掲題は囲碁、将棋などで、形勢がよくなると、消極的なぬるい手を選んでしまうことを言います。強敵に勝てそうになると打つ手が実際に震えてしまうこともあります。おそらく精神的なものでしょう。
上記と別だとは思いますが、碁石をつまんで碁盤に打つとき、少し手が震えて正確に交点に置くことが難しくなってきました。加齢現象の一つかもしれませんが、碁打ちとしては由々しき問題で、将来ひょっとしたら、家内を碁盤の前に座らせて、小生が打つ手を(5の十二)、(6の十五)などと指示し、代わりに石を置いて貰うことになるかもしれません。しかしこのような二人三脚はおそらく許されないでしょうし、第一、家内には”けんもほろろ”に断られることが目に見えています。うーむ、何か妙手はないものか長考に沈んでいるこの頃です。