ラガーの苦い試練

ラガーの命日です。

黙祷・・・

ラガー＝徹さんというのは、後期・太陽のムードメーカー的存在であり、８１年に登場したのにもかかわらず黄金期の太陽（７０年代後半）の香りを継承した人物でもあった為、特にオリジナルメンバーがボスと山さんのみになった後の太陽には貴重な存在でした。

そのラガーの新人時代の中でも一つのポイントとなった苦いケースが、あす日テレプラスで放送される、

第５０１話　５７．０３．２６　ある巡査の死　（ラガー）安井昌二　川辺久造　美木良介

銀行強盗が発生し、急行したラガーと君原巡査であったが、ラガーをかばって君原が銃弾を受け殉職してしまう。
君原とラガーは友人で、ラガーの落ち込みぶりは半端ではなかったところに君原の父である本庁のエリート警視正が、息子の死をラガーや七曲署のせいだと感情的になり、捜査本部を本庁に置く。
ますます自責の念に駆られるラガーだったが、ボスはラガーに本庁を気にせず捜査に全力をあげるように命ずる・・・

直接的ではない、警視正の静かな感情の爆発は今までの本庁から出張ってくる刑事たちとは違った圧迫感があり、それをもろに受けるラガーの押しつぶされそうになりながら友人の弔い合戦に果敢に挑む姿勢と、それを何とか防御しようとするボスら一係のメンバーの活躍が泣けます・・・