「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

父親を「凶弾」で奪われた息子ふたり

2013-05-24 06:19:24 | ビバ!チバテレビ
【ビバ!チバテレビ】

テキサス登場後も放送を模索しているというチバテレですが、本日のジーパン編放送は、


第104話 49.07.12 葬送曲-ジーパンシンコその愛.2-(ジーパン・シンコ)


ゲスト:宮本和男(三景啓司)沖田駿一 長浜藤夫
 西川敬三郎 小倉雄三 神田正夫 新井孝文 荒木生徳(荒木しげる)松野邦夫 林寛一 今井和男

脚本:播磨幸治
監督:竹林進

ここしばらくはどちらかというとジーパンとシンコの関係とそれにまつわるような話や危機話、というよりは初期より主演編が減って先輩のサポートにまわることが少なくなかったジーパンが、久々にジーパンの「生い立ち」を生かした作品になっています。

自分のせいで、自分と同じような「殉職警官の息子」をつくってしまったという自責の念に駆られながら、心底怒りながら表面的には冷静に捜査を進めるジーパン、しかし本当はジーパンのせいではなく、その息子の「因縁」で父親は殺されてしまったというやるせない結果になります。
ただ、ジーパンとしてはそれが自分のせいでもそうではなくても、自分の目の前で父親の警官が殺された事実は変わらず、増々激高するわけですが・・・・。

そのジーパンの怒りを理解し、今回はシンコがジーパンのサポートに回ります。


今回のゲストは三景啓司さんが太陽初登場です。
また、「フォー・セインツ」解散後の比較的早い段階、俳優業をやり始めたばかりの荒木しげるさんも登場します。

今回本編で使用される「葬送曲」はテキサス編に入ってから随時使用され、後年は殉職や予告編でも使用される名曲になっていきます。

クルマネタでは、マカロニ編末期より活躍していた40系クラウンの白パトが黒く塗装され、ジーパンの乗る覆面車として破壊されます。


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ドックとハコ師の対決と「金庫破り指南」

2013-05-24 05:53:18 | 日テレプラス日誌
【日テレプラスへのおさそい】

本日の日テレプラス・ボギー登場編は、


第541話 58.01.28 からくり (ドック)

セミレギュラー:殿山泰司
ゲスト:左とん平
 久木念 竹内文平 飯田テル子 小笠原まり子 橘田良江 藤悦子 後藤條 又野成治(又野誠治)

脚本:峯尾基三 小川英
監督:山本迪夫

今回は現役ハコ師・根岸のトリックにドック得意の「入門」で挑むわけですが、その「入門シリーズ」もラガー登場前以来(というかドック登場期の目玉)なので久々の感があり、妙に懐かしい感じがしたものです。
その師匠となるのが平山源次、ハコ師で鳴らしてその時は足を洗い金庫の製作会社で「金庫破り」に勤しむという、知る人ぞ知るという存在、最初は相手にされないドック(いつものパターン)ながら、鋭い着目点などで源次をドックペースに巻き込んでいきます。

その源次、後期・太陽では貴重な数少ない新規セミレギュラーのひとりとなります。
演じる殿山さんも実は太陽初登場、本来アクの強い演技が持ち味ながら、本来の殿山さんに寄ったような源次を魅力的に穏やかに演じられます。

また、左とん平さんも意外ですが太陽初登場、今回は飄々としていながら実は一攫千金を狙っているプロのハコ師・根岸を演じます。
とん平さんのこの当時の役柄としても、今回の根岸役は珍しく「悪役寄り」の設定で結構驚いた印象があります。

ドックにしても、以前の「入門シリーズ」では四苦八苦していたのが、じっくりと金庫破りの業を盗もうとする落ち着きが見られ、かなり成長が見られるのも、何となく変にうれしかったりします・・・(^_^;)

なお、今回テスト出演ということで又野さんが登場するわけですが、
激動だった1982年の人事の中でも既にこの作品の撮影時以前(1982年末)に新人刑事投入構想が始まっていたことになります。
おそらく、ゴリさんと入れ替わりということでトシさんが登場したことで、長さんとゴリさんの位置をトシさんとドックに継承したということで固めて、新人投入モードに切り替わったものと思います。
ただ、この時点ではどうやらボギーの後任人事であったようですが・・・・(^_^;)
水面下では激動人事の余波はまだ終わっていなかったという事ですね。

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