「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

太陽放送予定 2012.2.12号

2013-02-12 23:12:55 | 放送予定
 向う一週間の太陽放送です。
日テレプラス・ジプシー登場編の再放送が始まり、朝の放送は木・金はファミ劇の再放送と重なります(^_^;)
連日録画であれば、夜の方がダブらずに済みますね。
土曜のファミ劇デカ劇場は、特捜の集中放送(ラインナップはDVD化されているものですが、東映チャンネル放送時とは一捻り工夫がある放送のようです。)があるため、1回のみの放送。
とちぎのジーパン編はお休みですね。

[2/13~2/18 太陽放送](※<初>当該CS局にて初放送 <再>当該CS局にて再放送)

2/13(水) 19:00~20:00 テレ玉1(地上波) 太陽にほえろ! 第18話「つかみそこねた夢」
2/13(水) 21:00~22:00 日テレプラス(CS) <再> 太陽にほえろ!【ジプシー刑事登場編】#494 ジプシー刑事登場!
2/14(木) 5:00~6:00 ファミリー劇場HD(CS) <再> 太陽にほえろ!HDリマスター版『#227 CQ・CQ・非常通信!』
2/14(木) 5:00~6:00 日テレプラス(CS) <再> 太陽にほえろ!【ジプシー刑事登場編】#494 ジプシー刑事登場!
2/14(木) 21:00~22:00 日テレプラス(CS) <再> 太陽にほえろ!【ジプシー刑事登場編】#495 意地ッ張り
2/15(金) 5:00~6:00 ファミリー劇場HD(CS) <再> 太陽にほえろ!HDリマスター版『#228 目撃者』
2/15(金) 5:00~6:00 日テレプラス(CS) <再> 太陽にほえろ!【ジプシー刑事登場編】#495 意地ッ張り
2/15(金) 11:00~12:00 日テレプラス(CS) <初> 太陽にほえろ!【ボギー刑事登場編】#527 雨の降る街
2/15(金) 20:00~21:00 チバテレビ1(地上波) 太陽にほえろ! 第91話 おれは刑事だ (84/103)
2/15(金) 21:00~22:00 日テレプラス(CS) <再> 太陽にほえろ!【ジプシー刑事登場編】#496 ジプシーとラガー
2/15(金) 22:00~23:00 日テレプラス(CS) <再> 太陽にほえろ!【ボギー刑事登場編】#527 雨の降る街
2/16(土) 5:00~6:00 日テレプラス(CS) <再> 太陽にほえろ!【ジプシー刑事登場編】#496 ジプシーとラガー
2/16(土) 23:00~24:00 ファミリー劇場HD(CS) <初> 太陽にほえろ!HDリマスター版『#235 刑事の娘が嫁ぐとき』
2/17(日) 10:00~11:00 日テレプラス(CS) <再> 太陽にほえろ!【ボギー刑事登場編】#526 井川刑事着任!
2/17(日) とちぎテレビ1(地上波) 残念ながらお休みです(^_^;)
2/18(月) 6:00~6:50 日テレプラス(CS) <再> 太陽にほえろ!【ボギー刑事登場編】#526 井川刑事着任!
2/18(月) 21:00~22:00 日テレプラス(CS) <再> 太陽にほえろ!【ジプシー刑事登場編】#497 ゴリさんが拳銃を撃てなくなった!

▼テレ玉・マカロニ編
マカロニが暴走族グループに潜入する、#18。
ある会社の金庫が破られ、金が奪われる。
捜査していた一係はある暴走族グループに目を付け殿下を潜入させたものの容疑事実を掴めないまま失敗に終わってしまう。
そこに白羽の矢が立ったのはマカロニ、彼はバイクでグループに侵入するが、なかなか信用されない。
そのうち連絡係としてゴリさんがやってくるものの、刑事と目されてしまいグループに捕らわれてしまう・・・。

若者たちの夢、その夢を奪った金で実現しようとするところを刑事らしくないマカロニが阻止しようとします。
竹下景子さんのブレイク前の初々しさも見どころです。

▼日テレプラス・ボギー登場編
ある女性を救おうとして組織の手に落ちてしまい、ヘロイン中毒にされてしまうジプシーを描く #527。

雨の日、高田という男が歩道橋から転落、重傷を負う。
現場に駆け付けたジプシーらだったが、そこにジプシー自身が数か月前にある女性に貸したままだった傘が落ちていた。
聞き込みにまわる一係、しかし覚せい剤は撲滅されたはずの七曲署管内で今度はヘロイン患者が急増し、高田は売人であることが判った。
意識を取り戻した高田の証言でヘロイン中毒者の雪子という女性に突き落とされ、ヘロインを奪われていたことを白状した。
その雪子はジプシーが傘を貸した女性と同一人物だった。
一係は雪子を捜索するものの、ジプシーは以前の雪子の印象からどうしても悪意を持った行動とは思えず、彼女を保護するつもりで捜索していた。
やがてジプシーは雪子を発見するものの、2人ともヘロイン密売組織の手に落ちてしまう・・・・。

