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「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

久しぶりの太陽散財・・・・(涙

2019-08-15 22:43:32 | けぶの散財日誌
コロンボ総統氏のツイッターロケ地検索はジーパン編に突入、あのテニスコート跡はちょっと前に大手デベロッパーが分譲・・・。
近年まで頑張って残っていたのですがね。


ところで、毎年大体太陽散財をする決まりとしている小生ですが、
DVD-BOXシリーズの完結から、予算が余って、年度予算の繰り越し・・・・さらに、オークションは基本的に手を出さないと決めているので、しばらく様子を見ていた古書店物件に手を出してしまいました(^_^;)
それにしても、数年前は老舗の矢口書店にも、まんだらけにもあった太陽台本がきれいさっぱり消えています。

ところで購入したのは使用済み台本ですが、小澤啓一監督の所有物で、既にスコッチ関係等は売り切れた後でしたが、それでも十分。
一時間ほどざっと見てみて、気付いた点をメモっておきます。



第4話 プールサイドに黒いバラ(決定稿)・・・澤田幸弘監督作品なので、初期にメガフォンをとられる予定だった監督さんたちに配られた一冊ではないかと思います。
書き込み無し。出演者には、山東さん・片岡さんの印字、村岡女史もしっかり印字。記者が山さんを招いた麻雀には優子記者もいた。



第270話 殿下とライオン(決定稿)・・・書き込み多、岩沢ライオンが土下座をした後のロッキーが殿下に詫びたシーンは手書きで加筆。
第282話 婚約指輪(決定稿)・・・書き込み過多、京子の中田さんは印字、達村の秋野さんは手書き、
第317話 殺人者に時効はない(決定稿)・・・書き込み無し
第318話 カレーライス(決定稿)・・・書き込み少、令子の長谷さんは印字、ラストのカレーを一心不乱に食らうゴリさんは当初、周りの苦笑を感じて頭をかいていたが、小澤監督のアイデアで、全く気付かず苦笑を不思議がるということに変更、ボスのカレー煽り(^_^;)はアドリブ。



第330話 天使の微笑み(改訂稿)・・・書き込み過多、スケボーシーンの細かい手書き描写が目立つ。
第337話 偽装(決定稿)・・・書き込み多、井沢殺害凶器は当初電気スタンドだった。
第338話 愛と殺人(改訂稿)・・・書き込み無し
第353話 ラスト・チャンス(決定稿)・・・書き込み過多、麻雀屋のマスター(槐柳二氏)は当初、二見忠男氏。康江の西さんは印字無し。テアトル・エコー祭りな出演者陣(手書き)。篠田と菊池の取引場所は恵比寿駅前(説明マンガの書き込みあり)


いや、本当に買ったことも忘れるので、こうやって書き込んでおけば思い出すという具合で(^_^;)

ところで、こうやって使用済み台本を見ていると、やはり作り手側の役割分担で書き込み内容がかなり違います。助監督は書き過ぎるほど、監督については、打ち合わせ用と撮影用があり、カメラ割りとシーン改編が目立ちます。進行用はロケ地などの書き込みが多く、編集用はBGMの番号が書かれているという具合、俳優用については当然自分のセリフにマーキングや書き込みがあるという具合。
監督だと、竹林監督は一冊集中型のようで、山本監督と小澤監督は打ち合わせ用と撮影用はお分けになっていたようです。

結構、台本も貯まってきたので、もうそろそろ1作ごとの検証を始めないとなぁ・・・・。

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白石奈緒美さん、ご逝去・・・

2019-08-15 18:49:07 | おくやみ
白石奈緒美さんが8月4日虚血性心不全のためご逝去。84歳。

テレビの時代劇や、舞台、料理研究家として活躍、
個人的には『特別機動捜査隊』ゲストとしての熱演が印象的です。
この方も悪役の方が多かった印象があります。

ご冥福をお祈りいたします。


ところで白石さんは太陽にもゲスト出演記録が1作あります。

#166 噂

ところが、完成作品ではお名前がクレジットされているのにもかかわらず、ご出演が確認できません。
この作品自体の出演者が少なく、かつセリフのある出演者も限られており、クレジットの位置から見ても、極端な脇枠でもないと思われるので、小職の妄想では、雪江の過去を知る知人役だったのではないかと。
(施設職員の女性は九重ひろ子氏)
台本があれば、確認できるのですが・・・。

太陽には特に前期は撮影したのにまるまるシーンカットの事例がよくあって、これもまたよくある「セリフが無いのでノンクレジット」というパターンの逆で、シーンカットでもクレジットは表示するというパターンがあります。
(#80のように、菅井さんのクレジット忘れというのもありますが・・・)

例えば、#40の康江たち、#52の町子が働いていたバーでの聞き込みシーンは台本にありますが、カット。
ママ役が松風はる美氏だったようです。
また、#53では中村竜三郎氏がクレジットされていますが、完成作では確認できません。
これも小職の妄想ですが、ひょっとすると「柴田源次」(ジーパン父)役で回想シーンに登場していたのではないかと・・・。

もし、万が一、カットされたシーンのフィルムが残されているのであれば、「完全版」が見たくなってきます。
現存はあり得ないか・・・。

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