長男が東京都内の四谷三丁目で経営する総合藝術喫茶「茶会記」の忘年礼会に参加してきました。
綜合藝術と云うだけあって、まさに色々なジャンルの方々が参集されておりました。
ピアノ奏者、サックス奏者、フルート奏者などの他に、彫刻家、歌舞伎役者、画家、書家、能面師のような方々やバイク愛好家、登山家、植物研究家なども。
写真は書家の白石雪妃さん、フルート奏者の北山朝美さんと撮りました。
白石雪妃さんは、音楽演奏に合わせ時が流れる如く、その空間の雰囲気を日本の伝統文化である書道をアートにしてしましました。
彼女が云うには「書は伝統に触れ、墨で遊ぶ」ことが大切だと説いていいます。
書を文字や絵に単に描き出すだけでなく、流れる時間に合わすような遊び感覚こそ、極めて重要なのだそうです。
書道教室やイベント書家として多忙な日々を過ごしておられます。
北山朝美さんは、大きなコンサートホールでの演奏活動、ホテルやデパート、ショッピングモールなどのイベント演奏会で、全国各地での演奏活動を行っております。
特に白石雪妃さんが、北山朝美さんのフルート演奏に合わせて描き出すプロセスは、見る人、聴く人を感動させます。
今夜はまったく異なるジャンルのアーティストの大勢が参集し、2019年の締めの礼会です。
長男は元々ジャズが大好きで、ジャズ喫茶を始めたと聴いたのですが、いつの間にか総合藝術喫茶へと様変わりをしておりました。
衣食住と異なりアートは、無くとも生き死に関係などありませんが、アートのない世界などは、生きて行く気概させも失せてしまいそうです。
私は、「人生に彩りを与えるのがアート」だと強く感じます。
白石雪妃さん、北山朝美さんは、茶会記創成期からのお付き合いだそうです。
また本日ご参集のアーティストの方々には、今後も末永くアートを追求して頂きたいと思います。