goo blog サービス終了のお知らせ 

「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

善行ニセ白バイ警官を追うドック、すねるラガー(^_^;)

2014-08-22 06:59:40 | 日テレプラス日誌
本日の日テレプラス・マイコン登場編は、

第657話 60.07.26 ドックの敵は白バイ? (ドック・ラガー)

ゲスト:小野沢淳 吉田光希
 遠藤征慈 山西道広
 栗田八郎 市原清彦
 井上三千男 吉田太門 渕上大二郎 海藤幸広 荒川卓也 新木賢司 天野知義 衛藤靖彦

脚本:大川俊道 小川英
監督:山本迪夫

ドックとラガーが覆面車で警ら中、一台の白バイが通りかかり、あいさつしたものの無愛想に顔を向けるだけ。
その時、ボスの無線コールで銀行強盗発生、犯人はオートバイで逃走との報せが入り、ドックはなぜか戸惑う白バイを促し現場に向かった。間もなく犯人を発見したドックたちは追跡を開始したが、バイクの身軽な動きに翻弄される中、さっきの白バイが大活躍し犯人を逮捕した。
感心しきりなドックたちを尻目に、白バイ警官は名前も告げず逃げるように立ち去った。
署に帰り、報告書作成の為、白バイ警官の身元を探ったドックたちは、七曲署にも本庁にも該当者がいないという事態に突き当り、一係部屋では失笑されてしまう。しかし、それであればニセモノということになり放置はできない。ドックとラガーは自分たちのメンツもあり、正義感溢れる「ニセ白バイ警官」を捜す事となった。
その夜、そのニセ警官が不良少年に乱暴されそうになった香織という少女を助け、颯爽と立ち去った。
翌日、香織はお礼に花束を携え、七曲署を訪問、偽物とはバラさずニセ警官の身元を探ったところ、香織はヘルメットに「OKITA」と書いていたと言い、さらにOKITAは香織を助けるために拳銃を発砲していたこともわかった。
暫くして、捜査線上に自動車整備工の沖田という若者が浮上、整備工場に駆け付けたドックたちに気付き沖田はその場から逃走したが、その彼を尾行する男たちが居た。
ドックたちは沖田の行方を捜す中、沖田が香織とデートの約束をしていることがわかり、香織の働く喫茶店に張り付いた。
しかし、その頃沖田は尾行していた男たちに誘拐されてしまう。

いよいよラガー殉職「前夜」、殉職前夜恒例のちょっと毛色の違った作品ということで、結構軽快な活劇になっています。
正義感溢れるニセ白バイ警官が、ある一味の目に留まり、強盗の片棒を担がされそうになり、さらにそれを追ったドックも巻き込まれ・・・というよりも、どうしてもドックとラガーのコンビ見納め編という部分が大きくなってしまい、「ああ・・・鼻のあな突っ込み」もこれで見納めかぁ・・・としみじみしてしまいます。
ゲストも層が厚く、肩肘張らず見られる話なのですが、如何せん次週が・・・。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

太陽放送予定 20140821(その2)

2014-08-21 12:39:47 | 放送予定
さて、放送予定続けます。


▼ぎふチャン マカロニ編
#22は、長さんの団地内で起きた殺人事件の容疑者の若者が、長さんの娘・良子の友達だった・・・。
様々な疑心暗鬼を呼び、長さんと良子は対立してしまう・・・親である長さん、そして野崎一家を初めて描く、辰平さん=長さんの為に作られた作品だったようです。

▼チバテレビ テキサス&ボン編
=祝!放送継続=
ボン登場の#168、テキサスは以前勤務していた交番に寄っていてたまたま遭遇したラリードライバー殺人事件、その被害者をガードしていたという城南署刑事・田口良は、問答無用にテキサスを逮捕してしまう・・・後に釈放されてもテキサスに付きまとう田口、そして田口のおばさん。しかしおばさんは・・・・初の新人「後輩刑事」としてボンが登場、大阪の姉弟の末っ子で、おばさんと同居。そんな甘さとこれと決めたら頑として動かないところを持ち合わせたユニークなキャラクターが登場します。おばさんのミヤコ蝶々先生の味のある好演も見逃せません。

▼とちぎテレビ テキサス刑事編
#123は、テキサスの「老婆心」でボスを呑み屋のおかみに「顔合わせ」させていたころ・・・孤独な女が殺され続け、さらに犯人は爆弾を抱え周囲の人間もろとも自殺しようとあるビルに立てこもる・・・被害者も孤独、犯人も孤独、そしてボスも天涯孤独・・・孤独同士の対決は、ボスの一弾で・・・ボスの孤独を間接的ながら結構鋭く描きます。

