タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~3月21日

2009年03月21日 | タカの渡り観察
天気も回復して爽やかな気分で観察出来ました

 爽やかに晴れた今朝の観察地。タカ長は7時前から裏山に登りました。目的地は通称A山、私たち山仲間は「鷹宝山」です。朝陽の中をゆっくりと登って65分で着きます。



 頂上の標識にステッキを立てかけて、本日の商売繁盛(?)を願いました。空は青空ですが、視界が狭くてこの頂上でタカを待つ気にはなれません。



 向こうのヒノキの上から流れてくるのがタカ長観察地の王道コースですが、このようにゴチャゴチャしていては観察地にすることは出来ません。もしここがすっきりとした視界を得られるところなら良い観察地になるのですが、、、、、、。

 山の中も、山を下りても、今朝は鳥の動きが悪くて嫌な気持ちがしたのですが、9時半を回ってから出始めました。最初はハイタカ属、11時半頃からノスリが出て、ハイタカ属対ノスリの数字はほぼ同じになりました。

 

 観察地の前の電柱の上ではモズが、目の前のアメリカハナミズキの木の上ではジョウビタキが止まり、順光できれいな姿を見せてくれました。このジョウビタキは飛び立った瞬間です。もちろん狙って撮ったわけではありません。単なる偶然です。



 今日の渡りでは低いところを流れてきたノスリにカラスがちょっかいを出しているところです。飛んできた方向が逆光になるところなのでノスリノ色が出なかったのは残念です。



 今日の観察地は観察者の数も揃って、たまにはこのようなカメラ遊びをしながら観察させていただきました。

3月21日   晴 無風

  観察者   タカ長 キョージュ ガミーネ コリ吉 他 2名
  観察時間   8:30-16:15

     ノスリ            31
     ハイタカ    西向き  25
     ハイタカSP  西向き   4
     ツミ       西向き  2
     オオタカ    西向き  1

 観察終了間際にノスリが2羽パラパラッと出て、15分間のサービス残業をすることになりました。


イスカ~後日談

 昨日、寒さに震えながら観察しているとアサギ姫から電話が入りました。
 「イスカを見に行く途中ですが、、、、」
 「いまどこ?」
 「〇〇町」
 エッ!何でそんなところを走っているの?遠回りでしょう???

 それはそれとして、一番見られる可能性のある時間に間に合わないではないですか。同じ行くのならタカ長の指導を受けてゆかないと、、、、、。

 さて、現場についてみると天気が悪い、と言う電話が入りましたが、それに対してコメントできませんでした。

 タカ長が得ている情報では「天気の悪い日に見た人はいない」

 この情報、現場に着いた人には言えませんよね。何が起こるかわからないのが探鳥ですから。

 話がここで終わっていたら「もう、どこかへ渡っていったのかも分かりませんね」で片付いたかも分かりませんが、、、、、、。

 今日ガミーネおじさんが

「イスカが15羽いた」と得意顔でやって来たものですから、姫様と一緒に見に行ったキョージュはがっかりと肩を落とすことになりました。
「やっぱり今日が良かったか」
 しかし、姫様は昨日しか時間が取れなかったのですから、仕方ないと言えば仕方ないのです。

 誰にも縁がない鳥がいるものです。と言っても何の慰めにもなりませんね。

 姫様やキョージュにはイスカが縁のない鳥のようです。

 またまたその上くどいのですが、心優しい(?)タカ長としては、お二人の神経を逆なでするような写真を紹介して今日のブログを締めることにします。



 水庭に下りてきたイスカはあわただしく水を飲みます。彼らにとって地上に降りることはストレスなのでしょうか、水を飲み終わるとあわただしく飛び去っていきます。



 限られた時間に水のみするためか、頭まで水につっこんで飲んでいますね。



 水を飲んだあとはチョッとうがいをして(本当かなぁ)、、、、、、
 飛び立っていくのもいるようですね。

 ピンボケにしないように、ぶれないように撮ることの集中していたので、いすかたちの細かな動きは記憶していないのですが、たくさん写真を撮ってみるとイスカたちの色々な動きが見られそうです。



 イスカに縁のない姫様としてはこのように遠目でも良いから、せめてこの程度のショットを見たかったのでしょうね。

 姫様、如何ですか?この写真の中には♂と♀、それに若♂と思われるイスカが写っているのですが、見えますか?

