タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

爽やかな登山???

2020年08月10日 | 山歩きから
    

今朝の裏山はキレイに晴れました。

と言いたいのですが、全天このような青空ではありませんでした。台風の影響でしょうか、雲量も多かったのですが、風もあったので先日のような「蒸し風呂登山」にはなりませんでした。

今日の目的地は、、、、

     

あの388m地点です。そこまで行って、カフェ46へ下りるルートを見るつもりでした。

結論から言うと、あの47番鉄塔のてっぺんの左の方まで見てきました。この件は後日紹介します。

    

いつものように中国自然歩道を歩いて、風も巻き道から右側に入り、あの峰に向かいました。

先日ひき返した地点の先まで踏み跡がありましたが、すぐにやぶ状態になりました。

チョット嫌な思いをしながらとにかく目的地へ。

    

その目的地です。ご覧のように茂っています。

そこまでは想定内でした。そしてカフェ46への下山ルートです。

こちらはどこでも歩ける感じでした。この話題は後日、です。

カフェ46方面に下りることが出来ることが確認できたので、今日は同じルートをひき返し、途中から68番鉄塔ルートに行きました。

    

今日は森ばかり歩いたので、窓ヶ山方面の展望を見たかったのです。

左が高森(大杉山)、右が東郷山です。台風からの風に吹かれながらこのような風景を楽しみ、、、、

カフェ風の杜の手前の急登を登り、いつもの駐車場に帰りました。

本日出会った登山者はゼロ、それは間違いありませんが、自然歩道でトレランをしている外国人に会いました。

チョットだけ立ち話しましたが、彼は広島市の学校に英語教師として努めているそうです。日本語が上手だったので本当は一緒したかったのですが、進行方向が180度逆で、彼はトレランでタカ長は山歩き、これではどんなに工夫しても長話できません。

他に会ったのはイノシシとマムシがそれぞれ1。これでは「」になりませんね。

    

いつもの駐車場に帰ってから見る窓ヶ山方面です。山はクリアに見えましたが、青空はありませんでした。

空気がクリアと言えば、今日は石鎚山が見えたようです。タカ長の怪しい裸眼で見ただけですが、間違いありません。

     

今日の記録です。

茂ったところがあったり、蜘蛛の巣を払いながら行くこともあったので時間はかかりましたが、時間のわりには歩数も伸びなくて、8973歩でした。

でも、今日は収穫もあったので満足です。

駐車場に帰ったときは、お漏らししたくらいズボンも汗に濡れていました。

そのような状態ですから、爽やかな登山とは言えないのでしょうが、風が気持ち良い山歩きでした。

おそばをどうぞ

2020年08月09日 | 日々雑感
    

暑い日が続きます。このような時はおそばが一番です。

どうぞ、どうぞ、お召し上がりください。これだけあれば大丈夫でしょう?

    

8月7日に携帯から投稿したそば打ちの話題です。

16時に集会所に来るように、と言われていたので出かけました。取材(?)するつもりで少し早めに行きました。

ここに居るのは山の中まであり、長寿会のメンバーもいます。だから、山のメンバーがそば打ちをするのか、長寿会の主催なのか、、、

そこらのことは深く考えないで、とにかく出かけました。

    

先生は長寿会のメンバーです。広島では有名な豊平のそば道場で勉強された人です。

その先生について仲間が習っています。そば粉も水もグラム単位、先生の指導は厳しいようですね。

    

タカ長も2回だけ経験があります。五郎さんのところの「農家民宿」で体験しました。

もちろん、彼らも経験しています。

この作業が上手なのは女性メンバーです。彼女は長年陶芸をしていますが、この工程は粘土を練るのと同じようなものらしいです。

    

私たちの山グループは、狭い意味の登山で考えると弱いチームですが、その中には自称ですが、、、

キノコグループとかウナギ部会とかが、何かしら色々なことをしていて、そのような活動が町内会活動のベースになっていたり、、、、

日々の生活を豊かに過ごす糧になっています。

その方向から見るとなかなか立派な山グループだと自負しています。

    

