タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

思わぬかたちで

2020年08月21日 | 山歩きから
先日紹介した渡哲也と吉永小百合の映画、今日NHKで放送していました。

愛と死の記録  出来上がった映画を見たのは初めてです。

流石ですね、出演された皆さんの広島弁、見事なものでした。と言うような感想は本題とは関係ありませんが、、、、

あの頃の渡哲也さんの雰囲気を思い出しました。

    

さて、今日の裏山歩きです。

猛暑の時期ですが、皆さんと一緒に頑張りました。

それは良いのですが、中国自然歩道を歩いているとき仲間がハチに刺されてしまいました。

タカ長のすぐ後ろ歩いていたのでその瞬間は見ていないのですが、黄色のハチだったようです。何名もの仲間が通過した後だったのですが、ひょっとしたら蜂の巣を踏んだのかも分かりません。

現場から離れて応急処置は済ませたのですが、ハチが興奮しているかも分からないので、同じ道をひき返すことは良くないように思われて迂回ルートへ。

と言っても、迂回ルートとしてはジャイアントコースを登って尾根に出るか、ジャイアントコースを下りて団地経由で帰るか、その二つしか選択肢がありません。

団地経由では距離が延び、その上、炎天下のアスファルト道を歩くことになります。そのコースを帰ることはきついので、、、、

と言うことはジャイアントコースを登るしか選択肢はありません。

    

そのようなことがあって、思わぬかたちでジャイアントコースを登ることになりました。

事情が事情なので、ジャイアントコースが嫌だと言う人はいませんでした。

    

距離にしたら短いのですが、この間はタカ長が2軍(?)を先導することになりました。

気分的には、久しぶりに山らしい山に登っているようでした。

    

この時期にジャイアントコースを登るなんて、普通では考えられないのですが、だからと言ってハチが騒いでいたところを通って帰る気にもなれません。

思わぬかたちで骨のある登りを楽しみ(?)ました。

    

下りはごろごろ尾根。灌木が茂ってきて、前を行く仲間がすぐに消えてしまいました。

町や海の風景はハッキリとは見えない状態です。

カラッとした風景の中を下りるのはしばらく後になりそうですね。

    

予期していなかった急登を登ることになりましたが、終わってしまえば何と言うこともありません。

距離が短くて、短時間で終わるから急登も苦にならないのでしょうが、この急登を1時間も2時間も登らされたらバテるかも分かりませんね。

    

本日の記録です。

精度は分かりませんが、いずれにしてもガッカリするような数字です。

    

地図で見ると急登があることは分かります。地図で見る感じより傾斜がキツイと思うところもあります。

リアルタイムで標高を見ることができる、スマートウォッチと言うのか何というのか知らないものを仲間が持っていて、、、、

あと100メートル、あと50メートルと声をかけてもらいながら登りました。

確かにきつい登りですが、今日も落ち葉が無くて助かりました。

そのため落ち葉の季節に登ること、71番鉄塔からこのコースを下りること、この2つはタカ長たちのグループでは一応禁止にしています。

それともう一つ。

これからハチの活動が活発になるので、黒色のものは着用しない、と言うことは山を歩く人なら誰でも知っていることです。

今日ハチに刺された人は、ズボンの上に黒いソックスを出していました。その黒いところを集中的に攻撃されたようです。

頭では分かっていることですが、実行するかしないかはその人しだいです。

タカ長の目の前で黒色のところを集中攻撃され、必要な手は打っておかないといけないと、あらためて思いました。


鷲羽岳の想い出

2020年08月20日 | 山歩きから
今日も猛暑日。この件は話題にもならないようですね。

とは言いながら、暑いのが苦手なタカ長としては、秋が来てほしい気持ちは人一倍です。

   

    

田中陽希のテレビ番組を見ている人は多いと思います。もちろん、タカ長もその一人です。

今朝は鷲羽岳から赤牛岳へ歩いていました。それを見て、、、

仲間たちと行った2005年の夏山を思い出しました。

その頃は毎年のように北アルプスの尾根を歩いていました。

2005年は1月にニュージランドのルートバントラックを歩き、7月31日から北アルプス、チョッと頑張ったような気がします。

    

