<ホーランエンヤ伝承館>
大阪天満宮の天神祭、厳島神社の管絃祭
とともに日本三大船神事として知られる、
松江市の「ホーランエンヤ」という神事が、
2019年の5月に催行されました。
以前は、12年に一度行われていたそうですが、
近年は10年に一度の間隔で行われるようになり、
期間中は全国から訪れる観光客などで
たいへん賑わうと聞きます。
ちなみに、「ホーランエンヤ」という不思議な名称には、
「宝来遠弥」あるいは「豊来栄弥」の漢字が当てられ、
一説にこの言葉もヘブライ語との
関連が噂されているのだとか……。
色とりどりの装飾が施された船団、
横綱の化粧回しに似た歌舞伎役者の衣装、
女装をして舞いや太鼓を披露する男性(男子)、
そしてヤタガラスが描かれた御幡
(もしくはヤタガラスを意味する金色の玉)
なども登場するそうですから、
もはや古代イスラエルとのつながりは
否定できないのでしょう。
松江城の近くには、
ホーランエンヤを紹介する資料館があり、
この大規模かつ他に類を見ない独特な神事を、
間近に体感することができました。