 これ以上書かないようにします。タカ長観察地の「強力なメンバーのお二人」が発熱して倒れられると大きな戦力ダウンになりますから、、、、、、。


今日の観察~3月20日

2009年03月20日 | タカの渡り観察
とにかく寒い観察でした



 朝の観察地の空。この雲がほとんど終日観察地の上にありました。そのうえ北よりの風がありました。温度計の数字とは別に、体感温度としては厳冬期並みでした。とにかく寒くて、そのために疲れもたまったようです。


 ジョウビタキが久しぶりにタカ長カメラの距離に来てくれましたが、顔を向けてくれないまま飛び去ってしまいました。



A山の上に出たノスリです。この写真では翼が細く感じますが、間違いなくノスリでした。このショットに数羽でも入ってくれるようでしたら数も増えるのでしょうが、今日はそのようなチャンスはまったくありませんでした。

3月20日   曇りのち晴

  観察者  タカ長 スワロ ガミーネ 二位の方 他
  観察時間  8:00-15:00

     ノスリ           6
     ハイタカ    西向き 13
     ハイタカ   東向き  1
     ハイタカSP  西向き  9

 このような数字を見るとノスリノシーズンは終わりハイタカ属のシーズンに移っているようですね。この後のサシバ、ハチクマはどうなるのでしょうか?気になるところです。

タカ長観察地の花情報です

 タカ長観察地のサクラもこのようになりました。



 間もなく開花するのでしょうか?



 月末には間違いなく花見ができそうですね。

それにしても今日の風、正直疲れました、、、、、、。

今日の観察~3月19日

2009年03月19日 | タカの渡り観察
裏探コースに陽が射して、、、、、

 朝起きてカーテンを開けると今にも降りだしそうな厚い雲、これでは裏山歩きをする気になれなくてぶらぶらしていたら、、、、、

 しかし、家にいても仕方ないので思い切って観察地へ。ここまで来ると曇り空も気にならなくていつものように歩きました。

 観察地の周りも裏探コースもとても静かでした。鳥の動きもこのような天気の日は鈍いのでしょうか、お陰で(?)鳥のことは気にしないでひと汗かくことが出来ました。

 

 歩き終わる頃、裏探コースに陽が射してきました。



 この写真が今日のブログだ、と直感してシャッターを切りました。

 何となく良いことがありそうな朝陽でしたが、再び曇ってきて、渡りのほうも終日「曇り状態」でした。

3月19日  曇りのち一時晴

  観察者   タカ長 トビ吉 蜘蛛ハカセ 他
  観察時間  8:30-15:30

     ハイタカ    西向き  2
     ハイタカSP  西向き  1

 ついにノスリの姿を見ることが出来ませんでした。

 まだゼロになるとは思われないのですが、、、、、、

今日の観察~3月18日

2009年03月18日 | タカの渡り観察
例年なら今がノスリの渡りのピークのはずですが、、、、、、

 今日も暇な一日でした。例年なら今がノスリの渡りのピークのはずですが、今年は「落穂ひろい」のような雰囲気です。



 少し見難いかも分かりませんが、先日紹介したグラフに数字を追加してみました。3月はじめに緑の棒(2009年)が多いことが分かります。赤い棒(2008年)はこの時期から高くなるのに、今年はその雰囲気がありません。



 15日までのグラフでは緑が圧倒的に多いですね。

 やはり今年のノスリの渡りはほとんど終わってしまった、と考えるほうが妥当なのでしょうか?


