北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

作家風に書くと

2019-09-02 20:46:17 | ウォーキング
ウォーキングを頑張らなければならないのは、一昨日の検査結果が悪かったからだ。これ以上悪化させると命にかかわるかも知れない。

靴を履く前に、蚊を避けるためにマイフレさんから教わったように足裏へアルコール消毒液を噴霧した。

それから虫除けスプレーも噴霧したのでどちらの効果で蚊が寄ってこなくなったのか判らなくなると気が付いたのだけれど後のまつりだ。

屈伸運動をし、少し気合を入れて家を出た。

今日も良い天気だ。
青空が沈んでいた気持ちを少しだけ和らげてくれた。

よつ葉裏からジョギングに切り換えたのだが、蚊に襲われることはなく無事に草の多い場所を抜けることができた。



しかし3キロ地点でもう一つの恐れていたことが顔を出した。

引き返すか、先へ進んで6.5キロのコースを一周するか悩んだが、思い出したのが運転免許試験場のトイレ。
以前 一度だけ使わせてもらったのでウォシュレットの場所もしっかり記憶している。

目的地をそこへ変更し神経を集中させるためウォーキングに戻した。

散歩中のシェパードが私を凝視した。飼い主の奥様がリードを引くのだが目を逸らさずヤル気満々の構えだ。

普段なら漫画で覚えた極真カラテの掌底で鼻を一撃する所だが、今はそれどころでは無い。ワン公を睨んだだけで先を急いだ。

丁度免許更新の講習が始まる時間のようで建物には沢山の人。
その中に紛れるようにサングラスを外し個室へと向かった。

前回にも使った指定席に座り、少し気持ちを緩めただけで今まで抱えていたわだかまりが抜け落ち、一つの山を築いた。

ボタボタと流れ落ちる汗をタオルで拭い安堵の深呼吸。



レバーを軽く回すと、耐えていたことの全てが一瞬で奔流の中に消えた。