だいぶ作業が進んできました。

もう少しですが、打ち粉が少なくてモタモタしたり、まだ経験が少ないので、先生と生徒の呼吸はイマイチ合わないようでした。

    

それでも楽しいそば打ち体験です。

皆さんやる気になったようで、これからは毎月やるとか言っていましたよ。

と言うことはまだまだチャンスがありますから、打ちたてのそばを食べにお出で下さい。

その時は厚い札束を忘れてはダメですよ。(笑)

以下は五郎さんのところでのそば打ち体験です。

    

    

    

どなたが先生かすぐに分かりますが、先生はプロの人です。

新そばの時期に行って何度かそば打ち体験をしました。私たちには楽しい田舎体験でした。

そのうち五郎さんが体調をくずされたり、、、

お元気になられたと思ったらコロナ騒ぎ、そのようなわけで今年の新そばシーズにも行けないかも分かりません。






両方良いのは頬被り

2020年08月08日 | 日々雑感
     

両方良いのは頬被りだけだ

子どものころ親父が何度も口にしていた言葉です。タカ長が何かやらかして指導されていたのか、そのような具体的な記憶はまったく無いのですが、とにかく、よく口にしていました。

その言葉を最近よく思い出します。コロナ禍の社会情勢と合わせて思い出されるのです。

     

そもそも今回のコロナ騒です。

新型コロナウイルの感染対策と東京五輪や習近平主席の訪日、両方良いようにしようとして初期対応を誤ったのではないのか?

あの時点でタカ長は、不遜なことかも分かりませんが、山リーダーとしてのタカ長と国のリーダーをならべて考え、リーダーのあり方を問いかけていました。

     

たとえば、悪天候の中の登山、このまま進むか退くか、その判断はリーダーの決断がすべてだと思っています。

そこには多数決の原則もなければ、科学的な根拠を示せと言うようなことを言っている時間はありません。即断即決しなければならない究極の二者択一です。

コロナ禍においてもしかり、決断する時はリーダーが決断しなければならないのです。

その時、両方良いのは頬被りだけ、最善の一つを決断するのがリーダーの仕事のはずです。

     

誰かさんがうがい薬のことに触れたら即店からうがい薬が消えました。

これって即断即決?

素人考えですが、唾液は純粋なH2Oではありません。口の中だけではありませんが、人の体の中には色々な菌類というか、微生物がいて、彼らの活動によって私たちの健康が維持されています。

体に必要なものは殺さないで、新型コロナウイルスだけを殺す、そのような都合の良いものは無いはずです。両方良いのは頬被りだけです。

     

何度もやり玉にあげているマスクもしかり。

ナノ単位のウイルスだけカットして、体の熱は逃がして熱中症対策になり、飛沫も防止して感染症対策になるような、両方良いマスクなど存在しません。

そう言えば(ミリメートル)と(ナノメートル)の違いが認識できない人はこの議論に参加する資格がない、とある医師がブログに書いておられました。

そのように言われるとタカ長は腰が引けてくるのですが、ナノメートは10億分の1メートルであることくらいは勉強しています。そして新型コロナウイルスの大きさは100ナノメートくらいで、一般的なマスクの目は0.5~0.1ミリメートルくらいであることも勉強しています。

それ以上のことは今日のテーマから外れるのでコメントしませんが、ここでも両方良いのは頬被りだけ

どのような思いで親父がそのようなことを言っていたのか、今となっては聞くことは出来ませんが、ずいぶん深いことを教えられていたのだと、この歳になってあらためて感じています。

このところイラストを使った記事が多くなっていますが、これらのイラストはすべていらすとやさんのものです。可愛いイラストが多くて、ついつい使用したくなります。心から感謝しています。

蒸し風呂登山

2020年08月07日 | 山歩きから
    

仲間たちとの裏山歩き、今日は家を出る時間に霧雨。そのためでしょうか、集まったのは男性ばかりでした。

その色気のない連中が中国自然歩道に入ってしばらく行ったところで、スマホを見ながら何やらしています。

よく見ると足もとに小さな花。そうです、スマホのアプリで花の名前を調べているのです。

    