▼テレ玉 ジーパン編
#84は、銀行強盗が逃げ切れず1人は負傷し銀行の金庫に人質を連れて立てこもった。人質と交換にゴリさんと若い医師がその金庫に入ったが、主犯格はゴリさんがかつて逮捕した男で、執拗なリンチを受ける・・・・果たしてゴリさんは無事にビフテキにありつけるか(^_^;)・・・というよりは密封空間での攻防、ボスの采配も見どころでしょう。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

太陽放送予定 20140821号(修正しました)

2014-08-21 07:07:54 | 放送予定
お盆からバテ気味のけぶでございます。
というか、どうもやる気が出ない状態です・・・。
なので、こちらを「お盆休み」してしまった状態になってしまって申し訳ありません<(_ _)>
昨日はロッキーの命日だったわけですが、思うところは別記します(^_^;)

またサボってしまいましたが・・・むこう一週間の太陽放送です。

▼日テレプラス
再放送がSP含め休みなく放送のようです。
マイコン登場編初放送は、大人しくて手先の器用な男子高校生、彼が同級生の中で「いじめ」に。さらにその彼が作った改造拳銃が同級生に使われ事件を起こして・・・追い詰められた彼は・・・・現代っ子の気質がよくわかるマイコンが捜査にあたる#656と、ドックとラガーが犯人逮捕時に協力を得た白バイ警官はニセモノだった。正体は沖田という修理工と判明したが、彼には逃げられてしまう。しかし、その彼を付け狙う男たちの影が・・・正義感をニセ白バイで発揮していた沖田とそれを追うドックは、やがてとんでもないことに巻き込まれていく#657を放送、ドック&ラガーコンビの見納め作です。

▼ファミリー劇場
再放送は通常通りです。
スニーカー登場編の初放送は、雨の夜の山さんが助けたものの死んでしまった女、捜査を進めるうちにある交通事故と、「男」の存在が浮かんできて・・・・フェミニスト山さんの丹念な捜査、とぼける「男」に対して静かに怒りを燃やす#371と、5歳児を誘拐した若い男女を追う一係、子供の父親はボクシングのレフリー、犯人の要求はタイトルマッチを挑戦者の勝ちにせよという。しかしレフリーはそれを拒否して試合に臨むが・・・ボクシングの試合、そして誘拐犯を割り出し捜し出す一係の攻防と葛藤が描く#372を放送。

▼三重テレビ  マカロニ編 (放送は8月28日でした、8月21日は休止です。)
パトロール中のサラリーマン風の男に拳銃を強奪されるマカロニ、その拳銃で次々と被害者が・・・責任を感じ単独捜査のでたマカロニと一係は、やがてカップルの悲劇に行き着くが・・・・ある些細なイタズラで命を落とした恋人の復讐に燃える男に森本レオ氏を迎えて、マカロニの奔走を描く#47を放送。

すみません、時間切れの為、続きは後ほど・・・・放送予定表はUPさせていただきます。

【太陽放送予定 8/21~8/27】<初>対象局初放送<再>対象局再放送

8/21(木) 8:05~9:00 日テレプラス(CS)  <再> 太陽にほえろ!【さらばボギー刑事編】#614 17才

8/21(木) 10:30~11:30 日テレプラス(CS) <初> 太陽にほえろ!【マイコン刑事登場編】#656 いじめ

8/21(木) 11:30~12:30 日テレプラス(CS)  <再> 太陽にほえろ!【さらばボギー刑事編】#615 相棒

8/21(木) 23:00~23:50 日テレプラス(CS)  <再> 太陽にほえろ!【マイコン刑事登場編】#656 いじめ

8/21(木) 20:50~21:45 三重テレビ(地上波) 太陽にほえろ!マカロニ編   残念ながら休止です。

8/22(金) 6:00~7:00 ファミリー劇場HD(CS)  <再> 太陽にほえろ! HDリマスター版#366 真夜中の殺意
8/22(金) 7:00~8:00 ファミリー劇場HD(CS)  <再> 太陽にほえろ! HDリマスター版#367 跳べ!スニーカー

8/22(金) 8:05~9:00 日テレプラス(CS)  <再> 太陽にほえろ!【さらばボギー刑事編】#615 相棒

8/22(金) 10:30~11:30 日テレプラス(CS) <初> 太陽にほえろ!【マイコン刑事登場編】#657 ドックの敵は白バイ?