    

新穂高温泉から鏡平を経て双六山荘で一泊、翌日、双六岳の尾根を歩いて三俣蓮華岳に行き、三俣山荘の前を通って鷲羽岳の山頂に立ちました。

    

山頂は少し曇っていて、今朝の番組ほどの展望はありませんでしたが、それでも近くの山は見えて、十分満足することが出来ました。

タカ長たちが行った、北アルプス最奥の山でした。

    

その夜は三俣山荘に泊まり、遠くに槍ヶ岳を見ながら夕食。とても静かな夕暮れでした。

鷲羽岳の山頂ではチョッとだけ雲にまかれましたが、その他はずっと晴れており、天気に恵まれた夏山になりました。

    

今朝の番組を見ながら思ったのですが、、、、、


三俣山荘に連泊して、鷲羽岳の左奥に見えているあの山、水晶岳まで行かなかったのが心残りなことに思えたのです。

何かの都合でもう一日の時間が取れなかったのか、、、、

そもそもタカ長たちは弱小パーティーなので、鷲羽岳が限度だと考えたのか、、、そのあたりの記憶はありません。

    

私たちは花があれば止まり、鳥を見るとしばらく動かないようなチームなので、水晶岳や赤牛岳のことは最初から考えなかったのかも分かりません。

でも、この歳になり、北アルプス最奥の山に登る脚力が残されていないことを自覚するようになると、やはりあの時登っておけば良かった、と言う思いがします。

このような猛暑続きではそもそも家を出るのが億劫になり、、、、、

北アルプスよりずっと近い、伯耆大山のユートピアのお花畑に行くことさえ出来ていません。

あれもこれも夢のまま終わるのでしょうか?

伯耆大山はタカ長にとっては先生みたいな山なので、もう一度、、、、と思いながら、ずいぶん永いことご無沙汰しています。

ユートピアのクガイソウ、もう何年見ていないのでしょうか。

    

地図遊び

2020年08月19日 | 山歩きから
今日も猛暑です。

8時過ぎからエアコンを入れたい気分になりましたが、11時まで我慢しました。それでも苦しくは感じませんでした。

少しは暑さに慣れたのでしょうか?

    

と言ってもこの暑さでは外出する気になれません。今日もステイホームです。

ステイホームで何をするか、、、、、、、

今日は趣向を変えて(?)地図遊びをしました。

地理院地図をパソコンで見ながらヴァーチャル登山をしたり、裏山などの地図を3Dで表示してみたり、、、、、、、。

    

地理院地図に3D表示機能があるのは知っていましたが、その機能を使って遊んだことはありませんでした。

あらためてやってみると、わが裏山のように小さな山では立体的に表示できているような、いないような、、、、

と言ってもタカ長にその技能が無いので、急に思い立って遊んでも思い通りにならないのは当たり前のことです。

    

これは失敗作です。

例のサバ山に名前を書き込んだり、南側に下りるルートを書きこみましたが、思い通りのところに赤線が引けなかったり、、、、、。

そもそもマウスの操作が悪いのか、3D 画像を自分のイメージ通りに表示することが出来ません。

そんなこと、勉強不足ですから当たり前のことなので、これからはもう少し地図遊びをやってみることにします。

    

お遊びで、いまタカ長が一番行きたくて、一番遠い山を表示してみました。

一番行きたいのは穂高岳。山の好きな人なら誰もが行きたい山です。説明無用です。

一番遠い山。脚力が落ちて登れない山になりました。思い切り頑張って、ザイテングラードから涸沢岳に登ったとしても、安全に、足を痛めないで下山することは不可能であることを自覚しています。

だから、一番遠い山です。若いころはあの尾根をスイスイ(?)歩くことが出来ましたが、もうダメですね。

    