3月18日  晴

  観察者    タカ長 コリ吉 二位の方 他 2名
  観察時間   8:30-15:00

     ノスリ            20
     ハイタカSP   西向き  2
     ハイタカSP   東向き  2

 ささやかな願ですが、これからもコツコツと観察を続けて、せめて昨年以上のノスリを記録したいと考えています。


イスカの話

2009年03月17日 | バードウォッチング
イスカの話は続きます、、、、

 昨日のイスカの話です。とにかく出来すぎだったと言うことです。



 うまくイスカに遭遇してもタカ長カメラではこの程度の写真が撮れれば御の字だと思っていたのです。これでは風景の中の一枚、とも言えないかも分かりませんが、私はこれで満足なのです。

 これでも双眼鏡で見ればイスカであることは分かりますし、フィールドスコープで見ると嘴もバッチリ見ることが出来るからです。



 水場に下りたとしてもこのように遠いところで、あれがイスカだと自己満足しておればよかったのです。



 何か知らない鳥が枝の間を飛びまわっているだけで良かったのです。それ以上は望んでいなかったのですが、結果は私としては出来すぎでした。



 それにしてもあのイスカはどうして一番近いところに飛び降りてくれたのでしょうか?イスカの気持ちが分からないタカ長です。


今日の観察~3月17日

2009年03月17日 | タカの渡り観察
暇になってきたようです、、、、

 暖かくなりました。観察には良い季節になりました、と言いたいのですが、午後の観察は睡魔との戦いになりました。今日のようにヒマになると、睡魔に勝ちを譲ってスヤスヤ???

 いやいやそのような人はタカ長観察地には一人もいませんよ。

 ノスリの総数は昨年の数字に近づいてきました。もうそろそろ終わり???気になりますね。

3月17日  晴

  観察者    タカ長 キョージュ トビ吉 他2名
  観察時間   8:00-16:30

     ノスリ          12
     ハイタカ    西向き  5
     ハイタカSP  西向き  5
     ツミ      東向き  2



 昨年の秋は私のすぐ近くのサクラの木に来てくれたジョウビタキが最近は近づいてくれません。観察地の周りの地面で餌を採っていることが多いようです。

 今日珍しく枝先に止まってくれましたが、イマイチ思うところに止まってくれません。意思疎通が出来ない相手ですから仕方ないことですが、、、、。



 梅にウグイスサクラにモズと言うことにしたいのですが、このモズもタカ長の思い通りのところに止まってくれません。



 せめてこのように、サクラの枝先に止まってくれると嬉しかったのですが、、、、。

 このようなことをしているのですから、今日はヒマだったと言うことです。

 明日は???   あまり大きな期待は出来ない????

角島情報です

 今朝、宇部市の鳥友から電話が入りました。

 角島で6:30から8:30まで観察されて

 ハイタカ   80+ の渡りを確認されたそうです。

 私たちは過去数年間、この時期から観察を始めて4月中旬までのデータを持っています。その記録を見ても、観察はじめに80と言うような数字はありません。

 角島での渡りは夜明けと同時に始まるのが通例です。もし、今朝暗いうちから観察準備を整えて待っていたら、ひょっとしたら三桁の渡りが記録できたかも分かりません。

 情報を頂いた人を批判する意味でこのようなことを書くのではありませんから、間違っても誤解しないで頂きたいのですが、私が言いたいのはハイタカについても今年の渡りは早いのではないかと言うことなのです。

 仮に、観察条件を私たちと同じようにそろえていたとしたらこの時期に三桁の渡りが観察できたかも分からない、と言うことなのです。

 そのように考えると今年のハイタカの渡りも例年よりかなり早い、と言えるのです。

 タカ長観察地のハイタカ属の渡り数を細かく集計していませんが、私たちの記録でも今年は全体的に渡りが早くなっているように感じています。

5月7日から韓国でハチクマの渡りを観察する気でいますが、観察時期の選択が間違っていないか???

 何となく心配になってきているタカ長です。



今日の観察~3月16日

2009年03月16日 | タカの渡り観察
今日のタカ長は家庭サービスでしたが、、、、、、、

 今日のタカ長は家庭サービスのため観察地を留守にしました。

 同じく家庭サービスで忙しいトビ吉おじさんが、時間を見つけて観察地に行ってみるとすでに先客があったそうです。熱心な人が多いタカ長観察地ですね。それ以上のコメントはつけません。ほんとうに熱心な観察者の多い観察地なのです。

