タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

ベトナムの旅から~その21

2010年02月01日 | 旅行のことなど
カット・カットの滝へ

 今日、2月1日は朝から雨。今日もまた内勤(?)です。平素で歩くことの多いタカ長は、雨の日は雨の日の過ごし方があります。家でパソコンに向かって、、、、と言うパターンが多いのです。



 さて、ベトナムの話です。

 前回紹介したように、サパの町から広い道をドンドン下り、そのあと左側の小さな道に入ってまた下がり、このようなゲートみたいなものを過ぎてまだ下っていきます。



 ふり返るとサパの町ははるか上です。あの塔のある山のふもとがサパの町ですが、広角レンズで撮った写真では高さを感じませんね。この写真は空が晴れてきたことを記録したかったのです。サパの町の方も、反対側のファンシパンの山の方も晴れてきて、もう雨の心配はなくなったようです。



 そこからしばらく下りると何やら観光地らしいところに出ました。しかし、私たちは急いでそこに下りてゆきません。鳥を見ることが優先されるのです。

 こんなに長く下りてくるとは夢にも思っていませんでした。そもそもこの日の予定を確認していなかったのです。遅めの食事を採るつもりでホテルを出た、くらいの気持ちでした。長距離を歩く心の準備が出来ていなかったので、実際以上に距離を感じたのかも分かりませんが、それにしても長く歩かされました。



 カット・カットの滝です。

 ここは水の交差点になっています。滝のある斜面が私たちが下りてきた方向ですが、道とは距離があってこの流れには気がつきませんでした。この画面の手前から向こうに流れる川と、画面の向こうの滝の落ち口あたりに右から流れてくる川があります。その三つがここで合わさって画面の奥の方向に流れていくのです。

 ここには多くの観光客がいました。私たちも滝見物もしましたが、ここに来た主目的はこの滝ではありません。



 右から流れ込んでくる川のなかを忙しく飛び回っているこの鳥を見ることが主目的でした。この鳥はカワヒタキと言います。これはオスです。


 
 図鑑によるとサイズは15cm。とにかくじっとしていない鳥です。

 実はこのときはポケットに入る3倍ズームのコンデジしか持っていませんでした。探鳥のつもりでなくて、朝食を採る程度の軽い気持ちでしたから、、、、、。

 このカット・カットの滝には後日もう一度訪れました。上の2枚の写真はそのときに撮影したものです。このときもかなり長時間粘りましたが、なかなか気に入った写真を撮らせてくれませんでした。もともとそれらしい写真が撮れるような機材を持ち込んでいるわけではないので大きな期待はできませんが、それにしても1枚や2枚くらいピントの来た写真を撮りたかったのです。本当のところは、、、、、。

 この程度の写真が良いほうですから、文字通り証拠写真を撮っただけですね。