タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

ノスリが渡り始めました

2010年02月23日 | タカの渡り観察
観察開始まじか~ノスリが渡りました

 快晴無風の天気に誘われて裏山の障子岩に登ってみました。もちろん期待を持って、、、、。

 早い時間は何も飛びませんでした。しばらく待っていると極楽寺の上で鳥の姿、それも3羽。やったー!と一瞬喜んだのですがあの飛び方は間違いなくカラスです。



 近くを飛んでくれたのはこのトビだけです。それもすぐに背後の松林の先に消えて行きました。タカ長カメラの試運転を兼ねて写真を撮ってみましたが、2枚撮るのがやっとでした。



 次にハヤブサが出てきました。計4回出ましたが、最初に出たときは何かを追って目の前の谷に向けて急降下してゆきました。

 まだ早いのかなぁ、と思い始めた11時30分すぎ極楽寺の上で1羽の鳥が帆翔しているのを見つけました。これは今までの鳥とは違う。あの翼の反り具合。間違いなくノスリ。そのように特定するとほとんど同時に流れ始めました。



 画面に見える向こう側の尾根の上、平坦になって見えるところが極楽寺です。あの上で見つけたタカが帆翔して少しだけ高度を上げ、この画面の左上の方向に流れて来ました。タカ長カメラの射程外だったので写真は撮っていません。

 その次に見えたのは13時半を過ぎてからです。極楽寺の尾根の向こうから流れて来ました。その鳥はだんだんと高度を落とし海ぬけになりましたが、画面の左側の宮島(向こう側の島)を左端あたりで帆翔して高度を上げ、空ぬけになったあと左に流れてゆきました。最初のノスリより距離がありましたが、帆翔している翼の反り具合などから自信を持ってノスリだと断定できました。



 実はそのときもう1羽の鳥が遠くで帆翔していたのですが、そのノスリを折っているあいだに見失いました。そのようなことが他にもありましたが、ノスリの渡りだと自信を持って言えるのはその2羽だけでした。

 向こうに見えているのが世界遺産の島、宮島です。あの宮島をバックに帆翔するタカの群れを、タカ柱を写真に撮りたいのですが、タカ長カメラでは先ず無理です。ここはカメ吉おじさんかコリ吉おじさんに頼んで撮ってもらいたいと思っています。

 景色のなかのタカ柱ですが、そのバックが世界遺産の島宮島なら写真としても面白いのではないでしょうか?