みちのく囲碁日記(時々絵手紙)

在住している地方の囲碁に関する出来事や、気になっている点などを気ままにつづっていきます。(絵手紙は全てY子さんの作品)

妥協は転落への道

2018-06-17 11:45:04 | 日記

 一般の社会生活ではあまり自分の主張を突っ張るとうまく行かないことが多く、落しどころを見つけて妥協することが少なくありません。しかし囲碁においては、一旦妥協してしまうととことんつけ入られ転落への道に嵌まってしまうことがよくあります。


 昨日は横手市囲碁連盟主催の”横手市ばらまつり囲碁大会”がありました。棋力に応じて5クラスに分けて行われるハンデ戦ですが、小生はAクラス(16人)のエントリーで満を持しての参加でしたが、あえなく1回戦で湯沢市の強豪Oさんに敗れてしまいました。その後2~4回戦は3連勝とかろうじて面目を保ちました。

 図1はそのOさんとの一局(小生の定先)で、白①とハネ、手数を伸ばして来た局面。遮ると難しいセメアイになりそうなので、②とツケコシた白の一子をシチョウに抱え、③と渡らせても先手で中央の白を攻めれば悪くないと妥協してしまいました。安易に勝とうとするその心が災いして、結局中押し負けに。

 図1

 

 図1の②では図2②と断固遮る一手でした。以下⑫まで隅を確保するべきでした。中央の黒は、白もうすいので何とか凌げると思います。

図2

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