今日は終日にわたりファース本部の北斗市本社で研究開発業務を行っておりました。
本部の敷地内には、色々な実験ブースがあり、そこで断熱材の断熱性能における経年変化などの調査研究を行っております。
今日も実験ブースで新開発した断熱ガラスの温熱実験を行い、面白いデータが取れました。
後はそのガラスを納めるサッシ枠の開発が必要です。
そこへ三協アルミ北海道支店の住宅建材課副主事の岩崎匡さん(写真)が、年末の挨拶にご来社頂きました。
三協アルミは、もともと立山アルミと合併して三協立山株式会社となりました。
私達は、この立山アルミ時代からの長いお付き合いになります。
三協アルミは、もともと商業施設関連の商品を多く製造しておりました。
一方立山アルミは、一般住宅の窓などの開口部が多く、以前は北海道市場の40%も立山アルミの市場だった時代もありました。
三協アルミの創業者と立山アルミの創業者は、もともと兄弟であり、相互の補完のため、2003年に経営統合を行い、その後の2006年に現在の三協立山株式会社となりました。
合併前は三協アルミと立山アルミの経営規模は4対1の差がありました。
現在はアルミサッシより樹脂サッシのシャアが拡大し、寒冷地での苦戦が続いております。
しかし旧立山アルミは、ドブ板営業と云われるメーカーの営業マンが販売代理店と一緒に地域の工務店を巡って歩く営業が功を奏しておりました。
この時代だからこそ、メーカー営業マンの顔の見える姿勢が評価されることでしょう。
ご来社された岩崎さんは、北斗市(旧上磯町)出身で海老澤順三前北斗市長の近くに実家があり、彼も昔のドブ板営業を実践していると云います。
SDGs17項目のパートナーシップで「#ファース」事業を進めて参ります。