Chimney角屋のClimbing log

基本的にはクライミングの日記ですが、ハイキング、マウンテンバイク、スキー、スノーボードなども登場するかも・・・。

カサメリ沢 フリークライミング

2013-10-28 21:33:20 | フリークライミング

10月28日。カサメリ沢に行ってきました。今回はチーム84のS田さんと。彼はフリークライミングからちょっと遠ざかっていたので、復帰のためのクライミング。わしは「金のわらじ」5.12aのOSトライと、トポに載ってないクラックを登ることが目的。

 

まずはこの前来た時に登った「牛乳」5.10cでSださんがアップ。

わしは「じゃがバター」5.10dから牛乳のクラックにつなげました。

 

次に「レーザーズエッヂ」5.10c/d。

私はOS。Sださんは2便でRP。

 

続いて「レーザーズエッヂ」の左にあるクラックを登る。

トポには図としては載っているが、Noもルート名やグレードも載っていないクラック。

ちゃんと終了点もセットしてあり、クラック初心者にはナイスなクラック。

グレードは5.8。

 

これは「コセロック」にあるクラック。

「ゴンベイ1」と「猫のヒゲ」の間にあります。

これも終了点があるけれど、我々は終了点上のクラックを掃除して、上の木まで登った。

これもナイスなクラックで、グレードは5.9。

 

紅葉がとてもきれいでした。

私は他に「めんたいこ」5.11bと「金のわらじ」5.12aを登りました。

「めんたいこ」はOS。☆は1つですが、なかなかたのしいルートでした。

「金のわらじ」は2か所でフォール。2便しか出せず、RPはならず。

 

気持ちの良い秋の一日でした。

 

 

 

 


ビッグロック スポーツクライミング ジュニアスクール

2013-10-25 01:51:17 | フリークライミング

昨日も今日もビッグロックのジュニアスクール。子供たちの上達が素晴らしい。1~2週間前に苦労しても登れなかった課題やルートを、今週は安定してクリアーする。学ぶ速度が、大人よりずーっと早い。特に子供には説明よりも体験。五感を通して身につけることが効果的。体験の後に裏付け。出来たことが身に着く確率は、大人よりも何倍も高い。だから出来た時に一緒に喜んで、出来たことを印象付けることも大切だと思うのです。そういう意味で、今日は子供たちが登っているときに、「がんば!」と応援してくれた周りの大人の人、出来た時に「やった!」と喜んでくれた大人の人たちも素晴らしい。ビッグロックで子供たちを教えるのは、本当に恵まれていると思います。自分も子供たちも。


初めての有笠山フリークライミング

2013-10-15 22:13:27 | フリークライミング

10月15日。有笠山に行ってきました。メンバーは全て月稜会で、ひろさん、みじかいさん、ヒラOK、りかちゃんでした。かとちゃんも来る予定でしたが、上手く連絡が取れていなくて小川山に行ってしまいました。

東の石門エリアでアップして、南国エリアに行く予定でしたが、お昼頃に台風の影響で雨が降り出し、結局東の石門エリアだけになってしまいました。写真は「祝30万Km」5.11dです。ガバを見落としておしくもOSは逃しましたが、すぐに登りなおしてRP。「モーテル有笠」5.11cはFL。「大いなる山の日々」5.11aはOSでした。しかしなんだかグレードがお買い得過ぎる。

 

「大いなる山の日々」にTRでチャレンジするみじかいおねいさん。

 

 


我がクライミング人生

2013-10-11 01:09:55 | 山とクライミングの話

最近体のあちらこちらに故障を抱えている。肩、膝、指。それでも登り続けているけれども、傷も怪我も治りにくくなった。限界を押し上げて行くクライミングに先が見えてきた。山岳会に所属する手前、後輩に「諦めた感」を見せたくはないけれど、現実的にはもうあまりグレードは延ばせないように感じる。何せ怪我が治らないのだ。

