タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~3月20日

2012年03月20日 | タカの渡り
ツルが飛んだ、、、、、

 タカ長観察地の西のほうに住んでいる二位の方から「ツルが飛んだ」と言う電話が入りました。そのときタカ長は山の上、観察地で言うB山の西にいました。

 その情報はすぐに観察地に伝え、、、、、ツルが飛んでくる方向を注目しましたが、、、、、、タカ長たちは何も見ることが出来ませんでした。

       

 タカ長観察地から見るB山の尾根の西側はこの時期何も飛ばない感じです。1羽飛んだのを見るとカラス、双眼鏡で見るまでもないあの飛び方、、、、、それだけでした。この尾根を歩くようになって、その度に空を注目していますが、、、、、、、飛ばないですね。本当に何も飛ばない感じです。

 それはそれで立派な記録にはなりますが、本当はそこまで詳しく観察したことは1回だけです。

 大陸とつながっているハチクマと違って、ノスリの場合は広島湾の湾岸の山沿いにタカ長観察地に現れるのかも分かりません。その場合、湾岸の山の海よりの斜面から上る上昇気流を利用しているとしたら、B山の向こう側ではノスリを見る確率が非常に低くなります。

 と言うようなことが言えるのかどうか分かりませんが、、、これまでの印象ではB山の尾根の東側(観察地側)と西側では観察できるタカが極端に違うことだけは間違いありません。

 ハチクマの季節も同じようなことが言えるのかどうか、チョッと気になっているタカ長です。

 余談が長くなりましたが、ツルの話です。観察地に下りて仲間に聞くとツル(おそらくナベズル??)が7羽観察地の上を飛んだそうです。飛去方向はノスリの渡り方向でした。

 この情報ではっきりいえるのは前後数キロメートルだけのことですから、それ以上の確定的なことは何も言えませんが、仮にあのまま直線的に飛んだと仮定すればタカ長観察地から鳥取県米子方面に飛び、そこから日本海に出ることになりそうです。そしてそのまま直線的に飛ぶとしたら北海道に再上陸、、、、、、と言うことになるのですが、、、、

 もちろんこれは単なる想像です。ただ言えるのは、これまでタカ長観察地で見たツルは韓半島との関係を想像されるものでしたが、今日のツルはそれとは違った動きをしていたようです。

 何分にもタカ長はその実物を見ていないので何とも言えないのですが、仲間たちの話を聞いてそのようなことを愚考しましたわけです。

  

 今日も1万数千歩歩きましたが、、、、例の「旅レコ」を忘れてしまったので、今日のところは軌跡を紹介できません。この旅レコはおもちゃとしても面白いので、もうひとつくらいは買って、仲間にも軌跡を取る楽しさを味わって欲しいと考えています。

 山歩きにも旅行にも、そしてツーリングやドライブにもこの「旅レコ」は面白そうです。