8/22(金) 19:00~19:54 ぎふチャン(地上波) 太陽にほえろ!~マカロニ刑事編~「#22 刑事の娘」

8/22(金) 20:00~21:00 チバテレビ(地上波) 太陽にほえろ! テキサス&ボン編  第159話「#168 ぼんぼん刑事登場!」

8/22(金) 23:00~23:50 日テレプラス(CS)  <再> 太陽にほえろ!【マイコン刑事登場編】#657 ドックの敵は白バイ?

8/23(土) 18:00~19:00 ファミリー劇場HD(CS) <初> 太陽にほえろ! HDリマスター版#371 愛するもののために
8/23(土) 19:00~20:00 ファミリー劇場HD(CS) <初> 太陽にほえろ! HDリマスター版#372 最後の審判

8/24(日) 12:00~12:55 とちぎテレビ(地上波) 太陽にほえろ! テキサス刑事編 第123話  孤独のゲーム

8/25(月) 11:30~12:30 日テレプラス(CS)  <再> 太陽にほえろ!【さらばボギー刑事編】#616 カエルの子

8/26(火) 8:05~9:00 日テレプラス(CS)  <再> 太陽にほえろ!【さらばボギー刑事編】#616 カエルの子
8/26(火) 11:30~12:30 日テレプラス(CS)  <再> 太陽にほえろ!【さらばボギー刑事編】#617 ゴリさん、見ていてください

8/27(水) 6:00~7:00 ファミリー劇場HD(CS)  <再> 太陽にほえろ! HDリマスター版#66 生きかえった白骨美人
8/27(水) 7:00~8:00 ファミリー劇場HD(CS)  <再> 太陽にほえろ! HDリマスター版#67 オリの中の刑事

8/27(水) 8:05~9:00 日テレプラス(CS)  <再> 太陽にほえろ!【さらばボギー刑事編】#617 ゴリさん、見ていてください

8:05~9:00 11:30~13:10 日テレプラス(CS)  <再> 太陽にほえろ!【さらばボギー刑事編】#618 コンピューター計画

8/27(水) 19:00~20:00 テレ玉(地上波) 太陽にほえろ!ジーパン編  第77話「#84 人質」

8/28(木) 20:50~21:45 三重テレビ(地上波) 太陽にほえろ!マカロニ編   第44話「#47 俺の拳銃を返せ!」

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

刑事になって1年経ったテキサスが遭遇する恐怖の復讐

2014-08-15 02:05:28 | ビバ!チバテレビ
本日のチバテレ・テキサス編は、テキサス編としては最終回になる、

第167話 50.09.26 死ぬな!テキサス (テキサス・ボス

ゲスト:尾藤イサオ
 黒部進
 三戸部スエ
 鍋谷孝喜 小林伊津子 五月晴子 だるま二郎 椎谷建治 大井文子 矢野豊 西山健二 黒田英彦 雨宮久美子

脚本:長野洋
監督:竹林進

テキサスが一係に配属になってから1年が経過、むやみに突っ走る最初のころの暴れん坊ぶりは時折顔をのぞかせるものの、かなり刑事らしくなったとボスは考えていた。しかし、かつて殉職したマカロニやジーパンはそんな時期に些細な事から一命を落としていることから、それが気になってはいた頃・・・
テキサスは路上で靴を磨いてもらっているとき、ひったくり現行犯を目撃、ひったくり犯が車を奪ってなおも逃走、テキサスも警らのパトカーに乗り込み追跡を続行したが、犯人は必死になって逃げようとテキサスのパトカーに車ごと向かってきてぶつかり合いになり、その挙句に犯人の車は横転し炎上、死亡してしまう。
ひったくり犯がなぜそこまで必死になって逃げたのか?謎が残った。
その後、靴磨きのおばさんに代金を払うため最初の現場に戻ったがおばさんは既に帰宅して、翌日また訪れるとおばさんに様子がおかしい。その最中、何者かにライフルで狙撃され、テキサスは逃れたものの、おばさんは撃たれ重傷を負う。
どうやら犯人は、テキサスとおばさんを同時に「消そう」としていたらしい。さらにその二人が共通するものとして真っ先に考えられたのが例のひったくりだった。さらにおばさんも狙われたということはおばさんが何か犯人に通じるものを掴んでいた可能性があった。
おばさんの入院する病院でおばさんの娘が持っていたペンダントに目を付けたゴリさんは、狙撃に使われた盗難銃の持ち主を洗ううちに同じようなペンダントを持った黒木礼二という男を発見、礼二のアパートに赴くゴリさんと殿下は礼二の逆襲にあい殿下が撃たれてしまう。
一連の事件に重い責任を感じたテキサスは、自分を付け狙っているであろう礼二を誘い出すための囮としてテンガロンハットを被り街を歩く、果たして深夜、礼二は奇襲をかけてきたが、テキサスはひるまず礼二を追い詰め逮捕する。
礼二を取り調べた結果、死んだのは礼二の弟で、銀行強盗の下調べでひったくりを計画した結果の出来事であり、弟の復讐にテキサスを狙ったのだという。
事件解決、殿下を見舞って安心感からか病院で寝込んでしまったテキサスは早朝になって引き上げた。
その殿下に一係から一報が・・・・。

