Chimney角屋のClimbing log

基本的にはクライミングの日記ですが、ハイキング、マウンテンバイク、スキー、スノーボードなども登場するかも・・・。

瑞牆NEWエリアとりあえず開拓終了

2019-11-05 20:25:30 | フリークライミング

11月5日。ゆーた君と瑞牆の開拓エリアに行ってきました。前回、じぶんで設定して小泉さんに初登してもらった「Small Edge」5.11dを登るためです。

度重なる台風の影響で、林道が崩れたり、丸木橋がずれたりしたという情報があり、久しぶりに来てみましたが、林道は問題なくアプローチできました。丸木橋は手前が下流にずれたため、フィックスロープの位置がよくなかったので、行きがけに修正しました。前より渡る距離も短くなり簡単に渡れます。しかし、もう一度同じような洪水になると、丸木橋自体が流されてしまうかも。

渡った先の河原の径も、えぐられてはいますが問題なくアプローチできます。Newエリアも被害はなく、今日はコンディション抜群。

まず「Komorebi」 5.10a 15m B4でウォーミングアップ。ゆーた君にとってはOS。

2本目のウォーミングアップは「手のひらサイズ」 5.10b 20m B7。これもゆーた君にとってはOS。

岩が冷たくて指の感覚がなくなった。

 

 

「Smoll Edge」 5.11d 20m B7 に移動するが南面のこのエリアにはまだ陽が回ってこなくて、岩が冷たい。

まずOSトライのゆーた君が取りつく。核心の手前までも11b位だが、これをこなしていよいよかぶった核心。しかしここで力尽きる。リップ上のホールドが見えないので、そもそもOSは難しいのだが、それを探り当ててトップアウト。

私も今日1便目は、核心のクリップの体勢が取れなくて、クイックドローをつかんでしまった。

それぞれ作戦を立てて2トライ目。ゆーた君、長いリーチを活かし、粘ってRP。私も核心手前でレストポイントを見つけ、作戦成功。

 

まだお昼なので、二人とも登れていなかった「Wood Pecker こっち」 5.11b 10m B4 を登ることにする。このルートは短いのでこのグレードだが、ムーブとパワーはグレード以上。ふたりとも1便目は玉砕したが2便目で片付けました。

 

このエリアはそのうち発表するつもりですが、場所はカサメリ沢、モツランドから先に進み、エレファントロックの少し手前を山に入っていくとあります。

まず上がってすぐ左に小さい岩頭があり左に「いいんですか?」5.7 8m B4と、右に「いいとも」5.10a 8m B4 があります。

さらに上がっていくと右上に岩と岩に挟まれたルンゼ状の斜面で、右に「Komorebi」5.10a 15m B4があります。反対側の岩には、下から「Closing Time」5.12a 20m B7?があり、その上に「Aozora」5.10b 30m B10?+C4 があります。同じ取りつきから右を回り込むルートは「手のひらサイズ」5.10b 20m B7です。 さらにルンゼを詰めると、正面にスラブ状の岩があり、左「龍の腹の下 左」5.10b/c 18m B5。右が「龍の腹の下 右」5.10c 18m B6です。この右上に「3級マントル」というクラックルートがありますが、私は未確認。

このエリアの右下のバンドを右端まで詰めると「Rock Climbing」5.9のトラディショナルなルートがあります。手打ちのボルト4本とカムを使用して登る30mのルートです。グレード以上に緊張します。

 

このエリアの下を回り込みフィックスロープを登り、反対側に行きます。ここがメインのエリア。まずフィックスロープを登りきったところの右にクラックがあり、これを登るのが「玲瓏の空突きて」5.11b 23m B2+カム、フィンガーサイズからフィストサイズ1セット。その左のカンテ状は「Intense Heat」5.12d 23m B10です。まだ2登がありません。

左に下ると「クロール」5.11b 25m B10?があります。看板ルートです。「クロール」から途中で左に分かれ、隣のフェースを登るのは「花豆」5.11b/c 23m  B8です。

そのうえ、メインエリアの左端に「Small Edge」5.11d 20m B7+スリング があります。

そこから斜面を登り右上のほうに小さい薄かぶりに岩があり、左が「Wood Pecker こっち」5.11b 10m B4。右が「Wood Pecker あっち」5.11a 10m B4があります。

合計17本のルートがあります。画像はこのブログの過去の投稿を見てください。