「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

サンテレビ太陽放送4/2=一話かぎりのメロドラマ 殿下、理江。

2023-04-02 10:16:14 | 放送予定

強制的に休んでいるけぶでございます<(_ _)>
GWまで持つかなぁ。。。。(^_^;)

大川俊道さんのツイッター愉し。
奈良岡さんご逝去でPART2の話題がでていましたが、脚本消化等もPART2が生まれたきっかけの一つとの認識がありましたが、脚本不足だったとのこと。おそらく、新規メンバー分は急ピッチでホンにしたということかと思います。オサムさんの主演作は特にそうなんじゃないかと。なので、既存メンバー分の書き直しも客本陣の『ジャングル』注力のため自由度が増したために、PART2の独特な解放感があったんじゃないかと思います。
おそらく、本当の第一話はあったんじゃないかと思いますし、#5は最初は長さんの復帰話だったそうですし、もしかするとボツ脚本って結構存在するかもしれないというのが小職の認識です。
それで、PART2の台本。実は観る機会がなくここまで来ました・・・・(^_^;)
オサムさんはどちらかといえばベテランなので、「喜多」表記かと思ったら、「収」表記。
苗字の表記は、マカロニ・シンコを除くオリジナルメンバー、スコッチ、ジプシー、トシさん、警部、そして篁係長もそのはずなのですが、クール系で行けばデュークも苗字表記かと思ったら違うし。
ただ、名前表記は主役に用いられる傾向があるので、オサムさんのPART2主役という当初報道のなごりはここにもあるんだなぁ・・・と

さて、4/2サンテレビ・太陽放送#150は、
いきなり「わかれ」です。
しかし、太陽では唯一と言っていい、メロドラマと劇場的な演出がまず目に付くと思いますが、それと太陽世界が結構融合しちゃっていたりして・・・これ竹林監督のマジックとしか言いようが無いよなぁ・・・。
太陽150回記念の、殿下と理江の1話限りの恋愛劇。

過労で涙腺崩壊しているので、この作品を観てまたも号泣、、、、


理江「(わたし、好きだから、あなたが大好きだから)」


【地上波】サンテレビ・テキサス編

4/2(日)
11:30~12:25
ドラマ 太陽にほえろ!(テキサス編 第38話)
サンテレビ1(地上波)

第150話 50.05.30 わかれ (殿下)

レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      三上順
       勝野洋
      
      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平

ゲスト:真野響子
 新田昌玄
 矢野宣 芦葉京子 峰恵研 吉中正一
   三条泰子
 
挿入歌「風よ」「白いページ」
 作詞・山川啓介 作曲・大野克夫 唄・小野寺昭
 

 脚本:小川英 四十物光男

 監督:竹林進


殿下はあるレストランの客席で追跡中の犯人を逮捕するが、それがキッカケになって店内でピアノを弾いていた寺岡理江と知り合う。初めての出演の最中をメチャクチャにされてような気がしていた理江に、翌日殿下が謝りに行ったのが彼女にとっては新鮮な驚きだった。
やがて2人は愛し合うようにあり、婚約した。
しかし殿下にはその婚約を素直に喜べない壁みたいなものがあり、理江もそれは薄々感じていた。
理江は結婚のために無理をして高名なデザイナー高畑幸三のアトリエにドレスを注文するが、仮縫いに店に訪れた二人を迎えた助手の西伶子は、殿下の姿を見て動揺し、殿下も同じ様子だった。
その日から、理江の前に週刊誌記者が現れたり、殿下と伶子が密会していたり、疑心暗鬼になっていくうちに、記者が殺されてしまう。
理江は伶子に疑いをかけるが・・・。

殿下が扱った伶子の過去の殺人事件、そして現在、また殺人が・・・・。
三条さんの名演も光る名作なのですが、如何せん女性主体に作られた作品なので、「男の子」には苦手な人が多いかもしれません(^_^;)
「男の子」には新登場覆面車・スプリンターで興奮してもらうと言うことで・・・<自動車事業部限定。。。
小野寺さんの「風よ」はある意味太陽中毒の愛唱歌だったりして・・・。
殿下の柄モノオニギリネクタイ登場と太陽オリジナルとして初の挿入歌、そして独特な演出に一夜限りの恋と、器用な竹林監督が意外な味を引き出す名編です。
麻江の事をまだ頭に残している殿下の描写もあったり。
良い雰囲気だったのに、悲しい別れが待っていたわけですが、当時としては麻江の死(降板)の経緯もあって、殿下の恋愛を一番描き辛かった時期ではあったとはいえ、理江の関係で偶然再会した不幸な女が、その不幸の根源であった「男」というものにまた巻き込まれた格好で自ら死を選んだ経緯での「わかれ」は殿下よりも殿下を理解していたのは本当は理江だったという悲しい結末。
好きだから別れるというのも、辛いものです。

一方で好きな男の為にその男の命を奪うという女もいるわけだし。
愛情というのは、ハッピーエンドじゃ終わらないというのを太陽で知った訳で(^_^;)

真野響子さんの理江が主役というのは、太陽では特例。
なので、通常の太陽とは違和感があります・・・実はこの作品をまともに観ることが出来たのは大人になってからで(^_^;)

覆面車はカリーナの交代にスプリンター・クーペGSが登場。
初登場からスピーンターンですが・・・一速で引っ張るとエンジンが・・・。

 


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