一部では太陽の「死ぬ死ぬ詐欺」といわれる発端である作品なわけですが、ファンの助命嘆願で実現した「延命処置」でテキサスは歴代新人刑事初の「先輩刑事」としての位置を獲得するわけですが、当の演じる勝野さんはこの延長にかんしてはあまり快く思っておられなかったようで・・・(^_^;)。確かにゴールが見えていたのに、それがまた伸びたら・・・。
話を作品に戻しますが、この作品、殉職編じゃないからと言って、手を抜いて作っているわけではなく、もしかするとプロットは殉職編として作られたと思われるものがあり、さらにはマカロニ殉職編のリメイク的な部分も垣間見られる為、かなりいろいろな要素が組み入れられた感じもあります。テキサスを死の恐怖が襲うのもかなりの迫力、そこに駆け付けるボスまでも今回は被弾しますが、裕次郎さんのアクションにはいつも惚れ惚れしてしまいます・・・あの撃たれて吹っ飛ぶ様は現代のアクションのようにスマートではないものの言い知れない魅力を感じますし、そのままヌッと起き上がる姿は犯人側からすれば確かに恐怖でもあり、テキサスの渾身の叫びと共に、語り草になるほどの名シーンが今作では繰り広げられます。
ゲストには尾藤イサオさんに黒部進さん。特に黒部さんは非情に復讐に燃えるもののボスの迫力にひるむ「長兄」を熱演します。
クライマックスからラストは目を離せない部分で、これまで盛り上がっていた「テキサス編」の頂点に達した感がある熱のこもった世界が繰り広げられます。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

経験を積んだ刑事だからこそ味わう恐怖をラガーが身をもって体験

2014-08-15 01:38:21 | 日テレプラス日誌
本日の日テレプラス・マイコン登場編は、

第655話 60.07.05 左ききのラガー (ラガー)

ゲスト:大村波彦
 須永慶 東丘出陽
 兼田晴臣 長谷川里佳 谷口真一 加地健太郎 山中康司 菅野勝浩 阿部渡 宇佐美彩 竹内康裕 岸本功

脚本:古内一成
監督:鈴木一平

ラガーが骨肉腫で入院中に知り合って仲良くなっていた少年・圭太が、ラガーと同じ骨肉腫で右手を切断することになったのだが、圭太は施術を嫌がり、困った父親がラガーに説得してくれと頼んできた。
それを受けて、左手でいろいろな事ができると説得するラガーに圭太は左手での射撃で5発中2発命中したら手術を受けると答え、ラガーは戸惑いながらも5日後にはやってみせると請け合った。
翌朝からラガーの早朝射撃練習が始まり、左手でも何とか的を撃ち抜ける感触を掴んだ。
そんな矢先、ライフルを持った男による街頭での無差別乱射事件が発生し、ラガーは射撃練習どころではなくなり、捜査に忙殺されることになる。
似顔絵などをもとにした捜査の結果、犯人は関口という若いビル管理会社の派遣する守衛であった。
仕事ぶりは真面目で、両親を交通事故で亡くし、妹・弘美の面倒を親代わりになってみているような男で、非行歴の無い苦労人で、犯行動機がまるでわからない。
とにかく関口を追うラガーたちは、兄が犯人であることをまるで冗談にしか思っていない弘美をマークするが、関口はそのラガーたちの目の前でいきなり弘美を射殺し、ラガーを呆然とさせ逃走してしまう。
この訳の分からない犯行に次第にラガーは恐怖を感じ始めて、それを何とか覆い隠そうと懸命になるのであるが、とうとうラガーは一人で関口と対峙し、関口の執拗なまでの射撃に怯み、さらには左肩を撃たれてしまう・・・・。

