エネルギー消費効率とは…北斗市・ファース本部
自動車の燃料1リッターで何キロ走るかは、「燃費」と一言で語れます。
「その車の燃費は」と問うと「はい20㎞」などと即座に返答できます。
色々な諸条件は伴うものの、「燃費」はその概念を殆ど方が知っているのでしょう。
私達が冷暖房に使用するエアコン等のヒートポンプは、「エネルギー消費効率」で、車の燃費と同じような「成績係数」を表現します。
学校の通信簿のように試験を行い、その点数などで成績をつけ、その評価表を通信簿でした。
エアコンのエネルギー消費効率は、JIS規格の成績係数(COP)の他に年間エネルギー消費効率をAPFと表記します。
JISのような瞬間的数値ではなく、年間の成績係数のことです。
年間と云うよりシーズン係数で暖房と冷房では成績係数は、異なって参ります。
私達のファース工法の家は、昔は深夜帯の余った電力を安価で使用した「蓄熱暖房機」で暖房を行いました。
蓄熱暖房機のエネルギー消費効率は1.0であり、深夜帯の余剰であるだけが取り柄でした。
更に蓄熱暖房機では冷房が出来ません。
10年数年前から寒冷地仕様のエアコンが開発され、早速のそのエアコンを採用しました。
主暖房にエアコンを用いた住宅システムでは、日本でもっとも早かったと思われます。
エアコンは「エネルギー消費効率・FPF」が肝心です。
エネルギー消費効率とは、電力1kwでその何倍の熱を外気から汲み上げられるかを、「数値化」したものです。
エアコンの仕様書には必ず、APFが表記されています。
APF5.0は、消費電力1kwで5kwの熱を外気から汲み上げ、暖房貢献した事になります。
私達のファースの家は、APF5.0のエアコンを更に6.0とか7.0などと、高効率で使用できるように設置法や使い方に工夫を施しています。
ヒートポンプの設置方法の研究要素は、まだまだありそうな気がします。
写真は長野県上田市のファース工務店、栄興建設さまが取り付けたファースエアコンです。
栄興建設さんは、ファース工法の仕様書を忠実に厳守して寄り良いAPFを確立しています。
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