その花がこれです。アキノタムラソウ、らしいですが、間違ったらスマホのアプリが悪かった、と言うことです。

足場が悪くて思い通りの写真は撮れませんでした。

アキノタムラソウと言えば茎が丸型ではなかったような、、、、、。その事だけは指で確認しました。

    

自然歩道を歩くだけの山歩きが登山と言えるのかどうか分かりませんが、、、、

とにかく、暑くて、暑くて「蒸し風呂登山」でした。

この時期の広島名物(?)は「瀬戸の夕凪」ですが、一夜明けて、風の流れのない時間はまさに状態です。

その中の低山歩き、ただただ我慢の蒸し風呂登山です。

    

タカ長の頭の中には急登を登って69番鉄塔に行くプランもあったのですが、今朝の状況では冗談にも口外出来ませんでした。

この時期は大きなことを考えないほうが良さそうです。

高森(大杉山)に行って、巨木群を見て、2万歩あるくと言うようなプランは気候が良くなってからにします。

今はただただ我慢の継続です。

    

荒谷林道を少し歩いたところが本日の目的地、と言うことにしました。

ここでしばしの休憩。赤ザックがタカ長の定点です。

そこから同じ道をひき返しましたが、風の巻き道まで帰ると少しだけ風を感じることが出来ました。

時間の経過とともに風が出てきて、、、、、

    

いつもの駐車場に帰ってくると涼しい風が吹いてきました。

思わず両手を上げる仲間もいます。

この風を感じて我が家に急行、シャワーを使うと快適、快適。

これがあるから裏山歩きが止められません。

     

今日の記録です。

1万歩に少し足りませんでしたが、これで十分満足です。

くどいようですが、要は継続ですから、、、、、、。

やっぱり継続だよねぇ

2020年08月06日 | 山歩きから
    

今日は月1回の診察日、クリニックが盆休みになるので少し早めに行きました。

自覚症状的には何もなくて、食欲もあって遊んでばかり。

先生の質問にそのように答えて、心臓の音を聞いてもらって終了。短時間で済みます。

    

その後お隣の薬局に行ってこんな感じの薬剤師さんと立ち話をしました。その時間は患者さんもいなかったので、少し長めの立ち話です。

出来上がったばかりの団地新聞を診察前に届けていたので、先ずはその話からでしたが、これは今日のテーマに外れるのでカット。

薬剤師の先生のお母さんはとても活動的な方で色々な活動をされていることは前に聞いたことがあります。

ところが、新型コロナウイルの問題が起こってすべての活動は中止になりました。

その活動が再開になって、久しぶりに会ったら老けた感じに見える人もいた、と言うような話も聞きました。

高齢者が家にこもってばかりいては良くないので、とにかく、こもるだけの生活は良くないと思います。

今は「ウイズコロナ時代」です。何も対策を考えないで、家から出ましょうとは言えませんが、自粛だけの生活も問題です。

この問題は薬剤師さんのお母さんだけの問題ではありません。私たちの団地でも同じで、そのなかでタカカノもタカ長も頭を悩ませています。

団地新聞にも取りあげたのですが、家にこもって運動しないでいると、健康だった人がフレイルの状態になり、フレイル気味の人が要介護の道に進むことになります。

そのような流れに落ちないで、この「ウイズコロナ時代」をどのように過ごすか、これはすべての高齢者に課せられた大きな問題だと言えます。

そのような立ち話をして、ここでも、、、「活動は継続しないとダメだよねぇ」と言うような話で立ち話が終わりました。

    

広島でも会としての活動を休止された登山グループがあります。それぞれの会にはそれぞれの事情があるので、タカ長がコメント出来ることではありません。

そのような状況になっているのを承知したうえでタカ長たちは活動を継続しています。但し、その活動内容は変わってきています。

公共交通の利用は3月から止めていますが、この状態は長期間続くことになると覚悟しています。

数的には裏山歩きが圧倒的に多いタカ長たちですが、それ以外の山にも行きます。しかし、この場合も、、、、

たとえば、タカ長のワゴン車に6名とか7名が乗ると言うことは考えられません。マイカー相乗りで行くとしても、これからは同じ参加者数でも車の数は以前より多くなります。

そのため、山を選ぶときは駐車スペースが広い所、と言うことが大切な条件になります。

    

