますが、今日は優しめのルートをたくさんリードしていました。

 

岩場は2回目のAちゃん。まだ岩慣れしてないのでトップロープ中心にたくさん登って楽しんでいました。

 

ボルダリングは上手だけど、最近リードを始めたF君はやはり高いところでは思うように体が動かないらしく、トップロープ中心にたくさん登って岩に慣れました。

クライミング自体が日の浅いK君ですが、とても積極的で持ち前の運動神経で、めきめき上達。今日も積極的にリードをしていました。

いつも思うのですが、子供たちは、ジムで使っているムーブが岩場に直結している。これが素晴らしいのです。「ジムと岩場では登り方が違う」という人が良くいるのですが、本当はそんなことはありません。基本的にやることは同じです。ただフットホールドが悪く感じて、ジムで身に着けたムーブを起こす自信がないだけだと思います。

私の感覚では、岩に慣れてくれば、自分の登れるグレードは岩場とジムで変わりがなくなってきます。決してジムの方が優しいわけではありません。普段ジムで練習している子供たちですが、できるだけ岩にも触らせて、本当のクライマーに育ってほしいと考えています。

 


初めての会津田島

2021-04-22 01:13:16 | フリークライミング

4月20日。会津田島の岩場に行ってきました。ルートのほとんどが5.12以上で、「何度も通って落とす」ということをしない私にとっては、ちょっと行くことをためらっていました。しかし、福島県出身のレジェンド女子クライマーのFTGさんに誘っていただき、行くことになりました。

 

 

行ってみると「びっくり!」 国道わきの芝生に岩。スケールは小さいけれど、シャモニーのガイアンのようなロケーション。車で行くならザックはいらない。ザックよりリクライニングチェアーが欲しい。日本にはもっとこういう岩場が欲しいものです。

 

1.まずは「メイン壁」右端の方にある「せりもな」5.10aから。私が最初に登らせてもらいました。ウォーミングアップには最適なルートでした。細かく刻まずに、良いホールドを目指して登ると気持ちよく登れます。ただ、3人が登り終わって思ってのは「これって5.10a?」「隣の5.8じゃないの?」トポと見比べてみて4も「せりもな」だが???

2.次は隣の「山王丸」5.11a。「こっちが『せりもな』なんじゃないの?」と言いながら、私が最初に登らせてもらう。「う~ん。5.10aではないけど、5.10cくらいかな。」「でもトポに書いてある説明とは合っているなあ。」「でも、楽しいルートだったからいいや。」ということになりました。

 

3.左のほうに移って、「防護柵エリア」へ。「カンテオーバーハング」5.10a。これは妥当な5.10aでした。

4.「和泉屋魚店」5.7。やさしいルートでしたが「せりもな」よりは難しいな。「まあいいか。たのしいから。」

5.「三色持ち」5.10c。3番目に登らせてもらった。核心部で端折ろうとして不意落ち。FTGさんは、私と同じように登ろうとしたけれど、手を出したホールドが意外に悪かったので仕切り直したといっていた。私はそこで落ちました。もっと余裕をもって冷静にいかなければ。面白かった。

6.「会津の風」5.11a。私は3番目に登らせてもらったのですが、FTGさんもNew1郎さんも、私のオブザベーションと違う登りだった。私は自分のオブザべを信じて登ってみたら、「スパッ!」とはまった。快適に登れた。これはオンサイトと言ってもいいんじゃないか。

 

7.「イエース ロング」5.11b。水流があり、「登れるかな」「まあ、行ってみよう」ということでとりついたが、終了点直下でついに水流に阻まれテンション。

8.「うまし 南郷トマト」5.10b。これも濡れていたが濡れているところは触らずに登れた。ただし、登るラインより2本目、3本目のボルトがやけに右にあり、クリップしてはラインに戻ることになった。出だしのムーブがなければ5.10aか5.9なんだけど。

それにしても快適な、そして貴重な岩場でした。日本にはこういう環境の岩場がもっと増えてほしい。遠いけどまた行って、5.12以上のグレードを登ってみたい。

 


