12月28日。ジュニアスクールの子供たちと湯河原幕岩に行ってきました。子供たちは6名です。
ジムでは5.13も登るY君。今日は「シャックシャイン」が目標でした。オンサイトは逃したものの、2便目でサクッと落として「ゲイシャワルツ」を始めました。
ジムで5.12を登るS君は超積極的。「帰還兵」をRPしてから、「アリババ」をRP。「クリスマスローズ」はオンサイト。最後に「ダイヤモンドヒップ」にトライしトップアウト。マスタースタイルにこだわるストイックさ。
スクールではベテランのYちゃん。もう何回も岩場を経験していますが、今日は優しめのルートをたくさんリードしていました。
岩場は2回目のAちゃん。まだ岩慣れしてないのでトップロープ中心にたくさん登って楽しんでいました。
ボルダリングは上手だけど、最近リードを始めたF君はやはり高いところでは思うように体が動かないらしく、トップロープ中心にたくさん登って岩に慣れました。
クライミング自体が日の浅いK君ですが、とても積極的で持ち前の運動神経で、めきめき上達。今日も積極的にリードをしていました。
いつも思うのですが、子供たちは、ジムで使っているムーブが岩場に直結している。これが素晴らしいのです。「ジムと岩場では登り方が違う」という人が良くいるのですが、本当はそんなことはありません。基本的にやることは同じです。ただフットホールドが悪く感じて、ジムで身に着けたムーブを起こす自信がないだけだと思います。
私の感覚では、岩に慣れてくれば、自分の登れるグレードは岩場とジムで変わりがなくなってきます。決してジムの方が優しいわけではありません。普段ジムで練習している子供たちですが、できるだけ岩にも触らせて、本当のクライマーに育ってほしいと考えています。