<新郷村・キリストの墓>
「キリストの墓」との伝承が伝わる、
青森県新郷村の小高い丘の上を訪れると、
「キリスト」と弟の「イスキリ」が
眠るという二基の塚がありました。
何でもこの場所には、「イエス・キリストが
21歳の時に来日し、33歳の時にユダヤに戻ったが、
十字架刑に処されそうになり、イエスの弟イスキリが
イエスの身代わりとなった」
という言い伝えが残っているのだそう……。
そして、「ゴルゴダの丘で処刑されたはずの
イエス・キリストは、実は日本に逃れて来ており、
106歳の生涯をこの新郷村で閉じた」のだとか……。
まあ、この伝承が事実かどうかを
解明するつもりはありませんが、
近隣の「戸来(へらい)」という地名が、
「ヘブライ」と類似していること。
一帯では、父親をアヤまたはダダ、
母親をアパまたはガガということ
(アダ・アド・アバなどの呼称はヘブライ語で親を指す)。
子供を初めて野外に出すとき、
あるいは足がしびれたときなどは、額に十字を書くこと。
ダビデの星を代々家紋とする家があること……
(新郷村HPより)、などの事象を踏まえても、
この地の人々と古代イスラエル人とが、
密接な交流を持っていたことは事実なのでしょう。