3月16日  晴 黄砂

  観察者   トビ吉 他 2名
  観察時間  12:30-16:30

     ノスリ           15
     ハイタカ     西向き  3
     ハイタカSP   東向き  1

「家庭サービス」と言ってもイスカの観察です

 家庭サービスと言っても家事をするわけではありません。タカカノ、つまり奥方を連れてイスカを見に行ったのです。

 ある人から聞いたあるところに行ってみると、話に聞いたようにイスカを見ることが出来ました。一行には鳥の初心者も含まれていたのですが、それが良かったのでしょうか、案外簡単に見ることが出来ました。言うなれば「ビギナーズラック」のおすそ分けを頂いたようなものなのでしょう。



 最初はこのような状態ですからタカ長カメラでは手に負えません。空抜けの状態ですから色も良くないし、、、、、

 しかし、タカ長はこれで十分満足していたのです。私はカメラマンではありませんから。



 松の木に止まってくれてもやはり遠すぎました。しかし、しかし、です。



 そのイスカたちは話に聞いていた水場に下りてきました。そこまでは「想定内」と言っても良いのでしょうが、ただ下りてきたところは水場の一番手前、何を思ったのか一番近いところに下りてきてくれたのです。このような幸運はそうそう無いはずです。

 ワンショットにイスカが7羽なんて言うのはいくらなんでも出来すぎですね。



 ビギナーズ・ラックのおすそ分けと言っても、これはあまりにも出来すぎです。それ以外には言いようがありません。冗談としては「平素の行いが良いから」と言えるのですが、本当のところは何も良いことをしていないタカ長です。



 連写することを考えついたのはしばらくたってからでしたが、その時にはイスカとの距離は遠くなっていました。それにタカ長カメラが良くないのか、ミラーが邪魔をして(?)画面の隅が黒くなっていました。

あまりやりつけないことはしないほうが良さそうですね。

 ともあれ「家庭サービス」は終わりました。これでしばらくは安心して観察地に通うことが出来そうです。

 内気で気弱なタカ長は、いつも奥方の顔色を見ながらおそるおそる観察地に通っているのですから、、、、。(と言っても誰も信じてくれそうにないけど、、、、)

 情報を頂いた〇〇さん、有難うございました。わが家はこれでしばらくは平和です。




今日の観察~3月15日

2009年03月15日 | タカの渡り観察
天気は回復して、、、、今季三度目の三桁になりました

 昨日の荒れ模様の天気が回復してクリアな空が広がりました。

 タカ長は頭上近くを渡るノスリを見たくて、運動を兼ねて障子岩に登りました。朝の塒だちがあってはいけないので8時には着いていました。



 見慣れた宮島方面も今朝はハッキリ見えました。



 水苔池のそばの山はすぐそこに見えます。この尾根の上に現れて頭の上を流れて行くノスリを見るつもりでしたが、朝早い時間はいつものように海側で帆翔して目線より少し高いところを流れていくばかりでした。

 12時過ぎに1羽、2羽とあの尾根から現れて、私の頭上を流れて行ったノスリを8羽記録しただけです。なかなか予測どおりには現れてくれませんでした。


 13時まで障子岩にいましたが、その間に見たノスリは20羽だけです。当たり前のことですが、数を見るのなら視界の広いタカ長観察地です。まじかに見るのなら障子岩でしょうが、それも渡るコースが限られるので、あそこの登るのは博打と言えば博打です。私は運動半分のつもりで観察者の多い今日登ってみましたが、もうしばらくは登ることはないはずです。


3月15日  晴

 観察者   トビ吉 キョージュ カンヌシ ガミーネ スワロ 二位の方 タカ長 カメ吉
 観察時間  8:45-16:30

     ノスリ           135
     ハイタカ     西向き  4
     ツミ       東向き  1
     ハイタカSP   西向き  1
     オオタカ     東向き  1

 暖かくなったので少し遅くまで観察しました。例年ならいまがノスリの渡りのピークですが、今シーズンはどのように推移するのでしょうか???

一足早くハチクマの帆翔です

 と言っても、もちろんタカ長観察地で見られたわけではありません。南の国マレーシアでスワロおじさんが撮影された写真です。



 このハチクマたちがすべて日本に渡ってくるのでしょうか?それともシベリア大陸に渡っていくのが含まれているのでしょうか?