滝谷側を表示してみましたが、これもイメージ通りになりません。

北穂高岳から滝谷への下降点あたりまで行って、滝谷ドームを登るクライマーを見ていた時に感じたあのイメージ。

それを3D画像に表現できるのかどうか、タカ長には分かりませんが、、、、

そのようなことを考えながら、裏山や穂高岳の地図と半日遊びました。


サバ山調査行~1

2020年08月18日 | 山歩きから
    

暑の中の裏山歩き、この時期は標高差をかせぐ気にならないのでしょうか、皆さん中国自然歩道へ向かいました。

それが人情というものでしょう。

仲間たちと中国自然歩道を歩きながら、タカ長はサバ山の調査に行くことを思いつき、、、、

仲間1人をガードマンにつけて、皆さんと別れました。

    

サバ山(388m地点)の南側を、薄皮を一枚ずつはいでゆく感じで見てみたいのです。

そのサバ山へは尾根を行かないで、少し早目に右にそれてみました。しかし、それは失敗でした。

下草は茂っていませんが、倒木などがあり、余分な体力を使いました。

前回より難儀して、見覚えのある岩に行きました。標高で370メートル。

ここが分岐点で、ここから左(東側)の尾根を下りてみました。その尾根は下りることは出来るようですが、魅力に乏しいように感じました。

そこで右にトラバースして西側の尾根へ行き、そこから仲間たちとの合流点である風の杜に帰ることにしました。

    

こちらの尾根は前回歩いていますが、二つの尾根を歩いてこの尾根のほうが歩きやすいことを確認できました。

これで今日の調査行は終わりです。

大きな山を歩いておられる人から見るとおもちゃみたいな箱庭登山ですが、箱庭だって難所(?)はあります。

標高370メートルの岩に帰るとき、標高差にしてわずか2~3メートルの登りです。

乾いた斜面に落ち葉がいっぱい、立って登れなくて四輪駆動、この登りで汗がドカッ!

ここを登るだけで熱中症になったような気がしました。
 
風の杜にはタカ長たちが少しだけ早く帰着しました。

荒谷林道まで行った仲間たちも間もなく帰ってきて、ここで記念撮影。しばらくおしゃべりしたあと皆で一緒に帰りました。

    

次はあの岩のところから西側の尾根を下りて、305メートルあたりにありそうな尾根の分岐を見に行くつもりです。

でも、この猛暑の中ではいつ行けるか、、、、それは気分次第です。

次の金曜日に仲間たちが荒谷林道まで行くとしても、その間に305メートル地点の確認するには時間が足りないように思います。

と言うことは、もう少し時間が取れるときに行くことになりそうです。

    

いつもの駐車場に帰ってきました。

左にサバ山、奥に窓ヶ山が見えます。この空は秋の空のような????

    

今日の記録です。

サバ山の部分を拡大すると、、、、、

    

このようになります。この地図を見て頂くと先ほどの説明がご理解いただけるはずです。

いずれにしても、このように地図を見て、次を想像し、そこに出かけてみて確認。その繰り返し。

文字通りの箱庭登山ですが、このような山歩きも面白いものです。

  


渡哲也さんのこと

2020年08月17日 | 日々雑感
    

ご存知のように、先日、渡哲也さんが亡くなられました。

その渡哲也さんについては、青春のころ強烈な思い出を持っています。

そのことを詳しく紹介すると彼らのプライバシーに触れるこちになりかねないので、結論のようなことだけ書かせてもらいます。

    

渡哲也、吉永小百合と言えば青春スターの代表でした。

そのお二人が主演される映画のロケ現場でお会いしたことがあります。

具体的なことは書けませんが、、、、、、、その時、、、、、

この人はまわりが読めて、小さなことにも気配りが出来る人だ、、、と心に刻まれることを目にしました。

後の、たとえば、阪神淡路大震災や東日本大震災のとき、ボランティア活動に精を出されてる渡哲也さんのお心の芽はその頃からあったのですね。

映画にうといタカ長は、そのロケ現場で何と言う映画を撮っていたのか、そのような記憶はまったくありません。その映画を見たこともありません。

しかし、渡哲也さんの優しい心遣いだけは今でもハッキリと記憶しています。

渡哲也さんの業績などはいまさらタカ長が言わなくても、多くの人がご存知のことですが、、、、

いい仕事をされる人は若い時から違うのですね。

     