ラガー殉職編の撮影終了、殉職シーンも公開された時期で、いよいよラガーとの惜別が現実のものとして話題になっていた時期のラガー存命最後の主演作は、セオリー通り危機編になっています。その危機もラガーと同じ骨肉腫を患って結局手を切断しなけらばならなくなった野球好きの少年を絡め、刑事として成長したラガーを、動機の不明な無差別乱射犯人に対しての言い知れない恐怖に慄く様で逆に表現して、その葛藤を描くというかなり難しい内容になっています。太陽としても結構異質な事件でありながらも、それに恐怖を抱えて立ち向かうというのは、当時のラガーをかなり上手く表現しているもので、ラガー主演編の中では屈指の名作だと私は思います。
こういう事件のドラマでの描かれ方はどちらかというとドライな方向へ向かうのですが、ラガーの恐怖が観ているこっちにもシンクロしてくるような感覚が味わえるのではないかと・・・山さんのさりげないアドヴァイスとかも良いですしね。
後期ラガーはなにかと体型ネタが付きまとってしまいますが、それもラガーを新人刑事から脱皮したキャラと踏まえれば、キャラの広がりの中で十分消化できる部分ですし、更にそれが魅力になっていたわけですが、如何せん後期ラガーの主演作が少なすぎたのは返す返す残念でなりません。それを痛感したのが本作と「号泣」でした。
賛否はあるとは思いますが、個人的には最低でもまだ1年、ラガーの活躍を観てみたかったです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

名優殺人事件の背景に15年前の車内暴力?俳優親子の真実に迫るトシさん

2014-08-14 06:10:55 | 日テレプラス日誌
本日の日テレプラス・マイコン登場編は、

第654話 60.06.28 二度泣いた男 (トシさん)

ゲスト:柴田恍彦
 内田稔
 新井和夫 多田幸男
 水森コウ太 五月晴子 世利ゆかり 山口純平 大石源吾 川口節子 庄司浩和 平野義和 竹内靖

脚本:小川英 丸岡ひさし
監督:山本迪夫

深夜、一係のトシさんのもとに名優として名高い名村浩から電話があった。命を狙われているので助けてほしいということだったが、名村のもとに駆け付けたトシさんたちは名村本人に電話の件を否定され、釈然としないながらも、やはり気になった為名村邸を張り込んでだが徒労に終わった。
ところが翌朝、名村が自宅書斎で刺殺され、トシさんたちは捜査を開始、状況から名村とは日頃仲の悪かった息子の栄一を取り調べることになった。栄一は父親の劇団で俳優をしていたのだが、父親の一声で主役から降ろされていた。
取り調べでは栄一は涙を流しながら犯行を否定、証拠もないため栄一は釈放された。
それから間もなく、名村の部屋から3通の脅迫状が見つかった。その内容は名村が15年前に大阪で起きた車内暴力事件に関わっていて、その被害者の子供に助けを求められながらも見は殺しにしていたというものだった。しかし名村は半年前に、東京で起きた車内暴力事件で犯人逮捕に貢献し話題になっていた。
この件を洗い出したトシさんは15年前の被害者の子供の居所を突き止めた。その子供=島貫は15年前の事件後、母親にも死なれ、孤児院に引き取られ、成人した現在は東京に在住していた。
名村殺害の容疑者として島貫を手配したものの、島貫は山中で服毒死していた。さらに島貫の部屋から凶器などが発見され、事件は被疑者自殺ということで終わろうとしていたが、トシさんはどうしても納得がいかない・・・やはり栄一が気になり・・・。

太陽ではあまり描かれない芸能界ネタがトシさん主演で連続しており、それに最近ではあまり耳にしなくなったキーワードである「車内暴力」を織り交ぜていきます。通しで考えると、トシさんはマスコミ対応係という部分もあったり太陽後期に新に明確化した役割だったようにも思えます。今回のキーワードは15年前への「回り道」はありますが「俳優」というところでしょうね。
久々に「うわばみのトシさん」発揮です(^_^;)<いかん、何かと勘違いしていたので、訂正します。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

太陽放送予定 20140813(修正しました)

2014-08-13 23:14:28 | 放送予定
お盆休み、ナッシングのけぶでございます。
というか、まだやっぱり6月末ぐらいの感覚だったりします・・・。
忙しいことはいいことなのですが、身体が持つかどうか・・・・日本列島は台風の被害がかなりひどい状態でしたが、ほとんど事務所に立てこもっておりますので、外に出たら晴れていたりと、個人的には被害は全くない状態です。

またサボってしまいましたが・・・むこう一週間の太陽放送です。

▼日テレプラス
お盆休みなく、通常通りの放送です。
マイコン登場編初放送は、とうとうラガー殉職が現実味を帯びてきたころの2作、宿直のトシさんのもとにベテラン俳優から通報があり、駆け付けたところその俳優には通報に身に覚えが無いという・・・しかし翌朝その俳優は殺された。いさかいのあった息子を調べるがアリバイが・・・さらに死んだ俳優には過去に車内暴力絡みにトラブルに巻き込まれていた可能性が・・・・トシさんが俳優親子の「真実」に迫る#654と、大手術を控えた少年にある約束をするラガーの目の前で起こる、無差別連続乱射事件。それまでは平凡な青年が妹をも殺してしまうという現実に恐怖を覚えるラガーは、奇しくも青年と対峙することに・・・キャラクターとして成熟してきたラガーに訪れる危機、殉職編直前の存命最後の主演作になる#655を放送。

