たびたび神社

ライターあかりの神社ブログ

ホーランエンヤ

2020-06-14 09:20:34 | 古代の出雲

<ホーランエンヤ伝承館>

 

大阪天満宮の天神祭、厳島神社の管絃祭

とともに日本三大船神事として知られる、

松江市の「ホーランエンヤ」という神事が、

2019年の5月に催行されました。

以前は、12年に一度行われていたそうですが、

近年は10年に一度の間隔で行われるようになり、

期間中は全国から訪れる観光客などで

たいへん賑わうと聞きます。

 

ちなみに、「ホーランエンヤ」という不思議な名称には、

「宝来遠弥」あるいは「豊来栄弥」の漢字が当てられ、

一説にこの言葉もヘブライ語との

関連が噂されているのだとか……。

色とりどりの装飾が施された船団、

横綱の化粧回しに似た歌舞伎役者の衣装、

女装をして舞いや太鼓を披露する男性(男子)、

そしてヤタガラスが描かれた御幡

(もしくはヤタガラスを意味する金色の玉)

なども登場するそうですから、

もはや古代イスラエルとのつながりは

否定できないのでしょう。

 

松江城の近くには、

ホーランエンヤを紹介する資料館があり、

この大規模かつ他に類を見ない独特な神事を、

間近に体感することができました。