映画にうといタカ長でも、渡哲也さんが「西部警察」で活躍されたことや、NHKの大河ドラマで織田信長を演じられたことくらいは知っています。

タカ長がお会いしたころの青春映画を見た記憶は無いのですが、その頃の演技力は鳥肌ものでしたね。

謹んでご冥福をお祈りいたします。   合掌。

マスクを買いました

2020年08月16日 | 日々雑感
先日、夏用マスクを買いました。メイドイン佐賀、れっきとした国産です。靴下やタイツを買ったことのあるイイダ靴下の製品です。

マスク3枚+フィルター2枚セットで税込1,350円でした。

    

タカ長のまわりには、友だちや妹からもらったものや、市販の不織布のものなどたくさんのマスクがあります。

それでも買ったのは国産のマスクがあっても良いと思ったからです。

そもそもタカ長は目の前を浮遊しているウイルスそのようなことがあるかどうかは知りませんが、新型コロナウイルスは空気感染とは言われていませんねを防ぐためにマスクを着用するとしたら、そのような行為は意味が無いと思っています。

専門的なことではなくて、ウイルスの大きさを考えたら、普通のマスクでウイルスを防ぐ行為は、1メートルメッシュの網でメダカをすくうことと同じような行為になるからです。

でも、マスクには飛沫を防ぐためには大変有効なものなので、マスクの使用をすべて否定しているわけではありません。

    

それに、日本にはつきあい文化みたいなものがあります。タカ長もそれに逆らうつもりはありません。

たとえば、昨日の墓参ツアー。早い時間に出発したので高速道のPAには人はほとんどいませんでしたが、それでもトイレを利用するときはマスクを着用しています。

そのマスクは車に常備しているもので、新しく買った夏用マスクの出番は未だありません。
いまが猛暑のヤマ、タカカノのアッシー君をするときに使いましょうか。

    

大写ししてみました。色の濃いところはインナーが入っています。

試しに着用してみると、インナーを入れた状態だと息苦しくなる、と言うのはオーバーですが、かなりのものをシャットオフする感じです。

飛沫防止は完璧、しかし、このマスクを着用して登山すると酸欠になりそうな気がしました。

水は何処へ行ったの

2020年08月15日 | 日々雑感
墓参ツアーをしてきました。

広島・島根県境の墓も含めてのドライブですが、このように暑くては午後の運転は厳しいので、昼飯前に済ませました。

その途中、先月も水害があった江の川沿いを走ります。

    

道の駅ならぬ「川の駅」の前で撮った江の川の風景です。

この写真では何のことか分かりませんが、ここへ着くまで江の川沿いを走りながら、、、、

水が無い、水が無い、と言う思いを持って江の川を見ていました。本当に水量が少なく感じたのです。

    

よく見ると、対岸のガードレールの高さか、それよりも高いところの木に何やら引っかかっているのが見えます。

写真には撮っていませんが、竹林がなぎ倒されていたところもありました。

江の川の水量がものすごく増えたことは想像できるのですが、、、、、

    

それにしては水量が少ないのです。

と言うのはあくまでタカ長の独断ですが、日照り続きの夏でもないのに水が無いのです。

    

山に保水力が無くなって、雨が降ったら一気に増水。雨が上がったらあっという間に水が無くなるのでしょうか?