▼ファミリー劇場
デカ劇場自体がお盆休みで特別編成の為、太陽放送再開は8月20日、ジーパン編再放送からになります。

▼三重テレビ  マカロニ編
ハードボイルド傑作、ゲストに藤竜也さん、奈美悦子さんを迎え、麻薬組織撲滅のためにその組織に敵対する麻薬密売人・三浦と「組む」ことになるボス、一係や周囲の疑心暗鬼の目、しかしボスの本当の目的は・・・・鎌田敏夫さんが日活の裕次郎さんを意識して書いたであろう脚本の#46を放送。

▼岐阜放送  マカロニ編
#21は、バス賃が足りず貸してくれた美女にぞっこんのマカロニ、なんとかデートに誘うことに成功するものの、その周りで様々な事件が・・・・彼女は狙われている!?。特別ゲストに星由里子さんを迎えて、洒落たロマンスにサスペンスを加えた、ハードだった前回から考えると、マカロニに対してのご褒美的作品になっています。 

▼千葉テレビ テキサス編
続投決定のチバテレ、#167はテキサス編最終回、テキサスの追ったひったくり犯が死亡、そのあと命を狙われるテキサスはとうとう刺客に追い詰められてしまいます・・・一人前になったと思われていたテキサスに死の恐怖が強烈に迫ってきたその時、ボスが駆けつけるのですが・・・・テキサスの恐怖と叫び、ボスのカッコよさにしびれる傑作です。自動車事業部諸兄にはコロナラインの破壊という見どころもあるかと思います。

▼とちぎテレビ テキサス編
ゴリさんに恋人ができた。お相手はOLの道代。そんな二人がデート中に近くで発生した派出所巡査からの拳銃強奪。必死に捜査していたゴリさんだったが、道代が何かを目撃していて・・・平凡なOLがゴリさんと付き合うことで事件に巻き込まれますが・・・ゴリさん初のロマンスを描く#122を放送。

▼テレビ埼玉 ジーパン編
#83は、ゴリさんが巡査部長昇進試験受験の為奮闘している最中、連続して発生する爆破。周囲はゴリさんの仕事を軽いものにして必死な捜査を続けるものの、逆にゴリさんはその軽い仕事で犯人の核心に迫っていく・・・・ゴリさんが出世できない(^_^;)原因の一端を描きます。



【太陽放送予定 8/13~8/20】<初>対象局初放送<再>対象局再放送

8/13(水) 8:05~9:00 日テレプラス(CS)  <再> 太陽にほえろ!【さらばボギー刑事編】#609 モンブラン遥か
8/13(水) 11:30~12:30 日テレプラス(CS)  <再> 太陽にほえろ!【さらばボギー刑事編】#610 38時間

8/14(木) 8:05~9:00 日テレプラス(CS)  <再> 太陽にほえろ!【さらばボギー刑事編】#610 38時間

8/14(木) 10:30~11:30 日テレプラス(CS) <初> 太陽にほえろ!【マイコン刑事登場編】#654 二度泣いた男

8/14(木) 11:30~12:30 日テレプラス(CS)  <再> 太陽にほえろ!【さらばボギー刑事編】#611 無口な男

8/14(木) 23:00~23:50 日テレプラス(CS)  <再> 太陽にほえろ!【マイコン刑事登場編】#654 二度泣いた男

8/14(木) 20:50~21:45 三重テレビ(地上波) 太陽にほえろ!マカロニ編   第43話「#46 黒幕は誰だ」

8/15(金) 8:05~9:00 日テレプラス(CS)  <再> 太陽にほえろ!【さらばボギー刑事編】#611 無口な男

8/15(金) 10:30~11:30 日テレプラス(CS) <初> 太陽にほえろ!【マイコン刑事登場編】#655 左ききのラガー

8/15(金) 19:00~19:54 ぎふチャン(地上波) 太陽にほえろ!~マカロニ刑事編~「#21 バスに乗ってたグーなひと」

8/15(金) 20:00~21:00 チバテレビ(地上波) 太陽にほえろ! テキサス編  #167 死ぬな!!テキサス (158/158)

8/15(金) 23:00~23:50 日テレプラス(CS)  <再> 太陽にほえろ!【マイコン刑事登場編】#655 左ききのラガー

8/17(日) 12:00~12:55 とちぎテレビ(地上波) 太陽にほえろ! テキサス刑事編 第122話 信念に賭けろ!

