隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

テレビ Vol.313 『ドラマ 「珈琲屋の人々」』

2020年06月20日 | テレビ番組

隊長が観た「テレビ番組」を紹介するシリーズの第313回は、『ドラマ 「珈琲屋の人々」』をお送りします。

『珈琲屋の人々』は、NHK BSプレミアム「プレミアムドラマ」枠で、2014年4月6日から5月4日まで全5話にて放送されたドラマです。5月31日から6月28日の予定で、同局で再放送中

 



原作は、岐阜県山県市在住の小説家・池永陽の2009年1月発行の同名の小説。

主演は、高橋克典。

共演者は、木村多江、小林稔侍、倉科カナ、八嶋智人、ほか。

あらすじ:東京下町の商店街に佇むレトロな珈琲屋。店主の行介(高橋克典)は、人を殺めた過去があります。亡き父の「一杯の珈琲が人生を変えることもある」という言葉を信じ、珈琲をいれ続ける毎日。

そんな彼の一杯を求め、常連客が絶えることがありません。ある日、ひとりの女が行介の前に現れます。冬子(木村多江)と名乗る女は、観察するように行介を見つめ、カップに口をつけます。行介は冬子にひかれますが、それは決して交わるはずがない恋の始まりでした。。。

本放送時に見逃がしたこのドラマ、再放送を観たいと思ったきっかけは、5月18日に放送された同局の『鶴瓶の家族に乾杯』です。

この日の放送で鶴瓶さんは、ゲストの女優の川口春奈さんと、岐阜県山県市を訪門。

いつも通りのアポなしロケが進行し、民家の自宅の庭で、鶴瓶さんが女性にインタビューをしていたところ、パジャマ姿のご主人が登場。なんと、この方が池永陽さんで、『珈琲屋の人々』がNHKで放送されたことを紹介。茶目っ気のある池永さん、「またドラマ化の折は、私を脇役でも何でもいいですから使って下さい」とアピールし、スタジオの笑いを誘いました。

 



こんな一見作家に見えない人がどの様な作品を書くのかと、興味を持ち、『珈琲屋の人々』の再放送を知り、チャンネルを合わせました。

第3話まで観た感想:やむを得ず殺人を犯してしまった男が、服役を終え、珈琲屋を営んでいる。未だに罪の意識に苛まれている寡黙な男。高橋克典さんも、一生懸命に演じているのですが、この役に一番相応しい役者さんは、高倉健さんでしょう。

健さんが亡くなられたのが、2014年⇒
https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/57abe75abdec0b11ea9b784fa2a9523c 。池永さんの『珈琲屋の人々』が初めて雑誌に掲載されたのが、2006年。

恐らく池永さんも、行介役に健さんをイメージして、筆を進めたのではないでしょうか。すると、冬子役は、吉永小百合さんか、倍賞千恵子さんか、田中裕子さん、でしょうね。

そうは言っても、健さんは帰らぬ人です。健さんなしでも、ドラマとしての出来栄えは、素晴らしいです。NHKさん、よくぞ、再放送をしてくれました。

 

小林稔侍さん、『珈琲屋の人々』ではお人好しな元刑事・秋元英治を演じていますが、現在再放送中のNHK 朝ドラ『はね駒 (こんま)』 ⇒ https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/bd64ef17b538bbebdd9da3cc5c5d5ab2 、戊辰戦争で二本松少年隊に所属するも、生き残った元士族・橘弘次郎役を好演しています。


今日放送された第78話では、娘のみつが亡くなったことに責任を感じ、長年結っていた髷(まげ)を自ら切り落とすシーンには、感動しました。


このドラマを観て、池永陽さんの原作本や、他の小説を読んでみたくなりました。

尚、次回『珈琲屋の人々』第4話は、6月21日(日)午後10時から、 BSプレミアムにて放送予定です。




==「テレビ番組」 バックナンバー ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/17de26ad35859fd865f52645aba1b27d
 

Vol.1~300 省略

Vol.301 2020/5/14  『ぴったんこカン☆カン スペシャル~長澤まさみ~』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0fbaf067645484bb605aa66dd3d5eb6b

Vol.302 2020/5/16  『絶対行きたくなる!ニッポン不滅の名城~大坂城~』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1791d25b036da683cab0126b52c9cee7

Vol.303 2020/5/19  『ドラマ「アシガール」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/df8a20fe19ab06c973dba3089ee657b5

Vol.304 2020/5/22  『ファミリーヒストリー「神田伯山」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2d616e598a052c701eb466e804377399

Vol.305 2020/5/23  『大河ドラマ「太平記」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/12f73f2ba8808a7c3e52e1ee37a9f5cd

Vol.306 2020/5/26  『封鎖都市・武漢~76日間 市民の記録~』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/eafa86f5baa926c576768223510b513a

Vol.307 2020/5/29  『ドラマ「路~台湾エクスプレス~」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f6a8be519e0b30cee7cc63fd3d5352c0

Vol.308 2020/6/1   『ものまね番組 二本』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8900d77f1cb14a03de06976fae8c7151

Vol.309 2020/6/4   『そして街から人が消えた~封鎖都市・ベネチア~』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d1d13a5e26b5b4608819ee3b7dd9a321

Vol.310 2020/6/7   『人気芸能人がまじ調査!鬼旨ラーメングランプリ』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/5b5e853d544d47d073b76bc2a1404344

Vol.311 2020/6/11  『チョイ住み in バルセロナ』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/5d832a12b1e412d4775dc604a1314916

Vol.312 2020/6/16  『COOL JAPAN 「外国人が母国に持ち帰りたいニッポンの食TOP10」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2c424fb5d0754282ab404843f76f2d6c                                                                                       


コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« グルメ 299食 『家のみワイン... | トップ | 映画 Film178 『イップマン ... »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (鎌倉霊園正門前太刀洗)
2020-07-23 12:53:23
珈琲屋の人々は、次からはTBSで「火曜ドラマ珈琲屋の人々」として放送するそうですが、TBSの火曜ドラマでの珈琲屋の人々はリメイク版のため、納得がいかない点があります。吉行和子さんがかとうかず子さんに、小林稔侍さんが國村隼さんに、東根作寿英さんが松嶋亮太さんになっていることと、さらに舞台が東京の南千住・三ノ輪橋から横浜に変更されるため、登場する電車とロケ地が洪福寺松原商店街の場合は相鉄線・横須賀線・東海道線に、イセザキモールの場合は京急線と根岸線に、横浜橋商店街か弘明寺商店街の場合は京急線に変更されるためです(高橋克典さん、木村多江さん、倉科カナさん、八嶋智人さん、壇蜜さん、美山加恋さん、山谷花純さんはTBSリメイク版もそのまま続投する)。もう吉行和子さんも小林稔侍さんも高齢化のせいで演じる意味もなくなってしまったことと、東根作寿英さんも未満警察で立て続けに暴力をふるってしまったとかでそぐわない・ふさわしくないことと、作中にたびたび登場した都電の7000形電車も廃車もしくは引退してしまったとかで都電の表情も雰囲気も大きく変わってしまったからです。
返信する

コメントを投稿