もしそうだとしたら、この風景は良い風景とは言えないようです。

    

そのようなことを考えながら墓に行きました。

このあたりまでのドライブは若いころは気になりませんでしたが、加齢とともにきつく感じるようになり、、、、

その上にこの猛暑、この状況では墓参ツアーも早晩出来なくなりそうです。

来年からは暑い盆の時期を避けて、彼岸など、猛暑と重ならない時期の墓参ツアーを考えないといけないのでは、、、、

そのようなことをタカカノと話しました。


盆休みですが、、、、、

2020年08月14日 | 山歩きから
タカ長たちの山グループは火曜日と金曜日が活動日です。

しかし、今日の金曜日は盆休みにしていました。人なみに盆休みと正月休みくらいはあります。

と言うことで、今日の金曜日は盆休みなのですが、ヒマな人はいつもの駐車場に来るように仲間がラインしたら8名が集まりました。

ヒマ人が多いのだなぁ、、、、と言うことですが、もちろんタカ長もその一人です。

    

窓ヶ山の峰に雲がかかっていました。あの尾根が2000メートル級の尾根なら面白いのでしょうが、700メートル級でもそれなりの雰囲気がありますね。

低山でも夏らしい雰囲気がありますが、この時期の低山歩きは暑いだけ(?)耐暑訓練みたいなものです。

    

暑い時期はハードな山歩きはノーサンキュウです。

8名で中国自然歩道を歩きました。駐車場から中国自然歩道に入るまでは直射日光の下ですから、ここが一番きついといつも感じます。

    

コースそのものには新鮮味はないので、いつものことですがおしゃべりしながらのウォーキングです。

今日の話題はパソコンやらデジカメ、エクセルのことも話題にのぼりました。男ばかりだったのでそのようなことになるのでしょうか?

    

荒谷林道に合流したところでストップ。

ここでおしゃべりしてからひき返しました。

途中で仲間が止まって何かしていました。何かと思えば、、、、、

    

ヤブランの花がありました。これくらいはスマホにお伺いをたてなくても分かります。

花の名前を調べるアプリがありますが、タカ長はまだインストールしていません。

アプリの数が多くて、、、、どれを選べば良いのか分からないのです。と言うのは単なる言い訳、要するに横着をしているだけです。

   

いつもの駐車場に帰って来ました。

この画像では分かりにくいのですが、右奥に見たようなバイクがあります。

ganchanさんのものです。裏山を歩いていることを電話で確認しました。

コラッ!タカ長の縄張りに無断侵入とはけしからん!

と言いたいところですが、ganchanさんとタカ長の脚力差は、新幹線と在来線の鈍行、高級スポーツカーとポンコツ軽トラくらいあるので、言いたくても言えないよなぁ、、、、(泣)

そのganchanさんたちと22日に山を歩く予定があります。そのような時はタカ長に合わせて頂けるので安心ですが、迷惑をかけないためには頑張らないといけません。

と言っても能力以上のことは出来ないので、せめて体調を悪くしないよう注意することにします。

388m地点のこと

2020年08月12日 | 山歩きから
    

一昨日下見した388m地点のことです。

カフェ風の杜の横を通って行きました。北方向からです。

しばらくは良い道がありました。しかし、その道もすぐに終わり、踏み跡はシダに覆われるようになりました。

ここでGPSで確認。388m地点はもう少し先であることが分かります。

    

    

踏み跡は左方向にあり、何年か前はこのあたりでひき返しました。その時は森の様子を見に行っただけで、388m地点の確認ではありませんでした。

今回は388m地点にこだわっています。ルートはシダに覆われてきましたが、とりあえず強引に尾根を進みました。

388m地点に着いたようです。しかし、直進するにはシダが深すぎました。ここで初めて右側にルートを取ってみました。

    

    

尾根の右側の斜面は茂っていないことは見えていたのですが、このあたりの様子を知るために、強引に直進したのです。でも、最後の数メートルは藪に負けました。

右に折れて、茂っていないところまで下り、右側(西側)から行くと簡単に388m地点に行けました。

    

388m地点は茂っているので、ここだけは後日、気候が良くなってから刈り取りたいと思いました。園芸用の剪定ばさみで対応できるはずです。

    

そこからカフェ46方面へはどこでも歩ける感じでした。と言っても谷すじに下りると傾斜が急になるので、当たり前のことですが尾根筋の歩きやすいところを下りて行きます。

    

         