子供たちと湯河原幕岩フリークライミング

2020-12-31 00:45:53 | フリークライミング

12月29日。ジュニアチームの子供たち6名と湯河原幕岩に行ってきました。快晴で暖かでした。

朝9時の集合にしていたので、アッという間に第2駐車場まで満杯になってしまう混みよう。しかし数年前のような超団体はおらず、お互い譲り合って登ることが出来ました。というか、譲ってもらって登ることが出来たというか・・・。

Y君は岩場2回目。去年は「クリスマスローズ」「アリババ」「帰還兵」などをすべてオンサイトしているので、今日は「シャックシャイン」を登ってもらおうと思っていたけど、茅ケ崎ロックでアップしていると、大人たちが盛んにチャレンジしていた「ダイヤモンドヒップ」をやってみたいというのでやらせてみた。オンサイトトライでは核心のホールドに届かずトップアウトならず。2便目で2テンでトップアウト。この子は登り方がわかってしまうとすぐに落としてしまう子だ。やはり次の3便目でRPしてしまった。

 

S君は初めての岩場。足置きが少々雑なところがあってひやひやするが、チャレンジ精神が旺盛で、たくさん登った。「アブダカダブラ」をフラッシング。「アリババ」も核心を抜けられた。

何度か岩場を経験しているYちゃんは、難しいものにはチャレンジしたがらないが「岩登りは楽しい」といって、たくさんのルートで先輩らしい登りを見せていた。

同じく数回岩場を経験しているHくん。いつもジムの練習では積極的ではないが、岩場に来ると「アブダカダブラ」を登りたい、「アリババ」を登りたい、と積極的だ。

岩場初めてのSちゃんとIちゃん。いつも仲良し。優しいのをたくさん登り岩に慣れる。きちんとリードもできたしクイックドローや終了点の使い方も覚えた。

 

何しろこの子たちと岩場に行くのは楽しい。私たち大人は、「一体ジムでの練習は、岩場で役に立っているのだろうか」と思ってしまうことが多いが、この子たちを見ていると、ジムでの練習が岩場に直結していることがわかる。ジムでやっていることがそのまま表れるのが面白い。

 


佐久志賀フリークライミング2回目

2020-11-10 21:30:07 | フリークライミング

11月10日、2回目の佐久。今日はとしえさん、しんいちろうさん、ゆーたくんと行ってきました。今日もやさしいのばかりで、4人とも全ルートオンサイト祭でした。でもゆーたくんは「イエローキャット」という5.11Ⅽもオンサイトしたので、これだけは特別。

 

 

日向エリアでアップ。私は「メダカ」5.10aと、前回登り残した「ひつじ」5.10cでアップ。「ひつじ」は岩が冷たくてつらかったけど、楽しいルートでした。「左の岩を使わない」というげんていがなければもっと楽しいのに。

 

 

たそがれエリアに移動してゆーた君の「イエローキャット」のビレー。見栄えのする長くてきれいなフェースでした。すいすいとオンサイト。オンサイト能力を上げたなあ。

 

 

私は「テレパシー」という5.11aにトライ。オンサイトでしたがグレード甘いかも。でも約1年ぶりの11台。これから徐々に調子を戻していきます。

 

そのあと「イーグル左」5.10bと「スカイロード」5.10dをFL。「イーグル左」は楽しいんだけど岩が崩壊しそうで気持ち悪かった。「スカイロード」はこれまたゆびが冷たくなってつらかったけど楽しいルートでした。

 

無風快晴、紅葉もきれいで寒くもなく、みなよく登り、楽しい一日でした。私もせめてもとのレベルにまでは戻すぞ。

 

 

 


佐久志賀フリークライミング

2020-10-06 21:03:26 | フリークライミング

10月6日、佐久志賀の岩場に初めて行ってきました。新型コロナの影響もあり、この半年、ほとんど岩場では登っていません。いっても子供たちの付き添いか、開拓でロープにぶら下がってばかり。そういうわけで5.10台が豊富なこの岩場に行くことにしました。この日のパートナーも同じような状態でしたのでちょうどよかったみたいです。20本くらい登ろうと張り切っていったのですが、結果的には9本と、目標には遠く及びませんでした。3人態勢だったので効率が悪かったのと、自分の体力気力のせいです。

