北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

久しぶりの スパカツ

2019-09-11 21:12:21 | グルメ
午後から雨の予報だが、何とか降らないで頑張っているようなのでウォーキングに出た。
いつものポイントからユーターンして緩い坂道を駆け下りている時、ついに耐え切れなくなったのか歩道にポツポツと黒いシミが並び始めた。

濡れることより雷が落ちないかを気にしながら無事に帰宅し、汗を拭き着替えていると「本格的に降って来たよ」とルンバの声。

運よくギリギリ セーフだったようだ。

雨が降ると何もしたくないのは誰しものようで、夕食は冷凍チャーハンになりそうな気配。
だから「泉屋へ行こうか」と提案したら仕事が休みで一日中パジャマ姿だったスリスリが真っ先に賛成の挙手。

「お父さんの気が変わらない内に」とパシャマから外出着に素早く着替え私の始動を待っている。


街中にある泉屋本店へ入るのは久しぶりだ。
映画「僕等がいた」でロケが行われたレストランで、生田斗真が座った場所は確か奥だったと思う。

最近軽くリニューアルしたのかカーテンは外され、シートが新しくなって配置も変わっていた。

私が中学生の頃に開店したこの店は、すっかり有名店の仲間入りをし今でも沢山の客を呼んでいる。

スパカツを食べるのは数年ぶりだ。

食欲不振を利用したダイエットの真っ最中なので、ミートソースの上にトンカツが載ったスパカツを残さず平らげる自信がなかったのだ。

熱い鉄板の上でジュージューと油を飛ばすスパカツと久しぶりの対面。

若い頃はキャッキャッと大騒ぎして紙ナプキンで壁を作り飛んでくる油を避けていたものだが、年をとるとその無邪気さが消え紙ナプキンの壁の向こうにある鉄板の怒りが収まるのをただジッと見つめた。



今日は向かいに座ったスリスリにトンカツを少し協力してもらい久しぶりの味に舌つづみ。

ウマイなぁ・・・・・この味、この味。
鉄板に接している部分の麺が少し焦げてきてさらに食欲を掻き立てる。

トンカツは昔よりも良い肉を使っているようだが量は少し減っていて物足りなさを感じた状態で完食。
トンカツを分けたことを後悔し、スリスリの皿を見たら既に消えていた。