Chimney角屋のClimbing log

基本的にはクライミングの日記ですが、ハイキング、マウンテンバイク、スキー、スノーボードなども登場するかも・・・。

四国・九州ツアー

2022-06-28 16:00:38 | 山登り・トレラン

2022年5月16日から5月24日にかけて8泊9日の「四国・九州ツアー」に出かけました。

Day1:16日(晴れ) 車で自宅を出発~三重県桑名市で昼食~淡路島経由で徳島へ。「あらたえの湯」でサウナ~石鎚山石鎚神社登山口で車中泊

Day2:17日(晴れ) 石鎚山登山~フェリー(三崎港から佐賀関港)~佐賀関で夕飯~久住山牧之原峠登山口で車中泊

Day3:18日(晴れ) 久住山登山~坊中温泉夢の湯でサウナ~熊本市へ~熊本在住の元上司と夕食~東横イン泊

Day4:19日(晴れ) 元上司の案内で熊本観光~湯ラックスでサウナ~阿蘇山仙酔峡登山口で車中泊

Day5:20日(晴れ) 阿蘇山登山~坊中温泉夢の湯でサウナ~祖母山神原登山口で車中泊

Day6:21日(雨)  祖母山登山~熊本東横イン泊

Day7:22日(晴れ) 熊本草葉町教会にて日曜礼拝に出席~ロープウェーで鶴見岳へ~フェリー(佐賀関港から三崎港)~道の駅石鎚で車中泊

Day8:23日(晴れ) 道の駅石鎚からさぬき(山越えうどん)で昼食~徳島市「あらたえの湯」でサウナ~淡路島経由で東名高速御殿場まで。車中泊

Day9:24日(晴れ) 御殿場から自宅まで。

 

こんなに長い休暇を取らせてもらったのは2008年のシャモニー以来です。ただこの計画は2年前から考えていたもので、しかし新型コロナの影響で実現しませんでした。

目的は3つ。一つ目は四国九州という、なかなか行けない地方の山にたくさん登ってくること。

      二つ目は、以前大変お世話になったというか、自分の人生に対して大きな影響を与えてくれた、熊本在住の元上司にお会いすること。

      三つめは、四国九州の良いサウナに入ってくることでした。

旅の様子はいくつかに分けて紹介するとして、振り返ると、目標はほぼ達成でき、満足のいく素晴らしいものでした。

九州の山について。以前「由布岳」に登ったことがありました。もちろん「由布岳」自体、とても美しく楽しい山でしたが、登って遠くを見まわすと、あちこちにポコンポコンと目につく山が見える。「あれが久住か。あれが阿蘇か。」と次々に登ってみたい山が目に入ってくるのが九州の山です。そしておおよそ火山地形なので一つ一つが独立していて、特有の美しさを持っています。私が普段登っている本州の山は、連なった山々の中の峰々という雰囲気の山が多いのですが、九州の山々はそれぞれがふもとから立ち上がっている印象です。今回は「祖母山」を除いては良い天気で、十分に山を堪能できました。雨の「祖母山」は幸い樹林を登る山だったので、それなりの雰囲気で楽しめました。

それでは旅の様子を…。

Day1

朝7時半ごろに自宅を出発しました。あとで周りの人に驚かれたのですが、自走で九州に向かうのです。「今日はどこまで行こうか」という計画はありません。行けるところまで行く。でも道中も楽しみながら無理せずに行けるところまで行ったら車を止めて車中泊するスタイルです。それも、最近乗り換えた「スバルOUTBACK」のおかげで、遠出がすこぶる楽になったからです。運転支援で運転自体が楽ですし、車内の居心地がいい。良いオーディオがついているのでリビングにいるような感じで移動できる。広大な荷室があるので足を延ばして車中泊ができる。だからこんな計画も実現できました。

第二東名高速は、最高制限速度120kmなので効率が良いです。しかもクルーズコントロールを使っちゃうので楽ちんです。

三重県は比較的ガソリン代が安い県なので、高速を降りて昼食をとります。降りたのは桑名IC。桑名といえば「その手は桑名の焼き蛤」というくらいで、ハマグリが有名。「蛤ラーメン」というのがあるそうなので、適当に街中をくるまで流していたらありました。「登里勝」。食べてみたらこれが忘れられないおいしさ。多分鶏と貝類の出しだと思うのだが、濃厚なのにやさしい味。大ぶりの蛤もおのっていて、これはまた食べにくるなあ、という味でした。あとで調べてみたら「ビブグルマン」掲載の店だったようです。

四日市から山を越え、甲賀を経由し京都の山崎へ。京都市内で高速に乗り、大阪をやり過淡路島経由で徳島県に入りました。

寄ってみたかった「あらたえの湯」へ。ここはいわゆる大型の日帰り温泉施設。目的はサウナです。露天にあるサウナ室は横に広く、2台のサウナストーブに向かって座るレイアウトです。サウナ利用者も結構いるのですが、サウナ室が広いのでストレスなし。温私好み好みで水風呂も冷えている。とても気に入りました。(帰路にも寄ることに)

陽はとっぷりと沈み、ここからは一般道を愛媛県に向かいます。中央構造線を走る一般道はまっすぐで、この時間には交通量も少なく、快適に愛媛県の西条市に到着しました。ここから山道を走り、石鎚神社の登山口に向かいます。夜間に乗り入れられる駐車場は台数が少なかったのですが、道路わきの駐車場に車を止め車中泊。

 

Day2

車内で目覚めると、すでに多くの登山者が車で乗り付けている。すでに8時。登山の準備をしてロープウェー駅に行ってみる。始発は8時45分。

始発の時間が迫ると行列が出来上がっている。平日なのに40名近くの乗車待ち。

山頂駅に到着。大勢の間に入って登るのは嫌なので、全員が行き過ぎるのを待ってから歩き始める。広い道を少し登ると石鎚神社中宮。ここで先行した登山者がお参りしている。予想外で多くの登山者に紛れ込んでしまう。こうなったら追い抜いて先頭にたとう。

しばらく緩やかな下りが続き、大半はここで追い越した。最初はそれほどきつくない登りで、2名ほど先行者を追い越した。いよいよ鎖場が4か所ある急な登りになる。ただ鎖場はすべて巻き道があるらしい。鎖場で先行者全員を追い越した。鎖場はどれも3級程度で、鎖に触らずに登れる。

そして誰もいない静かな山頂へ…と思ったのだが、山頂には奥宮兼宿泊みたいなのがあり、裏側からも登山道があるのか、すでににぎわっていた。

でも快晴で遠望が利く山頂は気持ちが良かった。多くの登山者がここを山頂としているが、さらに岩場のナイフリッヂを進むと本当の最高点がある。私はそちらに進み、人の少ない最高点で憩った。

下りは往路を戻り下山。

四国の最西端、三崎港から九州大分の佐賀関に向かうフェリーを予約していたので、寄り道せずに三崎港に向かう。想像していたより四国は広く、カーナビの到着予想時間はギリギリだ。しかし何とかフェリーに間に合った。1時間ほどのフェリー旅で九州大分に上陸。まだ日没には時間があるので「関サバ」をいただこうと「関の亭 活丸」に寄ってみる。「関アジ、関サバ定食」を注文。うまい!ボリュームもスゴイ。

夕日が沈む佐賀関から、熊本へ。久住山の登山口、牧之原峠へと進むのでした。

 

「四国・九州ツアー」Day3に続く。

 

 

 

 


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