前夜、山中で仮眠をし、朝はちょっと寒かったので、名前があったかそうな「日向エリア」に行きました。

1本目、3人で「ふな」5.9  朝一で体が硬かったせいか悪く感じました。

2本目も3人で隣の「メダカ」5.10a 「ふな」と難しさは変わらないように感じました。(下の画像)

 

3本目は、これもまた3人で「シミズ4」5.10b  これはなかなか面白かったです。特に出だしのムーブが。(下の画像)

 

 

4本目は私だけ「金魚鉢」5.10c  面白かったが2本目のクリップが怖すぎる。下のカチから届くところにボルトがないと危険。最初ビレーヤーがテラスの下でビレーしていたので、もし落ちたらロープにひっかり、頭からテラスに突っ込みそう。一度降りて、ビレーヤーにテラスに上がってもらい仕切り直しました。でもこの2ピン目のところがムーブ的には面白いのだけど。

5本目は私だけ「でめきん」5.10a  これはすごくおもしろかったんだけど悪かった。それとランナウトが怖いので、ほかの二人にはお勧めしませんでした。ボルト3本目の位置には不要なので、その分下に下げて良いいのに。

6本目は3人で「ひなたコーナー」5.10a   下半分はコーナーもワイドクラックも使えるので簡単。終了点のクリップが悪い。

7本目は3人で「ひなたカンテ」5.10b  短いけど面白かった。下部の被りがもう少し長く続けばもっといいのに。(下の画像)

 

 

8本目は3人で「シミズ1」5.9 NPのルートだが「どうせジャミングなんかしないだろう」と思っていたら、ジャミングした。極力ジャミングにこだわって登ってみました。回収はフォローでやってもらいました。(下の画像)

 

9本目は私だけ「サウスポー」5.10c 「シミズ1」の回収の時、ロープがスタックしてしまい、どうにも動かなくなってしまったので、ついでに登りました。

 

縦じわ横じわの走る特徴的な岩でした。でも圧倒的に横じわを使うことが多く、正対引付け登りが多かったです。とても楽しい一日でした。気になったのは、チョークあとがひどかったです。私はあまりブラッシングにこだわる方ではないのですが、そんな私から見てもひどかった。手から自然についたチョークあとではなく、足でしか使わないホールドにも塗りたくられたようなチョークがべったりと残っていました。「これは講習(教習?)のためにつけたんだな」と感じました。やってはいけないことだとは言いませんが、もう少し控えめに、そして目立つものは最後にブラッシングするようにしてもらえないものでしょうか。

開拓者やリボルトチームに感謝です。そして何より駐車場やトイレを整備してまで受け入れてくださる地元の方々に感謝。また特に林道周辺に住んでいる地域のかたに迷惑をかけず、快く受け入れてもらえるように、すべてのクライマーが心がけたいものです。

 


カサメリ ニューエリア

2020-08-11 22:28:55 | フリークライミング

カサメリのニューエリア「青苔谷」に行ってきました。通称「ちむちむランド」。

今日は生徒(といってもジムでは私より登れる)のりょうちゃんを連れて。きのpさんも付き合ってくれて助かりました。

 

りょうちゃん、1本目「Komorebi」5.10a ジム育ちなので、前半のフェースは難なくこなしますが、後半のスラブで足がもぞもぞしてます。

2本目は「Aozora」5.10bでしたが、クラックの要素があるので苦手なようでした。

 3本目は「手のひらサイズ」5.10b これは彼女にはのぼりやしい用でした。

 4本目の「crawl」5.11b このエリアの看板ルートですが、コテンパンにやられてへこんでました。

 

きのpさんは、まだ登っていなかった「Small Edge」5.11dにトライ。粘ってみごとにオンサイト。しかも初めて見る手順で。

私は開拓。ボルトを打ち掃除をしていました。これはこのエリア1の難ルートになるでしょう。成立していないかも。

 

