「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

ドックとハコ師の対決と「金庫破り指南」

2013-05-24 05:53:18 | 日テレプラス日誌
【日テレプラスへのおさそい】

本日の日テレプラス・ボギー登場編は、


第541話 58.01.28 からくり (ドック)

セミレギュラー:殿山泰司
ゲスト:左とん平
 久木念 竹内文平 飯田テル子 小笠原まり子 橘田良江 藤悦子 後藤條 又野成治(又野誠治)

脚本:峯尾基三 小川英
監督:山本迪夫

今回は現役ハコ師・根岸のトリックにドック得意の「入門」で挑むわけですが、その「入門シリーズ」もラガー登場前以来(というかドック登場期の目玉)なので久々の感があり、妙に懐かしい感じがしたものです。
その師匠となるのが平山源次、ハコ師で鳴らしてその時は足を洗い金庫の製作会社で「金庫破り」に勤しむという、知る人ぞ知るという存在、最初は相手にされないドック(いつものパターン)ながら、鋭い着目点などで源次をドックペースに巻き込んでいきます。

その源次、後期・太陽では貴重な数少ない新規セミレギュラーのひとりとなります。
演じる殿山さんも実は太陽初登場、本来アクの強い演技が持ち味ながら、本来の殿山さんに寄ったような源次を魅力的に穏やかに演じられます。

また、左とん平さんも意外ですが太陽初登場、今回は飄々としていながら実は一攫千金を狙っているプロのハコ師・根岸を演じます。
とん平さんのこの当時の役柄としても、今回の根岸役は珍しく「悪役寄り」の設定で結構驚いた印象があります。

ドックにしても、以前の「入門シリーズ」では四苦八苦していたのが、じっくりと金庫破りの業を盗もうとする落ち着きが見られ、かなり成長が見られるのも、何となく変にうれしかったりします・・・(^_^;)

なお、今回テスト出演ということで又野さんが登場するわけですが、
激動だった1982年の人事の中でも既にこの作品の撮影時以前(1982年末)に新人刑事投入構想が始まっていたことになります。
おそらく、ゴリさんと入れ替わりということでトシさんが登場したことで、長さんとゴリさんの位置をトシさんとドックに継承したということで固めて、新人投入モードに切り替わったものと思います。
ただ、この時点ではどうやらボギーの後任人事であったようですが・・・・(^_^;)
水面下では激動人事の余波はまだ終わっていなかったという事ですね。
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