特定健診の結果、ルンバもウォーキングに頑張った方が良いらしい。
彼女も時々歩いてはいたのだが、家事が忙しいしサスペンスも観なければならないのでヒマがある私とは違い、それ程熱心ではなかった。
それにスニーカーは持っていないと云い始めた。
「スニーカーはあるんじゃないの?」と云うのだが、「あれは違う」と云うのだから「違う」のだろう、きっと。
イオンへ仏壇の供物を買いに行った時、「そうだ、スニーカーを見に行く?」と提案したら、仏様のことは後にして靴屋さんへ直行(笑)
私がいつも店員さんへ云う台詞を憶えていて「軽くてクッション性の良い靴」で探してもらっているようだ。
「軽くてクッション性の良い靴」は、お値段もそれなりに高い。
でもまぁ、誕生日に何もプレゼントしなかったので「買ってあげる」と財布から1万円を出した。
足に合う 気に行った靴があったようで「色違いはありますか?」と店員さんへ訊いているのだが、2つ並べてどちらを選ぶのかと思っていたら
「両方ください」と云った。
「えっ、両方買うの?」と云ったら「交代で使わないと靴が疲れるから」との御返事。
そして「いいよ、自分で買うから」と云うのだが、彼女が出したのはポイントカードだけ。
だから、私が「笑顔で」もう一枚 万札を出した。
軽くてクッション性の良い靴を二足袋に入れてもらい、それを持って奥様に付き従う私。
「2足買ったからと云って毎日歩くわけではないからね」と念押しされ
「はい、ごもっとも」と云いながら
(何か最初から頑張る気はないみたいだ) と思ってしまう私。