クールで人を寄せ付けない壁があったジプシーが、激動の一係に身を置くなか、急激に心の門戸を開いた為に起こってしまったジプシー最大の危機。
雪子という女性に愛情とも言えない、自分自身を感じたからこそのある意味肩入れについては賛否両論あるものの、ジプシーファンならずも傑作と思わせる作品です。
ある意味ジプシーの「殿下化」の象徴ともいえる作品ですが、それ故に太陽主要メンバーの大きな穴を埋めるべく奮闘する当時のメンバーの必死さを言わずと感じられるというところもあります。

そして・・・・今回で1978年10月から丸4年、マスコットガールを勤め、この時既に第三の古株になっていたナーコが本作品で見納めになります・・・。

▼チバテレ・ジーパン編
ニセ石塚刑事現る!の #91。
そのニセゴリさん(^_^;)は伊東四郎氏。
ゴリさんのもとに身に覚えのない礼状が届き続けた為、調べると街に「石塚刑事」を名乗る男が善行を重ねていると判明、怒りを露わにするゴリさん。
その頃、ニセ石塚である元スリに矢部は、バスの中でスリを見つけ追いつめ、盗んだ財布を奪いスリを見逃し、交番に届けた。
しかし、スリ=源三は矢部にダミーの財布を渡しており、本物の財布を持ち去った。
その後矢部は見知らぬ男たちに拉致されかけ、石塚に助けを求めるが、バスのスリ事件には多額の宝石が絡んでおり、矢部の証言で源三が浮かぶものの、彼は殺されてしまっていた・・・・。

今やドラマの重鎮である伊東さんが、まだコメディアンの色が濃厚だった時代の作品。
元スリながら職安に通い、仕事が無いけれどもゴリさんに憧れニセ刑事として善行をはたらく矢部を好演します。

▼ファミ劇・スコッチ登場編
長さん馴染みの若手巡査と妻との関係と、自分の娘の結婚がクロスする #235。

長さんのもとに派出所の桜木巡査の妻・とも子が、毎日かかってくる脅迫電話について相談してきた。
桜木は長さんに憧れており、そのことを知っているとも子が、取り合ってくれない桜木の代わりに思い余って長さんに相談したということだった。
長さんが桜木に身辺に注意するようにアドバイスしたものの、これまで桜木が扱った事件は微罪ばかりで、逆恨みを含め追って調査することになる。
その後、長さん宅にとも子が現れ、夫に叱られたという。長さんは康江と共にとも子をとりなし、桜木が迎えにきたことでその場は収まる。
週末に長さんは結婚を控える良子と康江とで水入らずの家族旅行に出かけたが、新聞に桜木が撃たれたという記事を見つける・・・・。

若い警官夫婦の疑心暗鬼と出世への意欲、警官だからこそ訪れる危機、それを見ながら自分の娘がもし・・・・とふと思ってしまったり、刑事として父親として、微妙に心揺れる長さんを描きながら、クライマックスは片桐竜次さん演じる犯人と壮絶な格闘を繰り広げます。
野崎一家も総出演、若き峰竜太さんと結城しのぶさんも見どころです。


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トシさんは登場編でキャラとして完成していた?

2013-02-12 01:24:46 | 日テレプラス日誌
【日テレプラス日誌】

第526話 井川刑事着任!

実はラガーの目のデキモノはこのあたりからヤバそうなのですが・・・。
この作品、登場編の中でも相当遊びの少ないのと派手さが少なく、緊張感漂う作品であり、確かにベテラン刑事の登場編らしい面はありながらも、結構地味な印象が本放送当時ありましたが、後年になって何度か観ると、要するにスルメのように味が出てくるというか・・・お子ちゃまには俄かに味わえない苦み走った深みがある作品だと思います。

というのも、トシさん自体のキャラクター性と、太陽の番組自体が実はトシさんで新しいことをしようとしていたのではないかという部分とが重なって、かなりそれまでとは違った空気感を画面から受けた印象が未だに残っています。

そんな感じなので、実はトシさんのキャラというのはある程度固まっていて、本作がそのキャラとしての完成形だったと思います。
これはスコッチもそうだったのですが、まず設定をきっちりさせたキャラを投入させて、いかにそれを俳優さんの素性を生かしながら「崩して」発展させていくかがテーマだったような気がします。
これは新人刑事とは別な方向性です。

多分地井さんとしても、役作りは既に完成していて、仁王立ちも今回披露しているわけですから、それをいかに地井さん自身に寄せていくかでかなり苦労なさっていたようで、太陽中毒御用達作品である「襲撃」でそれが開花する形になりますが、1982年放送分はまずはそのキャラクターを浸透させるという部分に気を割いていた感じがあります。

考えてみると、トシさんも河南署時代は今回のような思い切った手に出たとは考えにくいですが、何れにしてもトシさんが捜査の面でストイックな部分を持っているということをボスが見抜いていたとも思えるので、そういうある意味「厄介者」を見ぬくボスの神通力というのも特殊能力という気が・・・(^_^;)

=ロケ地=

庄屋はビックベンそば、新宿3丁目。
三浦市三崎


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#229~#232、革ジャン・ボン初期(^_^;)