活動を休止してしまうことはある面では簡単なことです。

しかし、活動を継続するためには知恵を出さないといけません。

ウイズコロナ時代、怪しくなってきた頭をフル回転させて、何としてもタカ長たちの活動は継続するつもりです。

タカ長たちの健康状態は自転車操業の状態で、走り続けていないとパタリと悪いほうに倒れると認識しています。だから、山歩きだけは止められません。

この判断が正しいのかどうか、それは誰にも分からないことです。大切なのは自分なりに考え、その判断を信じることだと思っています。

課題があると

2020年08月05日 | 山歩きから
梅雨が明けて低山歩きがきついシーズンになりました。しかし、自分の健康を考えたら山を休むわけにはいきません。

頭では分かっているそのことを実行するためにはそれ相応の動機づけが必要です。タカ長の場合、「とりあえず90歳まで山歩きを続ける」と公言していることがその一つです。

しかし、そのような抽象的なことだけでは重くなった腰を上げることが難しくなりました。
そこで「課題づくり」です。

    

何度も何度も歩いている裏山ですが、それでも未知な部分はいくらでもあります。牛池東側の森や大杉の巨木群、旧河内峠から高森(大杉山)へのルートなどがその例です。

人間いくつになっても未知の部分を探ることは面白いものです。その部分を刺激しながら裏山歩きを継続すれば、90歳まで山を歩くことが出来るような気もします。

    

カフェ46から見る388m地点です。こちらから見ると388mと言いたくなりますが、反対側から行くと単なる高みです。

その地点のことはどうでも良いのですが、あそこからカフェ46に帰って来たい、と言うのが最近の課題です。

     

7月31日の軌跡です。

右下の印のところがカフェ46ですから距離はありません。しかし、沢があります。あの峰から沢を渡って帰ることになりますが、これまでそのあたりを探索したことがありません。だから課題になります。

あの峰から真っ直ぐ南に尾根を下りてくるか、右側の尾根を歩くのが良いか、それとも途中から谷すじにルートを取るか、たったこれだけの範囲でも、地図を見ていると色々なことが頭に浮かび、課題が明確になってきます。

    

具体的な探索は涼しくなってからになりそうですが、このエリアはいつもの駐車場から近いので、その気になれば連チャンもあり得ます。

それだけ頑張るだけのものがあるかどうか、行ってみないと分かりませんが、この課題も今のタカ長には大切なものになりそうです。

具体的な探索は涼しくなってから、と書きましたが、、、、、、

いま気になっている高森(大杉山)や73番鉄塔方面は遠いので、この暑い時期は距離的に近いところへ行くべきか、と言う気持ちもあります。

タカ長のことだからすべては気分次第ですが、388m地点の近くのあの径が歩けるものかどうか、歩けるとしたらどこまで歩けるか、、、、

その程度のことは早々に探索してみたいような気もします。

    

このような「箱庭登山」など若いころには考えられませんでしたが、この歳になると悪くないように思えます。

そして遠出登山がままならない昨今の状況を見ると、課題を見つけて身近な山を歩くことは案外ナウい山歩きと言えるのかも分かりませんね。

今日は楽だったぁ、、、、、、(?)

2020年08月04日 | 山歩きから
    

仲間たちとの裏山歩き、今日は15名がいつもの駐車場に集まりました。

裏山の空気感は昨日よりは良いようですが、いかにも湿度が高そうな感じはあまり変わらないようです。

前回が自然歩道コースだったので、今日は牛池までの予定で出発しました。

自然歩道と椿尾根方面、交互に行くと決めているわけではありませんが、このところ何となくそのようになっています。

    

とにかく、椿尾根を登って牛池に行きました。

密を避けるために班分けする、と言うようなことはしていませんが、何となく分かれているようで、隊列の長さも長くなっているようです。

    

牛池にへ風がありました。このような風景を見るのも良いのですが、、、、

タカ長はこれです。

    

ネットに倒れかかっているのではありません。チョッとだけ寄りかかっているようですが、、、、

実は池の方から涼しい風が吹いていて、この姿勢をとると背中に風が当たり、とても快適だったのです。

    

牛池からどこかへ行くのか?

