9/10に行われた団体戦での不本意な成績は、結局のところ手どころでの”読み負け”でした。時間に追われて深く読むのが難しいのですが、それは相手も同じ条件ですので、いかに短時間で、深く、広く読めるかが勝負です。この訓練として”詰碁”を日課にしていましたが、比較的易しい問題を沢山解くようにしていました。しかし、これでは第1感の訓練にはなるものの、深い読みの訓練にはなっていなかったようです。やはり難しい問題で訓練すべきと反省した次第です。
図1は団体戦4回戦0さんとの一局(小生の白番)。白は左隅でコウにはじき、右隅④とコウ立てしましたが、これが”無コウ”に近い悪手で敗着となりました。
図1
図1の後、図2①とつけ、黒②と下がったとき、③とツキあたって死んでいると思っていましたが、白に15-十七とハネ出されていれば、無条件で生きられていました。Oさんは④とハネたため⑤と頑張る手が生じ、以下⑩までコウになりましたがやはり敗勢です。安易な読みでコウ立てしたのがよくありませんでした。
図2
やはり読みを鍛えることが肝要です。