<新郷村・キリストの墓>
地元の研究家の調査によりますと、
青森県新郷村のキリスト伝説の元となった話として、
「平安中期ごろ、海で遭難したロシア人の船乗りが、
村の娘と結婚してこの地に住み着いた」
という逸話が残っているのだそうです。
何でもそのロシア人がキリスト信者だったため、
亡くなった後に十字架のあるお墓に埋葬されたことが、
のちの「誤解」につながったのだとか……。
個人的には「キリスト伝説」よりも、
この昔話のほうが信憑性が高いようにも感じるのですが、
キリストが誕生する遥か以前の
「モーゼの時代(縄文時代の後期頃?)」には、
秋田や青森などを中心に、「古代イスラエル人」が
多数上陸していたという説もありますし、
仮に、青森県新郷村の「キリスト伝説」が
事実ではなかったとしても、何らかの形でこの地に
「ユダヤ」が関わっていたことは確かなのでしょう。
もしかすると、この一帯で誕生したとされる
「遮光器土偶」という謎の造形物の正体も、
古代イスラエル人との関連を調べることで、
いくつかのヒントが得られるかもしれませんね。