と言うような声も聞こえましたが、この時期なので牛池でのんびりとした時間を過ごし、、、、

椿尾根を下りました。この間に会った登山者は1名だけです。

このような裏山ですから、要は自分たちが密にならないようにすれば良い、と言うことになりそうです。

新型コロナウイルの問題も状況が変化しており、広島でも活動を休止するグループが出てきました。

タカ長たちには家から5分の裏山があるので活動休止はしませんが、公共交通の利用などは今年は行っていませんし、この状況ではこれからも行うつもりはありません。

     

今日の記録です。

昨日より距離が長くて、標高差は少なくなっています。つまり、昨日は急登をこなした、と言うことです。

しかし、今日の裏山歩きが昨日よりは楽に感じたのは、そのような物理的な条件ではなくて、単なる体調の変化だと思っています。

タカ長も人の子ですから、体調の良い日もあればすぐれない日もあります。

昨日はそのすぐれない日と気象的な条件が重なってきつい思いをすることになったのだと思います。

何度も書きますが、色々あっても要は継続です。

仲間の一人が「タカ長が山に行けなくなったらコロリと逝きそうですね」と言っていましたが、それは理想的な生き方だと思います。

ベットに寝たきりで何年も生きるより、山に行けなくなったらコロリ

これはいいですね。


耐暑訓練?

2020年08月03日 | 山歩きから
独りで裏山を歩いてきました。

本日は午後の予定があるので障子岩までのつもりでした。しかし、それでは短すぎるので、その前に48番鉄塔に寄り道する気になりました。

    

右から48番、49番そして尾根に見えるのが50番鉄塔です。こうして見ると48番鉄塔が思いのほか高く見えます。

    

今日の軌跡です。48番鉄塔へは谷すじを登り尾根筋をおりました。

帰宅してこの数字を確認し、歩数が8,000歩になっていないことを知り、正直ガッカリしました。

    

48番鉄塔に登るとこの程度の展望が得られます。

右側の鉄塔が近く見えます。中央に見える高みのところに障子岩があります。

    

これから登る白樫尾根の向こうに二郎杉が抜きんでています。この程度の展望を楽しんでからいったん下山です。

その下り口は、初めての人には分からないくらい茂っていました。鉄塔の敷地のまわりに厚さ2~3メートルの緑の壁が出来た感じです。

その壁を突き抜ければ問題ありません。その後は茂みや倒木に邪魔されることなく、先ほど歩いたルートに下り立ちました。

そのあと白樫尾根を登ったのですが、この登りが大変でした。

気温は30℃超で湿度は、体感的には120%、その上無風

このようにきつい思いをして裏山を登った記憶はありません。本当にきつい登りでした。

体が暑さに慣れていないのか、、、、、、、、いや、慣れていたとしても、この気温でこの湿度ではきつい登山になります。

    

障子岩に登ると風があったので助かりました。今日の風は南寄り、風下で無風の尾根を登ったのできつかったのでしょう。

熱中症になったわけではありませんが、熱中症と書かれた暖簾が見えるところまで近づいたような気がしました。

久しぶりに障子岩でのんびりと休憩しました。と言っても展望はこのような感じです。

安芸の宮島は見えませんでした。目の前の尾根を登る雲の流れを見ながらぼんやりとしていました。

この天気では、ロングコースを予定していてもここでひき返すことになったはずです。

今日は桜尾根を下りました。

    

いつも通過している山桜まで行ってみました。

近づいてみると幹は思ったほど太くなくて、その上かたちも良くなく、見かけ倒しのような気がしました。

    

今日歩いたコースには3本の倒木がありましたが、いずれも実害は無いものでした。わが裏山にも豪雨が降ったようですが、今年は大きな傷痕を残すこともなく梅雨が明けたようです。

それにしても暑かった今日の裏山歩き、これが「耐暑訓練」になって、明日からの裏山歩きが楽になると嬉しいのですが、、、、、、

そのようなことは期待できないでしょうね。暑さはこれからが本番ですから。

    

48番鉄塔方面の軌跡を拡大してみました。ご覧のように狭いエリアですが、登りの沢コースにはそれなりの雰囲気と急登があります。

下りの尾根すじは植林地ではないので、それなりの雰囲気があります。

それなりばかりですが、箱庭登山としては楽しめます。

八つ当たりみたいですが、、、、

2020年08月02日 | 山歩きから
7月31日のようなことがあるといけないので、これからは「ワード」で下書きしたものを使ってブログを更新することにしました。

パソコンのご機嫌が悪いので、これとて万全ではありません。しかし、ここは「Ctrl+S」を連発すれば大きな被害は防げます。

さて、少し古い話題ですが、山岳4団体の登山自粛要請についてこのブログでも取り上げました。

この件に関しては言いたいことはいくらでもあるのですが、聞く人は面白くないような気がして、ブログはもちろんですが、人前では話さないようにしてきました。

        

しかし、これらの本を読んで、チョッとだけ考えを変えました。

チョッとくらい言わせてもらいたいことの一つです。

公益社団法人日本山岳ガイド協会からこれからの山登りと言う動画が公開されています。

この動画を何度か見ましたが良く出来ていると思います。ここは重箱の隅を楊枝でほじくるようなことはしません。

と言いながら、ひと言あります。

タカ長とは感覚的に合うのですが、この動画ではマスクを着用して歩いている登山者は一人もいません。そこまで見れば何の問題も無いのですが、、、、、

山岳4団体が5月に出したガイドラインには「登山中はマスクを着用し、、、」と明記されています。その4団体の中に山岳ガイド協会が含まれているのは言うまでもないことです。

これっておかしくないですか。ガイドラインと動画との整合性がとれていないではないか!

    

山岳4団体がナンボーのものかタカ長には分かりませんが、少なくとも当事者たちは日本の山岳界を牽引する団体だと自認されているはずです。だからこそ、タカ長には上から目線に見える登山自粛要請などを出しているのでしょう。

国民の行動の自由を制限することにもなるこの種の要請を民間団体が出来るのかどうかタカ長には理解できませんが、事の重大さを認識していれば、自粛要請の出しっぱなしは出来ないはずだし、タカ長ごときから整合性を問題にされることも出来ないはずです。

このようなことを言うのは山岳4団体の登山自粛要請を支持していないタカ長の八つ当たりでしょうか?

    

山と渓谷社が行ったアンケートによると、81.8%の人が登山自粛要請を支持しています。タカ長のように支持しない人は6.3%。

この結果を見て何となく不満だったタカ長がこのことを話題にする気になったのは出口先生の本を読んだからです。

登山とは関係ないことですが、出口先生の本で語られていることです。

高度成長期の日本を支えたのは製造業でした。

そこで必要とされた人材は「素直で我慢強く、協調性があって空気が読めて、上司の言うことをよく聞く人」でした。

そのような人たちが日本を引っ張り、平成元年の時価総額のランキングでは、世界のトップ20のうち14社が日本の会社でした。

その時点まではそれでよかったのかも分かりません。しかし、今はGAFAと言われるような会社が上位を独占し、日本の会社はトヨタの36位が最高の状態にまで落ちてしまいました。

そのような状態になっているのに、今でも企業はこのような人を好んで採用しています。この状況を

「野球からサッカーにゲームは変わったのに毎晩バットを持って素振りを続けているようなもの。本人たちは一所懸命努力をしているつもりかもしれませんが、それではゲームに勝てるはずがありません。

と書かれています。

それを読んで、日本の登山者にもこのような人が多いのだろうと考え、山岳4団体の自粛要請のことなどを話題にする気になったのです。

言われたことを守っていれば良い、と言うような風潮が今も残っていて、そのことが80%以上の支持を得る土台になっているように思えたのです。

    

人さまがどのような思いで登山活動をしようが、そのようなことはタカ長がコメントすることではありません。しかし、あの登山自粛要請を支持しない人が10%は居てほしいと思っていました。

それがもし、、、1/3の人が支持しない状況だったら、日本の登山界も変わるように思うのですが、、、、、、。