たびたび神社

ライターあかりの神社ブログ

2つの支族

2019-11-30 09:59:47 | 縄文への旅

<国立民族学博物館>

 

古代イスラエル12支族の中でも、

エフライム族とマナセ族という

2つの支族(ヨセフ系支族)は、

ともにD系統の遺伝子を保有していた

人々だといわれております(他の支族はE系統)。

 

そして、これらの支族の末裔とされるのが、

チベット近辺に住む中国の少数民族の

チャン族やシンルン族などで、

彼らもまた日本人と同じ

D系統遺伝子の保有者なのだとか……。

 

仮に、古代イスラエルの「失われた10支族」が、

日本に向かう途中でチベット周辺に立ち寄ったと考えれば、

同じD系統遺伝子を持つ人々が、この一帯に残っている

という現象もさほど不自然ではないのでしょう。

 

ただし、不可解な点がいくつかありまして、

まず1つ目が現在のイスラエルには

D系統のDNAを持つ人々がいないこと、

2つ目が現日本人にはE系統が存在しないこと、

そして3つ目が同じD系統でもチベットと

日本では細かい型が違うことなどです。

 

残念ながら今はまだ、それらの疑問に

対する答えは出ていないのですが、

少なくとも古代ユダヤの王族の家系とも噂される

「エフライム族」「マナセ族」の2つの支族が、

縄文人と何らかのつながりを

有していた可能性は高いと思われます。