隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

グルメ 97食 『柳屋奉善の “老伴”』

2014年06月20日 | グルメ

   =写真をクリック・タップすると拡大画像が表示されます=

 

隊長が飲んだり・食べたりした美味しい物や場所を紹介する「グルメ」の第97回は、『柳屋奉善の “老伴”をお送りします。

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柳屋奉善(やなぎやほうぜん)」は、三重県松阪市にある、安土桃山時代に創業された和菓子の老舗

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老伴(おいのとも)” は「柳屋奉善」が天正3年(1575年)の創業以来、製造販売している銘菓です。

 

箱入りの“老伴” を頂戴し、我が家で美味しく食べました。

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“老伴” は、柳屋奉善家の家宝であった中国前漢時代の瓦を基にして造られた硯石の模様の部分を切り取って裏返したデザインが特徴です。

 

最中(もなか)の皮を受け皿として、中に羊羹(ようかん)を流し込んで、表面を糖蜜で固めています。

 

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最中の皮の表面の中央にコウノトリを表す模様と、その両側には「延」と「年」を象った文字が刻まれています。延年とは不老長寿の意味です。

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当初は「古瓦」という名で販売していましたが、松阪の長者 三井高敏氏が、ある茶席で白楽天の詩集の中にある「老いの後も、ともどもに」という言葉を引用して賞賛したのにちなみ、「老伴」と名付けられました。

 

さっぱりとした皮と、まろやか羊羹が、舌触りの心地よい和菓子でした。

 

尚、「柳屋奉善」の住所は、三重県松阪市中町1877。電話番号は0598-21-0138です。

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