2013-02-12 01:04:30 | ファミ劇日誌
【ファミ劇日誌 ミニ】

第229話 結婚

ボンが1年目の試練を経て、一人前のキャラクターとして独り立ちした最初の話と言っていい作品。
その記念すべき作品に、姉・由紀江や、婚約者の池田の登場は十分以上の盛り立て役になっていると思います。
というか、久々に大阪出身らしいボンの素性が生かされる好編と言えると思いますが、その姉のマリッジブルーに引っ掛けた本筋の事件もなかなか考えさせられる部分はあったと思います。

この時期のセレブ描写の最先端的なカメラマンとデザイナーのカップルの悲劇にゴシップネタでは食いつかれやすかった仮面夫婦という今回の事件の夫婦像は、最終的にその片方が本気で愛してしまったという脱線が招いた崩壊に、ボンの思考回路はパンク寸前だったと思いながらも、ボン自身の成長でそれを何とか自己消化している部分がいじらしいというかなんというか・・・。

ただ、太陽らしい「切なさと、温かさと、笑い」を盛り込んでいる快作であると思います。

=ロケ地=

東京駅
青山ベルコモンズ(この年の開業)
新宿後楽園ボウル・レストラン「捧」
新宿副都心
新宿2~3丁目、新大久保
外苑の並木道
ダイヤモンドホテル


第230話 ピアノソナタ

兄弟のあり方がこれほど育ちや立場によって違ってくるという見本みたいな話です。
天涯孤独であるはずのピアニストの切迫した義務感とストイックな使命感の中に、ヤクザな兄が現れたことにより自分を捨てた母の存在まで明らかになって・・・普通であれば、それでも家族としての温かさを少しは垣間見られるところが、家族の想い出は幼年期で止まってしまって、今現在を見ようとしなかったピアニストの不幸が、普通の家族関係(とはいっても、母親の早逝など苦労はあった)と兄妹関係を保ってきた殿下には俄かに理解できなかった部分はあったものと・・・。

ただ、今まではどちらかというと事件に巻き込まれてかなり凹んでしまうのが殿下のセオリーでしたが、この頃から、多少は巻き込まれつつも、一方では刑事としての気付きがみられ、スムーズに事件を解決するようになります。
同じ金沢碧さんゲストだった「回転木馬の女」では事件関係者に首を突っ込み過ぎて、ボコボコにされていましたから・・・。
ただ、このあたりはスコッチの影響が結構あったりして。。。。

=ロケ地=
コンサートホールは港区芝?
竹芝桟橋付近
殿下のアパートはまだ砧らせん階段アパート
新宿中央公園
牛乳販売店は目黒区青葉台のようだ。


第231話 孤独

貧困に喘いだ兄妹の兄が手先の器用さで事件を起し、自分に似た男を殺し、成りすまして生きていく・・・。
現在のほうがあり得そうな事件に、人好きのゴリさんが挑みます。

テキサス編に入ったあたりから、ゴリさんのその人好きからくる事件に対しての違和感や普通の人間の感情とは違った部分を読み取る力を披露する作品が多くなっていきますが、言ってみれば、孤独な人間で特に犯罪者はゴリさんには敵わないということではないかと。

ただ、今回の犯人は本当に天涯孤独ではなく、妹が居たという部分での、本来の孤独な人間という意味合い部分では弱点があったわけで、そこをゴリさんが敏感に感じ取ったというのはあったと。

今回、小道具も凝っていたりして、あの印象的な井之頭公園の絵なんか、ファンとしては結構欲しいアイテムだったりしたりして(^_^;)

ゴリさんとしては、珍しく釣りファッションも観られ、さらに既にヘルメット型だったゴリさんの髪形にもかかわらず、しっかりヨコワケの「辻井」作の似顔絵も欲しかったりして・・・(作者は#14と同じ方のよう)

=ロケ地=
新宿駅西口
井の頭公園


第232話 新しき友

主演前作では姉の結婚と事件での仮面夫婦に心揺るがされたボンが、今度は親友の死から犯人に対しての友情で心揺るがすことになるわけですが・・・ゴリさんと同じく人好きのボンが出会った青年は孤独な人間だった・・・。
自分自身は人好きでも、何故かそれが空回りして結局ほ一人でポツンとしてしまうという人というのは、今も昔も居て、要は出会いの質の問題になっていくというのは、怖いですが事実なんでしょうね。
ただ、今回の竹中はちょっと観ていて辛くなるぐらいの寂しさ、これは演じる森川正太さんの熱演も相まっていると思いますが、放送日がクリスマスイブというのも結構影響しているものと・・・。

今回から覆面車の増車、セリカLB・ST「53-92」が登場。
当時のカタログカラーと5マイルバンパーが鮮烈で、もうすぐフルモデルチェンジするようなモデルには見えないカッコよさがありました。登場期間は短いですが、結構印象深いクルマでした・・・。

=ロケ地=
東京駅
新宿中央公園
新宿3丁目
十二社温泉会館
西新宿 成子天神社


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