私の部屋は居間の奥のさらに奥にある。
途中の襖や障子は、いつも開いていて出入りは自由なので、最初は遠慮気味に
(一寸置かせてね) と隅に間借りしていたトイレットペーパーや予備の洗剤などが、いつの間にか常在するようになり、しだいに図々しさを発揮して服やヒモに袋類に服までが「私の場所」宣言?
今や間借りではなくて、もしかしたら この部屋の主?
この部屋は納戸?
私の方が間借りしている気持ちになってくる。
既に部屋の3/4は侵略者に居座られ、私の居場所は隅っこのPC周りだけ。
そのPCの前で画面を見つめて写真整理をしていると横から突然声が掛かった。
「お父さん、枝豆食べる?」ドキッ(驚)
いつの間にか侵略者の大ボスが間近にいて声を掛けたのだ。
ビックリすることがあるので「入ってくる時には声を掛けて」とお願いしているのに聞き入れてはもらえない。
もしかしたら驚くのを楽しんでいるのだろうか。それともショック死を待っているの?
暑いので障子の逆側も半分開けていたら今度は小ボスが静かに顔を出して私を驚かせて喜んでいた。
私の考えている仕返しは陰険だ。
何かは教えないけれど・・・・・匂い系だ(笑)