攻める方向を誤ると一気に敗勢に陥ってしまいます。図1は十文字囲碁研究会におけるOさんとの一局(互先 小生の先番)。①とボウシで攻めましたが、白に②とコスミ出され、以下⑭までの変化となり、中央の黒石のサバキが難しくなり結局捨てるハメになり敗勢となりました。白を攻めながら右辺を大きくまとめるつもりでしたが、考えが甘かったようです。
図1
」
図1の①では、図2①と打つ一手でした。競り合いでは自分の弱い石から動くのが鉄則で、図1の①は全くの方向違いでした。早く有利になろうとする焦る気持ちが方向感覚を誤らせてしまうようです。反省。
図2