タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

鷲羽岳の想い出

2020年08月20日 | 山歩きから
今日も猛暑日。この件は話題にもならないようですね。

とは言いながら、暑いのが苦手なタカ長としては、秋が来てほしい気持ちは人一倍です。

   

    

田中陽希のテレビ番組を見ている人は多いと思います。もちろん、タカ長もその一人です。

今朝は鷲羽岳から赤牛岳へ歩いていました。それを見て、、、

仲間たちと行った2005年の夏山を思い出しました。

その頃は毎年のように北アルプスの尾根を歩いていました。

2005年は1月にニュージランドのルートバントラックを歩き、7月31日から北アルプス、チョッと頑張ったような気がします。

    

    

新穂高温泉から鏡平を経て双六山荘で一泊、翌日、双六岳の尾根を歩いて三俣蓮華岳に行き、三俣山荘の前を通って鷲羽岳の山頂に立ちました。

    

山頂は少し曇っていて、今朝の番組ほどの展望はありませんでしたが、それでも近くの山は見えて、十分満足することが出来ました。

タカ長たちが行った、北アルプス最奥の山でした。

    

その夜は三俣山荘に泊まり、遠くに槍ヶ岳を見ながら夕食。とても静かな夕暮れでした。

鷲羽岳の山頂ではチョッとだけ雲にまかれましたが、その他はずっと晴れており、天気に恵まれた夏山になりました。

    

今朝の番組を見ながら思ったのですが、、、、、


三俣山荘に連泊して、鷲羽岳の左奥に見えているあの山、水晶岳まで行かなかったのが心残りなことに思えたのです。

何かの都合でもう一日の時間が取れなかったのか、、、、

そもそもタカ長たちは弱小パーティーなので、鷲羽岳が限度だと考えたのか、、、そのあたりの記憶はありません。

    

私たちは花があれば止まり、鳥を見るとしばらく動かないようなチームなので、水晶岳や赤牛岳のことは最初から考えなかったのかも分かりません。

でも、この歳になり、北アルプス最奥の山に登る脚力が残されていないことを自覚するようになると、やはりあの時登っておけば良かった、と言う思いがします。

このような猛暑続きではそもそも家を出るのが億劫になり、、、、、

北アルプスよりずっと近い、伯耆大山のユートピアのお花畑に行くことさえ出来ていません。

あれもこれも夢のまま終わるのでしょうか?

伯耆大山はタカ長にとっては先生みたいな山なので、もう一度、、、、と思いながら、ずいぶん永いことご無沙汰しています。

ユートピアのクガイソウ、もう何年見ていないのでしょうか。