※ 前回の続き 屈斜路湖へ
摩周湖を見て硫黄山へ向かう前に昼食をとらなければならない。
実は弟子屈の町で好きだった和食レストランの店が閉店したので、あまり美味しい店を知らない。
知っているのは何かの賞をとったと云う有名ラーメン店だけなのだけれど、ルンバのお口には合わないと云うのだから前夜に助け舟をスリスリに求めて教えてもらったレストランへ行くことにした。
初めて案内するレストランなので私も興味津々。
しかし人気があり過ぎて、もう具材は無く作れるのはオムライスだけと云うので4人で仲良く子供のようにオムライスを口に入れた。
次に向かったのは硫黄山。戦時中、火薬の原料である硫黄を掘り出した跡でもあり、現在も噴煙を上げているし硫黄の匂いが強いので、あまり近寄りたくない場所でもある。
Yさんは当然のようにPから見るだけ。奥様だけが一人でどんどん奥へ入っていった。
名横綱 大鵬関の故郷でもある川湯の温泉街を素通りして目指したのは、今日の最終目的地である屈斜路湖だ。日本最大のカルデラ湖だ。
釧路川は、この湖から流れ出ている。
湖畔の数か所に温泉宿があるけれど目指すのはキャンプ場もある砂湯。
湖岸の砂を手で掘ると湯が滲み出てくるので沢山の掘り跡がある。
もちろん冬には湖全体が凍るのだが、温泉が湧き出ているこの場所だけは結氷しないのでオオハクチョウが餌を求めて沢山集まる場所でもある。
帰りは往路とは違う釧路湿原の西側に沿って南下する道を走った。
途中には湿原の中を歩くことが出来る木道が設置されている恩根内ビジターセンターがあるのだが、そこへ行くまで階段を降りることになるのでスルーしたが、途中 丹頂鶴も見られたしヨシと云うことにし、宿泊しているホテル近くにある釧路三大麺の一つである泉屋のスパカツを教えて別れた。