隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

本と雑誌 1冊 『飯田哲也著 1億3000万人の自然エネルギー』

2012年02月12日 | 本と雑誌

                   =写真をクリックすると拡大画像が表示されます=

隊長が読んだ本・雑誌を紹介するシリーズの第1回として、飯田哲也 著 、講談社 発行の『1億3000万人の自然エネルギー』をお送りします。

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この本が発行されたのは、2011年10月20日で、著者の「あとがき」も9月1日です。福島第一原発事故によって、脱原発の流れが加速され、原発の代替として、自然エネルギーへの依存度が増してくるとの前提で書かれています。その自然エネルギーの各種の説明とメリット、普及への問題点が分かり易く書かれています。

 

 文字のフォントは大きく、イラストも多用されていて、読み易くなっています。文章も難解な言葉を使うことなく、小学校高学年以上の子供なら、楽しみながら読めるようになっています。お父さん、お母さんが子供さんに読み聞かせてあげてもよいでしょう。

 

 日本で可能性のある自然エネルギーとして紹介されているのは、①風力、②太陽光・太陽熱、③バイオマス、④小水力、⑤地熱・地中熱&燃料、⑥海洋の6種類です。

 

このうちの風力発電に関しては、もう10年以上前のことですが米国カリフォルニア州サンノゼ近郊をドライブ していて突然、眼の前の丘の上に巨大な風車があちこちに設置してある光景が出現して驚いた記憶があります。アメリカでは、ずっと昔から風力発電への投資が着々とされていたのですね。

 

一方の日本ですが、2010年9月に青森県下北半島を旅行した時に、何箇所かで風力発電の風車を見ましたが、それこそポツリポツリと建っている状態で、とてもカリフォルニアの風車が林立している光景とはほど遠かったです。これで、青森県が日本一の風力発電容量の県と言うのですから。。。

 

 本の中で気になった言葉は、「ドイツ・北欧型のエネルギー政策はエネルギーをつかう人のために、日本のエネルギー政策はエネルギーを供給する人たちのためにつくられています。」でした。福島第一原発事故以降、次から次へと出て来る原発の問題点は、まさにこの言葉に象徴されています。

 

 隊長の家は、すでに太陽光発電とエコキュートを導入して、省エネルギーを実践していますが、他に何が出来るかを考えていきたいと思いました。

 

  

尚、「隊長のブログ」の『本と雑誌』カテゴリーの記事一覧はこちらです⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/dc30502bb229b843454e38b8994f9be0

 

コメント (3)
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