 彼らはただ無心に帆翔していますが、帰るルートはチャンと頭にインプットされているのでしょうね。これから間違いなく彼らの繁殖地に帰っていくのが、不思議と言えば不思議に感じるタカ長です。



 カンムリワシは昨年ベトナムで見ましたが、その時のイメージとはまったく違う感じがします。私にはその詳細は分かりません。

今日の観察~3月14日

2009年03月14日 | タカの渡り観察
雪すだれ かき分けタカの 流れ行く

 昨日からの雨が上がったから、と思って観察地に駆けつけてみると、そこには雨が残っていました。天気予報は回復傾向、しばらく待つうちに「宝の山」も晴れてきました。



 このまま晴れるのかと思っていたら何やら白いものが、、、、、。そしてその白いものはほとんど終日観察地を舞っていました。寒いはずです。




 その中をハイタカ属は何羽か飛びましたが、大きなタカは飛んでくれませんでした。ハイタカでもツミでも良いのですが、もう少し近くを飛んでくれると写真になるのですが、、、




 写真撮影にトライしましたが、マニアルに設定していたらほとんど全部ピンボケでした。視力0.4の老眼では無理からぬことなのでしょうか?

 これらの写真は雪を撮った写真と思えば、、、、、、とは言っても駄目な写真は傑作にはならないようですね。

3月4日  弱雨のち晴れたり曇ったり 終日風花

  観察者   タカ長 トビ吉 ガミーネ キョージュ カンヌシ カメ吉 スワロ 二位の方
  観察時間  9:00-6:00

     ノスリ             2
     ハイタカ      西向き 5
     ツミ        西向き  2
     ツミ        東向き  1
     ハイタカSP   西向き  1
     ハイタカSP   東向き  1

 それにしても今日の観察地、この時期これだけの観察者が居る観察地があるのでしょうか?おそらく今日タカの渡りを観察した日本人の半数以上がタカ長観察地に集まったはずです。この人気(?)有難いことです。


南の国のタカだより

 南の国マレーシアに探鳥旅行をされたスワロおじさんが、震えながら風花の舞う観察地に帰って来られました。連日のように四桁のハチクマを見られたようです。

 そのスワロおじさんが現地で撮影された写真を頂きました。お許しを頂いたので時々その写真を紹介させていただきます。



 最初はハチクマではありません。シロハラウミワシです。スワロおじさんたちがタカの渡りを観察されたダンジュン・ツーアンあたりでは普通に見られる大型のタカです。

 ハチクマは後日紹介します。お楽しみに、、、、、。

今日の観察~3月13日

2009年03月13日 | タカの渡り観察
雨の日のホーク・ウォッチャーは、、、、、

 今日は終日雨、この雨ではいくら「キ印」でも(良く分かっていますねぇ)観察地に行けません。この雨が上がったらドカッと出るのを期待しながら、言うなれば「内勤」をこなしました。

外付けハードディスクを購入しました。
 何年も前から口にしていたものをやっと買ってきて、パソコンの中にある画像のバックアップを取りました。これが結構時間を取って、、、、そのためにこのブログの更新が遅れた、と言いたいのですが、本当は他のヤボ用をしていて遅くなりました。



 マレーシアに行っていたタカ長観察地の「スワロ」さんが無事帰国されました。連日、四桁の渡りを見てこられたようです。もちろんそのほとんどはハチクマです。他にも何種かのタカの渡りを観察されたようですが、その詳細は土産話を聞いてから紹介しましょう。

 Kさんはじめ信州の有志6名もマレーシアに行かれています。ただいま観察の真っ最中です。私などとははるかに優れた目を持っておられるグループがどのような成果を持って帰られるか、大いに期待しています。

 タカの渡り日韓共同調査の準備も少しずつですが進んでいます。初年度から大きな期待は出来ないかも分かりませんが、何か目に見えるものを紹介できるようにするつもりです。

 当たり前のことですが私たちが相手にしているハチクマなどには国境も県境もありません。そのようなタカを見ている私たち観察者の心に国境や県境を設けてはいけない、と言う思いはタカを見始めた頃から持っています。

 多くのホーク・ウォッチャーが海外にも眼を開いて、高い目線でタカの渡りを見ていただきたいと願ってやまないタカ長です。



 この週末、ノスリの渡りはどうなるのでしょうか?

 まだまだ渡りは終わっていないとは思うのですが、、、、、、