8/18(月) 11:30~12:30 日テレプラス(CS)  <再> 太陽にほえろ!【さらばボギー刑事編】#612 怒れる狙撃者

8/19(火) 8:05~9:00 日テレプラス(CS)  <再> 太陽にほえろ!【さらばボギー刑事編】#612 怒れる狙撃者
8/19(火) 11:30~12:30 日テレプラス(CS)  <再> 太陽にほえろ!【さらばボギー刑事編】#613 ヘッドハンター

8/20(水) 6:00~7:00 ファミリー劇場HD(CS)  <再> 太陽にほえろ! HDリマスター版#64 子供の宝・大人の夢 
8/20(水) 7:00~8:00 ファミリー劇場HD(CS)  <再> 太陽にほえろ! HDリマスター版#65 マカロニを殺したやつ

8/20(水) 8:05~9:00 日テレプラス(CS)  <再> 太陽にほえろ!【さらばボギー刑事編】#613 ヘッドハンター

8/20(水) 11:30~12:30 日テレプラス(CS)  <再> 太陽にほえろ!【さらばボギー刑事編】#614 17才

8/20(水) 19:00~20:00 テレ玉(地上波) 太陽にほえろ!ジーパン編  第76話「#83 午前10時爆破予定」

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

けぶのだらだら日記20140810

2014-08-10 22:50:32 | 当直室日記
本来であれは、墓参りに空知方面に赴くところですが、あまりにも眠いのでクルマの運転は危険と判断して・・・というよりは、昨日一日すっかり午後3時ごろまで寝込んでしまいました。ふらふ~けぶでございます。
今日も同じ状態なので・・・。

▼なので昨日午後から「ジ~ン」

仕事なのに呑めることにニコニコな竜さん(^_^;)
竜さんのドラマ以外の語りを久々に堪能したわけですが、さすがスポーツセンスは衰えない部分が尊敬してしまいました。
いや、もう74歳におなりですから、私なんかその歳になったらと思うと、逆にゾっとします。

太陽話は、殿下下戸の話、徹さんのやせ話(^_^;)
映像は#525。
写真は、裕次郎さんがスコッチ初期ごろでしょうか、見たことのないスチールです。
小野寺さんのマルベル版はテキサス編あたり?、ラガーは登場前のフォトセッションでしたね。

▼裕次郎さんの蔵出し映像

予ねてより予告のあったNHK「思い出のメロディ」。
「ビッグショー」1975年9月放送ですから、もうそろそろボン登場の撮影に入っていた頃のお姿のようです。
奈良岡さんをゲストに迎えたとの事なので、2人のボス共演という貴重な番組だったようです。

しかし、裕次郎さん生誕80年ですか・・・。
現在80代で物故者含めて裕次郎さんは比較的まだ知られている方だと思いますが、この数年、やはりライブ感は薄れて行っている感じは否めませんね・・・太陽終了と裕次郎さんご逝去から27年経つ訳ですから仕方のないことだと思いますが、太陽生誕からは42年。
本放送時は42年前といえば「戦前」、27年前といえば「戦後直後」という感じでしたが、いま「戦前」「戦後」という言葉も聞かなくなりました・・・それだけ古いことでしたが、太陽が戦争と同じ土俵で考えるというわけではないですが、やっぱりもうそろそろ伝承という部分が気になってくるところではあります。
来年はDVD-BOXシリーズも「とりあえず」完結のようなので、制作・出演者側の証言が一巡する感じですが、これはもしブルーレイシリーズになっても続けてほしいですね・・・ってまたやるの的ではありますが(^_^;)
放送としては、当時のスポンサーで地上波で(再)放送されたらどうなるんだろうという変な妄想を抱いてしまって・・・(^_^;)
でも、最近の消耗的ドラマ制作体制はもう崩壊しつつあるので、過去の作品を放送するのをCSやBSに任せておくわけにはいかなくなるという感じがしていますが・・・。
まあ、私の妄想はどうでもいいです。。。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

孤独と戦うロッキーが、また遭遇する孤独。

2014-08-09 18:10:20 | ファミ劇日誌
つづけます(^_^;)


第370話 54.08.31 恐怖の食卓 (ロッキー)

