たびたび神社

ライターあかりの神社ブログ

危機管理能力

2019-11-21 09:34:54 | 縄文への旅

<青森県立美術館>

 

これからの激動の時代を生き抜く上で、

私たちが早急に意識しなければいけないのが、

「自分の力で考え判断する」という姿勢でしょう。

実は今、近々に迫った自然災害についての情報を

確認しながら、この文章を書き起こしているのですが、

こういったデータを得られなかった縄文の人々が、

いったいどのように危険を察知していたかといえば、

それは起こり得る状況を想定し

「思考し」警戒するという日頃からの心構えが、

ある種の「インスピレーション」を

呼び込んだからではないかと感じるのです。

 

もちろん当時は、「見えない世界」との親和性も

深かったがゆえに、現代よりもはっきりとした

「確信」を得られたのかもしれません。

ただし、縄文時代の人々も現代の人々も、

「人間の資質」はほぼ同じだと考えれば、

「縄文人のDNA」を受け継ぐ私たちが、

縄文人に匹敵するだけの「危機管理能力」を

発揮することは、決して難しくはないのだと思います。