小生のことではありません。先々月から囲碁教室に来ている小4のK君のことです。K君は碁を覚えたての初心者です。初心者の指導はいつもS先生が担当していますが、先日(12/13)の囲碁教室ではご都合がつかず、代わりに小生が担当させて頂きました。下図はK君との5子局(9路盤)ですが、右下の黒が生きれば黒が勝つ形勢です。
右下の死活は初心者には難しいので、K君にアドバイスしようとしたところ、自分で考えたいと。そして暫らく考えた結果、①と打ちました。およそ初心者とは思えない手筋の一手に驚きました。あいにくこのケースでは①では生きることは出来ず、この一局はK君の負けとなりましたが、これからも囲碁を続けてくれたら間違いなく強くなるだろうと思った次第です。妹のSちゃん(小1)もK君と同様本教室で学んでおり、こちらの成長も楽しみです。両者とも得意な教科は算数で考えることが好きなのだそうです。