セミレギュラー:西朱実

ゲスト:峰竜太
 西本裕行 青木和子
 川上夏代 高橋淳 稲吉靖 門脇三郎 松田章

脚本:畑嶺明 小川英
監督:山本迪夫

新聞版売店の店主が若い男に撃たれ重傷を負う。
目撃者の話では犯人は近くのマンションに逃げ込んだという。
一軒の家ごと「人質」にしている疑いが濃く、ロッキーはその日点検する予定になっていた火災報知器の係員に変装し、不審な佐伯家に入り込むが、犯人に捕らえられてしまう。
ゴリさんたちはロッキーが仕掛けた盗聴器の話から犯人は宮部進という男であることを知るが、その男は2年前に交通事故の巻き添えで死んでいた。
一方、犯人が閉じこもる佐伯家では、偶然訪ねてきた長男・昭一の言葉から、ロッキーが刑事であることがバレてしまう・・・。

当時まだ城西署の「サル」だった峰さん(最近はドラマにご出演が多くなっていますね)が犯人役で登場、太陽の峰さんはなぜかシリアスな役どころが多く、それ故に私のイメージとしては、溌剌とした青年と苦悩する青年が同居している感じで、豊さんと同じ系統の俳優さんだととらえていました。なので、後年の林家系やバラエティなどでのご活躍はあまり想像しておりませんでした(^_^;)

さて本作、ヒゲフェチならば外せない、「縫い物+独り言」がある話。
強がってはいるものの、やっぱり寂しいロッキーが愛おしいというか、あの縫い物シーンは泣けてきます・・・。
それに長さんの気遣いも・・・ロッキーは決して末っ子的な頼りなさがあるわけではありませんが、後輩というよりは、兄弟みたいな感覚を与えるので放っとくことができないのかと。
今回も孤独なロッキーと孤独な犯人、呈を成しているものの繋がりがプッツリ切れているような佐伯家の人々、この人々が一室に籠って事件的な部分より、各人の孤独への葛藤が繰り広げられるという感じです。
犯人逮捕に協力を得られないロッキーの孤独は、孤独でもなんとかフォローしてくれる人々がいて癒されていた彼にはちょっと耐えられないものがあったかもしれません。
それでも、そのそれぞれの孤独への葛藤が最後にはそれなりに実を結ぶわけですが。

とりあえず、これで作品的な「ボン・ブルー」は終了します。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熱くなるスニーカーが求める「その一言」の重さ

2014-08-09 17:54:33 | ファミ劇日誌
遅くなりましたが、本日のファミ劇・スニーカー登場編は、


第369話 54.08.24 その一言 (スニーカー・殿下)

ゲスト:日野道夫
 小林尚臣 高橋和枝
 矢田稔 市村昌治
 進藤幸 永谷悟一 中山一也 及川真美 半田昌子 

脚本:長野洋
監督:山本迪夫

白昼、郵便局が襲われ、300万円が奪われた。
犯人が赤ん坊を人質にして押し入ったと知ったスニーカーは激しい憤利にかられた。数時間後、犯人が犯行に使用したライトバンが河原から発見され、その近くで軍手と大きなマスクも見つかった。
早速、それらの証拠物件をもとに捜査が始まったが、スニーカーは容疑者がマスクを買った売り子の証言から独自の捜査を開始した。
判っているのは犯人の鼻の脇にはほくろがあることと、売り子が勤める駅までの定期券を持っていたことだけだった。スニーカーは毎日のようにその駅に張り込み、とうとう容疑者・江口を見つけ出し、逮捕した。
ところが江口は犯行を否認、犯行直後にサラ人に借金50万円を返済しているものの、決定的証拠が無く、釈放されてしまう。
そんな時、犯行当日河原で江口を見た可能性のある初老の丸田が有力な証言者として浮かび上がってきたが、殿下やスニーカーの協力要請に対し、丸田は冷たい反応しか見せない。丸田の証言さえあれば、江口を逮捕できると、スニーカーは丸田を口説こうとするが失敗、一方殿下は丸田に何かあると感じ調べてみると、10数年前に息子をひき逃げされ犯人を独力で逮捕したが、その男は真犯人とは別人だったという過去があった。当時、高校教師をしていて記憶力には絶対の自信を持っていた丸田は、それで一挙に自信をなくしたという・・・。

スニーカーの「新人教育」、プログラム的(^_^;)にはテキサスの時に似ている感じです。
ゴリさんに強烈な教えをもらい、長さんに対してのリスペクトを経て、今回はベテラン然としてきた殿下がスニーカーのサポートに回りますが、殿下はこの頃、「最も優しい刑事」から次の段階に総合的に進んでいた時期なので、教育係は最適な感じですが、スニーカーが迎える最後の新人となってしまうわけで、少々残念ではあります。

しかしスニーカーは今回も老人絡みなのですが(^_^;)
個人的には歓迎なのですがね(^_^;)
ところで、今回磯野家からはカツオ登場(^_^;)、「リリ~ちゃん」の方ではありません・・・。



そして・・・(つづく)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする