タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

荒谷林道でB.W

2010年02月13日 | バードウォッチング
赤い鳥、青い鳥

 久しぶりに晴れました。気分を良くして久しぶりに荒谷林道へ行って見ました。



 前回はほとんど鳥を見ることが出来ませんでした。しかし、今日は久しぶりに晴なので内心大いに期待して行ったのです。

 現地について、林道が広くなっているところに車をおき歩き始めるとさっそく鳥が目に入りました。見るとルリビタキ。若いのでしょうか、ブルー色は薄めですから若い固体なのでしょうか。今シーズンほとんどお目にかからないルリビタキにさっそく会えたのですから、期待が高まります。

 荒谷林道はこのブログでも何度か紹介していますが、林道のそばを流れる荒谷川が99年の豪雨で大きな被害を受けましたが、今では災害復旧工事は終わっています。しかし、沢床の部分はそのまま放置されたようなかたちになっていますから、いまでもこのように荒地状態になっています。



 そこに鳥がいれば高くても目線の位置で鳥を見ることが出来ます。そのことは光線的にも良い条件で鳥を見ることを意味しています。

 今日はその中で待望の赤い鳥、ベニマシコを見ることが出来ました。おそらく十羽程度はいたようですが、とにかくそれだけで大満足です。今シーズンは赤い鳥も青い鳥もほとんど見ることが出来ないのです。



 あいにくタカ長カメラは点検修理のためにメーカー送りになっていますから、大写しの写真を撮ることはできませんでした。この写真は3倍ズームのコンデジで撮ったものです。もちろん鳥を写すためではありません。このヤシャブシの木の中にいた、と言うことをカメラで記憶するために撮ったのです。

 相変わらず冬鳥が少ない状況は続いていますが、今日は待望のベニマシコを近くで見ることが出来てとてもハッピーな気分です。