タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

言の葉ひとつ

2017年12月16日 | 日々雑感
いつも視聴している10MTVである宗教家の話を聞いて考えました。その講座の本題とは関係ないことなのですが、、、、、。

最近大きな災害が起きています。そのようなことが起こるとたくさんのボランティアが見ず知らずのひとのために駆けつけて復興の手助けをしています。

それはまさに菩薩の行動、日本人の素晴らしいところです。しかし、、、、

日常生活の場では、、、、たとえば、、、自転車で転んだ老人がいても、、、そのことに気づいているのかいないのか、、、

そのそばを多くの人が忙しそうに歩いている。これもまた今の日本人の姿。

その宗教家の話では、民主主義の世の中になって個の権利を主張することばかりが前に出て、まわりの人をおもんばかる気持ちが薄れているのでは、、、

ということでした。タカ長も同感ですが、そのような場に遭遇したら、、、、一歩踏み出せるか、、、、

日本人のシャイな性格が見え隠れしているようにも思います。

    

そのような時ばかりではありませんが、、、

チョットした行動、、、たったひとつの言の葉、、、、そのひとことがあるとないでは天と地の差が出ることはこれまでの人生で経験しています。

十年かけて咲かせた花も たった二分の風で散る   鷹蝶

いい人間関係をつくりあげていくためにはそれ相応の時間が必要ですが、壊すのは簡単、、、、二分もかからない、たったのひと言で壊れることもめずらしいことではありません。

    

タカ長の人生経験などどうでもいいのですが、、、、、

今回思わぬことで入院生活を経験し、、、、命を助けて頂き、、、、

これからはその、、、、チョッとした言の葉を大切にしていきたいと考えました。

たとえば、、、宅急便が届いたとき、、、、先日は女性の人だったので、、、、

「お疲れ様、、、、有難うね、、、、」と明るい声をかけましたが、、、、そのような簡単なことです。

    

「和顔施」とか「愛語施」とかいう言葉があります。

笑顔で人に接する、、、やさしいひと言をかける、、、その気になれば誰にでも出来ることですが、、、

何かのタイミングがチョットずれると出来なくなります。

言の葉のひとつがともす心の灯   鷹蝶

心無いことばが飛びかうこのころ、、、、その言葉の被害を受けたことのあるタカ長ですが、、、、

その人たちを反面教師として、、、、

言の葉ひとつを大切にする人でありたいと願っているのです。