でもフリークライミングの本質は、自分の限界への挑戦だと思うから、もう少し頑張ってみる。体の故障は言い訳にしないでやってみて、それでも駄目だったら、潔くエンジョイクライミングに切り替えよう。そしてクライミングの楽しさを伝えることに専念しよう。


湯河原幕岩 フリークライミング

2013-10-09 01:14:41 | フリークライミング

10月7日。湯河原幕岩に行ってきました。今日は月稜会の集会日で、恒例の集会前のトレーニングです。メンバーは私のほかにみじかいさん、SZK、うめちゃん、ボクリン、アンジェラ、くみちゃん、岳人さんと大勢でもあり、初級者もいたので、茅ヶ崎ロックにしました。

現場に集合すると、天候はあいにくの霧雨。しばらく待って岩場に行きました。岩は濡れているというほどではありませんが、かなり湿っている。登れるやさしいルートでアップしているうちに晴れてきました。岩は乾いて行くのですが、湿度が高く、この時期としては異常な暑さでコンディションは良くありませんでした。

SZKは登れそうで登れなかった「シャックシャイン」5.10d?(5.11a?)をRP。

 

みじかいさんも「シャックシャイン」にトライ。

登れそうで登れない。

どうもホールドの持ち方が悪いだけ見たい。

 

私は「最高カンテ」5.11dにトライするも、岩が滑って止まらない。

この日はRPを諦めました。

「フェードイン」5.11aという初めてのルートをOSしました。途中で地面に降りちゃいそうなルートでした。それがなければ楽しいルートです。


何が問題なのかはっきり言いましょう

2013-10-03 01:21:50 | 山とクライミングの話

カサメリ沢の2ルート。

まずは「ミルクミルク」5.10c。この日2本目に取り付いた。取り付きから面白い。ホールドを探りながらムーブを起こす。登りながら楽しいルートだと喜んで登った。しかし残念だったのはルートの終わり方。「えッ?ここで終わり?」という感じだったのです。アンダーで体を持ち上げたところに終了点が・・・。左上にガバがあってそれで終了したものの、なんだか登り終えたという感覚がないまま終わってしまった。見上げると上にはクラックがつながっている。やさしそうだ。これを抜ければ岩のてっぺんまで登れるのに、なぜここで終わらなければならないのか?一度下まで降りて、ザックからカムを引っ張り出して登り返す。今度は終了点の上のクラックをつないで登り、岩のてっぺんまで抜けた。終了点は木だ。こういう終わり方のほうが「登りきった」という充実感があると思うのだが。

私は登らなかったが、コセロックというところにある5.10bというルート。綺麗なフレーク沿いにボルトが打ってある。出だしがちょっと悪そうだが、それをこなせば、後はナチュラルプロテクションで登れそう。なぜこのラインがボルトルートなのか?非常に疑問だ。内容的には非常に良いラインだと思うのだが、カムが使えるのにボルトが打ってあるというのはフリークライミングの精神に反するようで、もしわしがこのルートを登るときは、極力ボルトを使わずに」登りたい。


フリークライミングルートの終了点について考える

2013-10-02 02:06:03 | 山とクライミングの話

色々な考え方を持った人がいると思いますが、私論です。

フリークライミングをしていてルートを登り終えた時に、スッキリした終了点で終われると、達成感も倍増します。しかし終了の仕方がスッキリしないと、なんだか途中で力尽きてしまったようなモヤモヤした気分で終わってしまいます。

ルートの終了点は、理想をいえばセルフビレーも取らずに歩き回れるところ、そうでなければ、手を放して立てるところ。許せるのは片手でぶら下がっても不安がないところです。力を振り絞って終了点のカラビナにクリップしなければならないような終わり方だと登り切った充実感がなくなってしまいます。

もし私がルート開拓をするとして、スッキリした終わり方が出来ない場合、このルートは登り切れなかったと言う気持ちで諦めます。

平山裕二も「レッヂ トウー レッヂ」が理想だと言っていましたが、よく分かります。そういうルートを登り終えた時には、グレードに関係なく充実した気持ちになります。