その日カフェ46まで下りるつもりはありませんでしたが、その方向に軌跡を伸ばしておきたかったのです。

尾根が分かれるこのあたりでひき返しました。

そこには特徴ある巨木とか岩は無かったのでテープを巻いておきました。次はここからカフェ46の近くまで下りてみるつもりです。

あの沢すじが茂っていたら厚さ数メートルの藪に敗退することになるかも分かりませんし、茂っていなかったら簡単にカフェ46に行けそうです。

その判断は現場に行ってみないと出来ません。ハッキリ言えるのは、この暑い時期にやぶ漕ぎなどしたくない、と言うことだけです。

さて、388m地点の名前です。

今回のように北側から行くとそこは単なる高みにすぎません。だから388m地点でも仕方ないのかも分かりません。

しかし、南側から見ると三角形の立派なに見えます。当然のことですが名前をつけたくなります。

そこで考えました。3()8()8()m()。388m。さば山。

わが裏山に海の魚の名前をつけると違和感がありそうですが、自分なりの屁理屈はあります。

広島県北西部、芸北山群と言われているところに「サバの頭」(1073m)と言う山があります。

タカ長にとってはバイブルのような本である「西中国山地」(桑原良敏著・昭和57年渓水社刊)には次のように書かれています。

三段峡の谷の右岸、内黒山より北へ続く尾根の突端にあるピークである。横川、柴木の古老と黒渕荘の主人よりこの山名を聞き出したが、聞きなれない呼称である。最近この山にも四等三角点が設置されたが点称も<鯖の頭>とある。


    

タカ長が青春のころ足しげく通った戸河内⇒内黒峠⇒古屋敷ルートから外れているので、実際に登ったことはありませんが、このルートから見てもサバの頭は三角形のピークに見えます。

<サバの頭>は、円錐形でスマートなのでそのような形をした山の意ということになりかねないが<サバ>は鏡味氏の指摘している<砂礫土>の意と思う。

このように桑原先生も指摘されています。

あの形は鯖の頭とは関係ないようですが、388m地点には砂礫土も無いようなので桑原先生の論考を真似てサバ山とすること出来ないようです。

そもそも三角点も無いところに山の名前をつけるのは無理があるようですが、そこは仲間内の呼び名ですから、かたいことは考えないで、この名前を仲間にはかりたいと思います。

お盆を前に

2020年08月11日 | 山歩きから
仲間たちとの裏山歩き、今日は昨日と違って蒸し風呂状態になりました。

タカ長たちの裏山歩き、今が一番つらい時です。我慢、我慢。

    

今日は盆前なので、山上の古刹まで足を伸ばしました。

数字的には問題にするほどではないかも分かりませんが、昨日と今日の連チャンで、二日目が蒸し風呂状態では疲れます。

そのためでしょうか、午後はのんびりと過ごしました。

    

山は雲の中、それは想定内ですが、、、、

参拝を終わって展望台でのんびりとしていたら雨が強くなり、、、、

予定を早めて下山することになりました。

    

雨具の心配をする仲間もいましたが、タカ長は傘で対応しています。

この時期の雨は、少なくともわが裏山では雨具不要。雨具を着用すると、汗かきのタカ長は中から豪雨をあびたような状態になります。

早々に下山して、シャワーすれば問題ないので、タカ長には傘が一番です。

    

この時期は雨の中を歩くのも悪くは無いのですが、、、、

皆さんは足早や(?)に下山するので、タカ長は終始遅れていました。

負け惜しみではないのですが、強い雨はすぐに上がったので、雨に濡れた緑を見ながらのんびり歩く楽しさを満喫しながら歩きたかったのです。

でも、ソロ登山ではないので、遅れ遅れでも、皆さんと一緒に歩きました。

    

途中でハート型のキノコを見たので、今日はいいことがあることを期待したのですが、、、、、

これほど完全な裏山歩きではなかったようです。

    

下山したとき裏山は見えていましたが、数分後にはご覧のように雲に隠れてしまいました。

降ったり上がったり、変わらないのは高い湿度だけ、この時期に爽やかな登山が出来る確率は低いようです。