東京に来ると総ての情報を入手する事かかのうです。
一方では、この東京一極集中でサラリーマンの通勤時間が2時間、往復4時間も移動している会社員も多く存在します。
私達ファース本部も山手線の浜松町の駅前に東京事務所を備えてから20年を経過します。
東京事務所のスタッフは3名ですが、全国展開の中核拠点となっております。
本社が北海道北斗市(函館の西隣)にあり、工務店経営と住宅システムの研究開発を行い、その技術を北海道の北端から沖縄に至るまで全国各地のFAS加盟工務店に提供しています。
住宅システムの実験は広い実験施設が必要となり、北海道北斗市本社の広い敷地が生かされております。このような敷地がなければ今のような研究や実験が出来なかったでしょう。
この住宅システムを研究開発するためには、最先端の技術動向の把握が不可欠です。
色々な共同研究を行う大学、資材メーカー研究開発部門の殆どが東京にあります。
その研究機関も国内外の技術情報は、大半が東京都内の研究施設で入手します。
昨日から東京ビッグサイトでは、「工務店expo」を開催しております。
このような情報がなければ、時代遅れの家づくりを行う羽目になってしまいます。
しかしながら東京圏は、既に飽和状態になりつつあると指摘する識者もおります。
AIやネット時代となり、地方でも容易に情報を得る事が出来るようになりました。
一極集中は、集積法で色々な化学反応的な事象で東京だから得られる情報となります。
一方で社員の通勤時間が膨大に長く、ヒトが重なり合って暮らし、政治、経済も東京中心となっているため、直下型地震などの自然災害の具体的な対応策が脆弱だと思われます。
それでも東京は魅力的な街でもあり、我福地家のルーツも此処にあります。
写真は羽田空港に向かうモノレール乗り場ですが、常に満員輸送をしております。