「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

もっとも優しい刑事・殿下の名刺が・・・・

2013-08-09 06:23:41 | ビバ!チバテレビ
【ビバ!チバテレビ】

本日のチバテレ・テキサス編は、

第115話 49.09.27 一枚の名刺 (殿下)

ゲスト:早川保
 倉野章子
 平野康 鮎川浩 向井淳一郎
 草間璋夫 桜井克明 永谷悟一 林靖子 松坂雅治 加藤茂雄 鈴木治夫 竜のり子

脚本 小川英 大川タケシ
監督:竹林進

ある高級住宅街で深夜主婦が絞殺されたが、被害者の懐に殿下の名刺が入っていた。
そのことで一係に本庁の牛島警部が乗り込んできて、殿下に詰問する。
一係のメンバーはその牛島の殿下に対する「最初から容疑者としてしか見ない」態度に反感をおぼえ、一係独自で悪用された「一枚の名刺」の出所を捜索することになるが、殿下は自宅謹慎となってしまう。
殿下は名刺を配った相手を記録しており、さらに「一枚の名刺」は5年前に作成したもののミスプリントがわかり使用を止めた中の1枚であることが判った。
一係のメンバーは名刺捜しに勤しむ。
中には逮捕した男の息子やウエイトレス、寿司屋の大将に殿下の父の知人など様々。名刺を渡して果たして相応しいのかと疑問になる相手も含まれていたが、そこには殿下が絡んだ様々な人間模様が潜んでいた・・・・。


殿下活躍編と云う趣きよりは、全員で殿下の今までの刑事としての足跡を検証すると言った方が良いような内容なので、「愛の詩―島刑事に捧ぐ」の元ネタという位置付けもできると思います。殿下の過去回想型の話の原点であるので、ここである程度の殿下キャラの方向性が決まったものと思います。
この辺りの設定というのは、もしかするとファンからの要望もあったんじゃないでしょうか。
女性ファンにはかなりキュンとくる巧みな設定ですが、これを言ってみれば後付けで設定することが出来たのは、殿下のキャラクター力所以だと思います。もしこれを初期から設定していたら、現実味が無くて総スカンを食らっていたように思いますが、キャラクターを2年間変化させて熟成させ、さらには演じる小野寺さんもそれを消化できたからこそと思うと、今思うと、ある意味贅沢なキャラクターの育て方なんですよね。

あ、そういえば
テキサスの酒癖の悪いところも披露されますが(^_^;)
(熊本出身というのも披露)

話を殿下に戻すと、5年前から七曲署に居るとか、妹と同居しているとか、前後の設定的に矛盾する部分も出てきたりしていますが、七曲署所属設定についてはこの話だけ飛びぬけて旧いので、かなり辻褄が合わなくなります。

(ファミ劇日誌を引用)

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