追記:チームのメンバーがトライした後の報告では「ルートとして成立している」とのこと。よかった。


瑞牆のニューエリア、トポ作成中

2020-07-02 00:46:02 | フリークライミング

梅雨明けに向けて、数年前から仲間内で登っていたエリアのトポを作っています。

このエリアは5.7のちょー初心者向けのルートから推定5.12dのルートまで、18本のルートがあります。ボルトルートばかりではなく、グランドアップで初登したトラディッショナルなルートや結構難しいクラックルートもあります。特にメインのエリアは20Ⅿ以上のスケールがあり登りごたえがあります。

ただ、PCでのトポ作りに慣れていないためうまくいきません。頑張ります。


湯河原幕岩 子供たちのクライミング

2020-03-26 00:32:43 | フリークライミング

3月24日、湯河原幕岩にスクールの子供たちを連れて行ってきました。2週連続のりょーちゃん、りゅーく兄弟とゆーやくん。ゆーや君は岩場は初めて。

先週「シャックシャイン」「ゼルダ」などをRPしたりょーちゃんは、今日が「ゲイシャワルツ」にトライ。オンサイトトライではグダグダで、「1ピン目までがコワイ」というので、次からはプリクリ。「もういやだ」というかと思ったら、「少し休んだらやる」という。2便目と3便目は1テン。そして4便目は間違えてロープを抜いてしまったが、「いい、これで行く!」とプリクリなしで挑んだ。結果はRP。精神的に強くなったなあと感動。

 

弟のりゅーくんは、先週初めてリードを始めたが、今日は足を滑らせて結構大フォール。泣きべそをかいていたがすぐに回復。さすがに再トライはできなかったがトップロープではノーテンで終了。

 

さて、岩場初めてのゆーやくん。まずは優しいルートで岩場でのリードやマナーを教え、実際にリードしてみる。室内では5.12aも登る実力があるので「アリババ」にトライさせてみた。見事にオンサイト。そのあとは「アニー」や「クリスマスローズ」を登った。とても自信をつけたようだ。

私は1本も登らなかった(ビッレーヤーがいないので無理)が、この子たちとクライミングに行くのはすごく楽しい。


古賀志山フリークライミング「

2020-03-03 21:47:44 | フリークライミング

3月3日。ひな祭り。スクール生のりょうちゃんを連れて古賀志山に行ってきました。ほかにいつものゆーたくんほか1名。昨日の雨が心配でしたがよく乾いていました。私はりょうちゃんのクライミング優先でしたが、自分のリハビリクライミングのために、やさしいのから5.11bまで登りました。

りょうちゃんは3本くらいUnder9でアップした後、「鼻カンテ」5.10bをOS。

そのあと「死亡遊戯」5.11aをOSでした。

 

これも「死亡遊戯」

 

写真が横ですが「ムーンサルト」5.11bのりょうちゃん。

惜しくも1テンでしたがトップアウト。

 

 

なんだかすごいムーブで切り抜けていきます。

子供たちはジムでやっているムーブが岩に直結していきます。

 


秋川障子岩

2020-03-03 21:17:28 | フリークライミング

2月25日。秋川の障子岩に行ってきました。久しぶりの2回目です。しかも最近は岩場に行っても自分が登ることがほとんどなく、ジムでもプライベートで登ることがほとんどなくなっちゃったので、「これはいかん」と思い、これから少しずつ調子を取り戻していきます。今日のパートナーはビッグロック仲間のゆーた君と姉御。「もう二度と行かない」と思っていた障子岩。前回は真夏の暑い日にいって最悪のコンディションの中で登ったのですが、今回行ってみたら印象が変わりました。岩は立派だし良いコンディションで登ってみたらなかなか楽しかったです。

「襖の下張り」5.10bを登る姉御。

朝、暗がりの中でアプローチシューズを手探りで持ってきたら、姉御のと親分のと片方ずつ持ってきちゃったという、おちゃめな姉御。

でもさすがに上りはいつも通り冷静沈着。

 

名前はわすれたけど長くて楽しい5.11a。

最後がやけにパワフルで難しいなあ、と思ったけど、ホールド発見。なるほど。

また行きたいです。